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Webライター初心者が知っておくべきすべてをまとめました | WritingBegin

さっそくですが、Webライター初心者が知っておくべきすべてをまとめた『WritingBegin』を公開します。

よろしければ、ブックマークしておいてください!

どんな教材?

この教材は、昔の「初心者Webライターだった自分」に向けてつくりました。

Webライターを始めたばかりで「何を学べばいいの?」と思っている人へ、「とりあえずこれは学んでおこう!」という内容を詰め込みました。

ライター向けの書籍などは色々ありますが、一旦はWritingBeginだけで基礎は学べます!

中級者の方も復習になると思うので、ぜひチェックしてくださいね。

お好きな方でインプットしてください

WritingBeginは動画と文章の両方で解説しているので、お好きな方でインプットできます。

動画は20本以上(約2時間20分※特典動画含む)、テキストは2.2万文字くらいです。

なお、コンテンツは今後どんどん増やしていきます!

»運営者情報はこちら

▼目次をチェックする▼

目次

SEOの基礎講座

ではここから本編スタートです!
実際にWebライターとして必要なスキルを学んでいきましょう。

まずはSEOの基礎知識について、以下の内容を解説します。

  • SEOとは?
  • タイトルのつけ方
  • 見出しの書き方

SEOとは「検索エンジン最適化」のこと

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」です。

簡単に言うと、「執筆した記事を検索エンジン(主にGoogle)で検索したときに上位に表示させる施策」のことを指します。

たとえば「レンタルサーバー おすすめ」というKWでSEO記事の執筆を依頼されたら、「このキーワードを検索したときに上位表示される記事を書いてね」ということです。

理由は、上位表示されるほどクリック率が上がる(記事が読まれる)からですね。

SEOライティングの案件は非常に多いため、WebライターならSEOの基礎は知っておきましょう!

SEOライティングとは?

繰り返しますが、SEOとは「執筆した記事を検索エンジン(主にGoogle)で検索したときに上位に表示させる施策」のこと。

そのため、SEOライティングとは「検索結果で上位に表示させるための記事の書き方」を指します。

上位に表示させるためのテクニックはいろいろあるのですが……最も重要なのは読者の検索ニーズを満たすこと。

つまり、「そのキーワードで検索した人の悩みを解決する記事を書くこと」がSEOライティングの本質です。

主に、以下のポイントを押さえて記事をつくります。

【SEOライティングのポイント】

  • 検索ニーズを網羅した構成を作る
  • 読者が知りたい内容を載せる
  • 分かりやすい文章を書く

上記を満たした記事は、Googleに「これはいい記事(読者が満足する記事)だ!」と評価されやすいため、上位に表示される確率が上がるのです。

SEOライティングにおける構成の作り方や文章の書き方は、後ほど詳しく解説します!

ここでは「SEOライティングについてざっくりと理解しておこう」くらいのスタンスでOKです。

Googleは「いい記事」を上位に表示したい

どんな記事を上位に表示させるかの基準(=アルゴリズム)は、いわばブラックボックスで公表されていません。

とはいえ、Googleは「いい記事(読者の悩みが解決する記事)を上位表示させたい」と考えています。

なぜなら、ユーザーが満足する記事を上位にした方が、多くの人にGoogleというサービスを使ってもらえるから。

多くの人に使ってもらえるほど、Googleが得られる報酬(広告収入)が上がるのです。

逆に言うと、Googleは以下の状況になることを避けたいと思っています。

  1. イマイチな記事(読者の悩みが解決しない記事)を上位に表示させる
  2. 読者が「Googleで検索しても悩みは解決しない」と思ってしまう
  3. Google検索する人が少なくなる
  4. 広告を出稿する企業や個人が減る
  5. Googleがもらえる報酬(広告収入)も減る

だから、「いい記事(読者の悩みが解決する記事)を上位表示させたい」と考えているのです。

「いい記事(読者の悩みが解決する記事)」の判断基準

上述した通り、Googleのアルゴリズムはブラックボックスです。

とはいえ、Googleがユーザーの満足度を測る指標は「再検索されない」「滞在時間が長い」「読了率が高い」などだと言われています。

(もちろん、それ以外にたくさんの指標があります)

読者が満足すれば、再検索されることはないですし、必然的に滞在時間が長くなり、記事も最後まで読まれますよね

だからGoogleは、再検索されなかったり、滞在時間が長かったりする記事を「いい記事」だと判断しているのです。

いい記事=読者の悩みを解決する記事

では、そのような記事はどういう記事か?

何度も繰り返しますが、それが「読者の悩みを解決する記事」なのです。
これ以上でも以下でもありません。

まずはここを理解しておきましょう!

なお、「キーワード選定」のような深いSEOについては、初心者ライターのうちは学ばなくても問題ありません。

SEOの知見は、今回WritingBeginで解説する内容だけでとりあえずはOKです!

そこから徐々に勉強していきましょう!

SEOにおけるタイトルのつけ方について

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

Web記事は、タイトル次第で「読まれるかどうかが決まる」といっても過言ではありません。

それほどタイトルはクリック率に影響します。

ただし、タイトル付けの本質は読者がクリックしたくなるタイトルをつけることです。
小手先のテクニックは二の次でOK!

その点を踏まえて、以下のポイントを解説していきますね。

【タイトルのつけ方のポイント】

  • タイトルにキーワードを必ず入れる
  • キーワードはなるべく左に寄せる
  • 検索結果の中で目立たせる

また、以下は2021年以降に登場した新たな注意点です。

  • タイトルに【  】を使わない

タイトルにキーワードを必ず入れる

タイトルにキーワードを含めるのは、SEOの観点からマストであり、クリック率を上げるためにも欠かせません。

当たり前の話ですが、ユーザーがGoogleで検索をするときは、何かを知りたくて情報を探しています。

そのときに検索したキーワードがタイトルに入っていなければ「この記事には答えがなさそうだ」と感じるでしょう。

たとえば「マンション売却 手順」というKWで記事を書くとします。

その場合、以下どちらのタイトルをクリックしたくなるでしょうか?

①マンション売却の手順とは?元営業マンが教える7つのステップ

 

②元営業マンが教える7つのステップ!

クリックしたくなるのは①ですよね。
なぜなら、②は何のことを書いてある記事かわからないから。

このように、「悩みを解決できそうだ」と感じてクリックしてもらうにはキーワードは必須なのです。

キーワードはなるべく左に寄せる

タイトルの左側にキーワードがあると、ユーザーの目にとまりやすくなります。

なぜなら、人間には「左側に目線が行きやすい」という特徴があるからです。

Googleがキーワードの左寄せを優遇しているのではなく、左寄せにすることで人間の特性としてクリックされやすいということですね。

検索結果の中で目立たせる

タイトルはその記事単体で考えるのではなく、上位記事と差別化するのも重要です。

その理由は、検索結果の中で目立たなければクリックされないから。

たとえば上位記事と差別化するために、

・タイトルに「体験談」と入れる
・数字を入れる(7つのステップなど)
・「初心者用」と入れてターゲットを明確にする

など、やり方はたくさんあります。

色んな記事のタイトルを見て、「この文言いいな!」と思うものがあればメモしておきましょう!

ただし、検索結果は日々変わるものなので、こちらは参考程度と思ってください。

タイトルに【  】を使わない

タイトルには【  】を使わない方が無難といわれています。

もし使う場合でも、かっこ内にキーワードを入れるのは避けましょう。

理由は、Googleがタイトルを改変して表示することがあるからです。

これは2021年に行われたGoogleの仕様変更によるもので、「【  】で囲まれた部分が削られる」という現象が多く見られました。

【  】内には重要な単語を入れることが多いため、削除されてしまうとクリック率が下がる可能性があります。

そのため、【  】は使わない方が無難でしょう。

ただし、このような傾向は変化していくものなので、今後は変わるかもしれません。

SEOの動向は常にチェックしておきましょう。

大きな変化があった際はぼくのTwitterでも発信しているので、ぜひフォローしてください!

SEOにおける見出しの書き方について

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

見出しは「SEO」と「記事の分かりやすさ」の2つの観点において重要です。

押さえておきたいポイントは2つあります。

  • 見出しにキーワードをなるべく入れる
  • 読者ファーストで考える

見出しにキーワードをなるべく入れる

SEOの観点から、見出しにはなるべくキーワードを入れましょう。

ただし「キーワードをどの程度入れるべきか」はクライアントによって方針が異なります。

指示がない場合は、以下を基準に考えればOKです。
(あくまで中村の基準です)

  • H2(大見出し):なるべくキーワードを入れる
  • H3(中見出し):可能なら入れる
  • H4(小見出し):入れなくてもよい

読者ファーストで考える

見出しにはキーワードを入れるべきですが、優先すべきは読者にとって分かりやすいこと。

キーワードを無理やり入れることによって、日本語的におかしくなったり、分かりにくくなったりするのはNGです。

あくまで、読者ファーストで考えましょう。

とはいえ、クライアントの方針があればそれに従うのはマストです!

ちょっと宣伝

SEOの基礎講座は以上になります!

この章の最後に少し宣伝を……

ぼくが配信している無料メルマガでは、SEOライティングに必須の「文章力を上げる方法」や「Webライターとしての稼ぎ方」などを紹介しているので、ぜひそちらも参考にしてください。

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構成の作成方法

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

次に構成のつくり方を解説します。

構成とは記事の骨組みのことで、H2~H4見出しから成り立つ「詳細な目次」のようなもの。

記事の質は構成に大きく左右されるため、構成を作成する能力はWebライターにとって最も重要なスキルといえます。

その点を踏まえ、以下の3ステップで構成をつくる流れを知っておきましょう。

  1. 検索上位の記事をチェック
  2. 読者ニーズに沿って見出しを作成
  3. 読者の悩みを深掘り

構成の作成方法については、

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文章力の基礎講座

ここからは文章力の基礎講座に入ります。

Webライティングは小説や作文とは違う「特有の書き方」があります。

今回はWebライティングの基礎をレベル1~5に分けて解説していきますね。

レベル1 ・3つのnot
・PREP法
レベル2 ・一文は短く
・語尾の連続
レベル3 ・シンプルな文章構造
・冗長表現
レベル4 ・漢字とひらがな
・改行
レベル5 ・明確な接続関係
・接続詞の注意点

レベル1(3つのnot、PREP法)

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

文章力講座のレベル1では以下の2つを習得しましょう。

  • 3つのnot
  • PREP法

それぞれ説明していきます。

レベル1-1. 3つのnot

ライティングをする上で、常に意識しなければならないのが「3つのnot」

具体的には以下のことです。

  1. 読まない
  2. 信じない
  3. 行動しない

1. 読まない

Web記事の読者は、小説やエッセイの読者と違い、文章を読みたいわけではありません。
悩みの解決策を知るために文章を読んでいる
のです。

そのためWebライターがするべきことは、読者に対して「悩みを解決する手段」や「その理由」「事例」などを提示すること。

「文章を読んで楽しませること」ではありません。

読者が文章を読まないという点は、Webライティングをしていく上ですべての基本となるので覚えておきましょう。

2. 信じない

読者は常に疑いの目を持っていて、記事に書いてあることを信じません。

「これは本当かな? なんだか信用できないな……」と思われてしまうと、他の記事へ答えを探しに行ってしまいます。

そのため、読者に信じてもらえるような理由や根拠、具体例を提示する必要があるのです。

読者の信用を勝ち取るために、信用に足る公的機関のエビデンスや、分かりやすい事例を示してあげましょう。

3. 行動しない

読者は行動をしません。やった方がよいと分かっていても、後でやろうと思ってページを閉じてしまい、結局何もしません。

これはぼくも含めて、みなさんも心当たりがあるはずです(笑)

しかし、行動しないことによって機会損失をしたり、悩みが大きくなったりするのは読者ですよね。

だからこそ、今すぐ行動すべき理由を記事の中で明確に伝える必要があります。

読者の背中をそっと押してあげるようなライティングをしましょう。

レベル1-2. PREP法

PREP法とはWebライティングでよく用いられる文章の型で、P→R→E→Pの順番で書く方法です。

要素 例文
P 結論(Point) 結論は、◯◯です。
R 理由(Reason) なぜなら、△△だからです。
E 具体例(Example) たとえば、✕✕があります。
P まとめ(Point) したがって、◯◯です。

PREP法において重要な点は、上記を丸暗記するのではなく「なぜこの順番がいいか」という本質を理解すること。

本質とは「読者が持つであろう疑問を先回りして書いてあげること」です。

たとえば、文章を読み進める読者の頭の中には、次のような考えが浮かんでいます。

  • 【結論】結論は◯◯です → なぜそう言えるの?
  • 【理由】なぜなら◯◯だからです → 本当に?
  • 【事例】たとえば◯◯があります → たしかに
  • 【まとめ】したがって◯◯です → その通りですね

このようにPREP法の順番で文章を書けば、読者の疑問を先回りして答えられます。

そのため読者が納得しやすい文章を書けるのです。

レベル2(一文は短く、語尾の連続)

レベル2の内容は以下の通りです。

  • 一文は短く
  • 語尾の連続

ひとつずつ見ていきましょう。

レベル2-1. 一文は短く

Web記事では簡潔で分かりやすい文章が好まれるので、一文は短くしましょう。

3つのnotで説明したように、読者は文章を読みたくないからです。

具体的に意識するべきポイントは、一文を60文字以下にするということ。

60文字を超えると「読みにくい」と感じるからです。

この原因は、一文が長くなると主語と述語がねじれたり、不要な説明が入っていたりするため。

分かりやすい文章なら60文字以上でも問題ありませんが、Webライター初心者の頃は60文字以内を目安にするとよいでしょう。

ただし、いちいち文字数を数えるのは面倒なので、WordやGoogleドキュメントなら1.5行くらいと思っておけばOKです

レベル2-2. 語尾の連続

語尾は、文章の印象を決める大事な要素のひとつです。以下2つのポイントを意識しましょう。

  • 同じ語尾は二連続までに留める
  • 語尾のレパートリーを知る

語尾の連続とは「~です。~です。」のように同じ語尾を二文、三文と続けて使っている状態です。

三回続けると稚拙に感じるため、二連続までに抑えましょう。

クライアントによって語尾のルールは異なりますが「3回連続はNG」が定説になりつつあります。

語尾の連続を避けるためには、文末のレパートリーを知っておくとよいですね。

たとえば「です・ます」の他には、以下のような語尾があります。

【語尾のレパートリーの一例】

  • ~でしょう。
  • 体言止め(例:~~が重要。)
  • ~ですね。~ますね。
  • ~してください。

クライアントによっては禁止されている語尾もあるので、執筆するときに確認してみてください。

レベル3(シンプルな文章構造、冗長表現)

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

レベル3では以下の2つを学びましょう。

  • シンプルな文章構造
  • 冗長表現

それぞれ説明していきます。

レベル3-1. シンプルな文章構造

文章を分かりやすくするコツは、シンプルな構造にすること。

具体的には「主語と述語を近づける」ことです。

主語と述語が遠くなると文章の意味が分かりにくくなるので注意しましょう。

▼事例を挙げます▼

【OK】私はWritingBeginというWebライター向けのコンテンツをリリースしました
目的は「フォロワーさんへの価値提供」と「自分のブログへの集客」という二点です。

 

【NG】私は「フォロワーさんへの価値提供」と「自分のブログへの集客」という目的で、Webライター向けのコンテンツ『WritingBegin』をリリースしました

NG例だと、「私は」という主語「(WritingBeginを)リリースしました」という述語が遠いため、読んでいる途中に読者から「ん? 私は何をしたの? 結論を早く言って!」と思われてしまうわけです。

また、主語と述語が遠いと一文も長くなりやすいので、なるべく近づけるように心がけましょう。

レベル3-2. 冗長表現

まわりくどい(冗長)表現は、別の言い回しに変えましょう。

「3つのnot」で説明した通り、読者は文章を読まないからです。冗長な表現があると、すぐに離脱されてしまいます。

よくある冗長表現は以下の3つです。

よくある冗長表現 変更後
~することができる ~できる
~られる など
~すること ※不要なケースが多い
~という ※不要なケースが多い

「Ctrl+F」or 「command + F」の検索機能を活用し、「という」「ことができ」「すること」などを記事内で探してみましょう。

簡単に見つけられるので、ひとつずつ置き換えていきます。

ただし、本質は読者に伝わりやすい文章を書くことです。
置き換えることによって文章のニュアンスが変わったり、分かりにくくなったりするのはよくありません。

その場合は、あえて「することができる」と書くケースもあります。

また、文脈によっては置き換えられない場合もあります。
あくまでも「読みやすい文章かどうか」を基準に考えましょう。

レベル4(漢字とひらがな、改行)

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

レベル4の内容は以下の2つです。

  • 漢字とひらがな
  • 改行

順番に見ていきましょう。

レベル4-1. 漢字とひらがな

ひらがなと漢字のバランスが悪い文章は、読みにくくなります。

ちょうどよいバランスは「ひらがな7割・漢字3割」くらい(感覚でOK!)が目安です。

漢字とひらがなについて、意識したいポイントは以下の2つ。

  • 難しい漢字は使わない
  • 最終的にはクライアントの意向に合わせる

難しい漢字は「ひらがな」や「違う単語に置き換える」か、あるいは削除しましょう。

たとえば「至極当然である」という文章は、漢字が続いているので少し読みにくいですよね。

このときに「至極」という単語に注目してみると、削除しても意味は通じることが分かります。
そのため「当然である」と修正したほういいでしょう。

あとは「時」を「とき」と開いたり(ひらがな表記にすることを「開く」といいます)、「私」は「わたし」、「僕」は「ぼく」と開いたりすることが多いです。

ただし、ひらがなが続きすぎても文の切れ目が分かりづらく、読みにくくなります。

試しに、上記の文章をひらがな多めに書いてみると……

とはいえ、ひらがながつづきすぎても文のきれめが分かりづらく、よみにくくなります。

けっこう読みにくいですよね?
だから、適切なバランスになるよう漢字へ変換しましょう。

なお、同じ単語でもメディアによって漢字だったり、ひらがなだったりと、扱いが異なります。

クライアント側で表記ルールが決められている場合は従いましょう。

もし決められていない場合は、クライアントが運営するメディアの他記事を見て、ひらがなで書くか漢字で書くかを判断するといいです。

レベル4-2. 改行

読みやすいWeb記事をつくるには、改行も重要です。

ポイントは以下の2つ。

  • 大体2~3行で改行する(GoogleドキュメントやWord上で)
  • メディアのルールに合わせる

改行が一切なく文字が詰まっていると読みにくく感じます。

そのためWordやGoogleドキュメント上なら、2~3行で改行するのが目安です。

また、メディアごとに改行のしかたは異なるので、納品先のルールに合わせることが基本です。

ちなみに個人ブログは改行が多い傾向にあります。

このWritingBeginもGoogleドキュメントに落としたら、恐らく1~2行で改行しているでしょう。

一方、金融系などのお堅い系のメディアはそこまで改行しないイメージ(3~5行くらい)です。

いずれにしろクライアントに合わせましょう!

ちなみに、改行がない文章は以下のような感じ。
読まなくてもいいので、「読みにくさ」を実感してください。

そのためWordやGoogleドキュメント上なら、2~3行で改行するのが目安です。また、メディアごとに改行のしかたは異なるので、納品先のルールに合わせることが基本です。ちなみに個人ブログは改行が多い傾向にあります。このWritingBeginもGoogleドキュメントに落としたら、恐らく1~2行で改行しているでしょう。一方、金融系などのお堅い系のメディアはそこまで改行しないイメージ(3~4行くらい)です。いずれにしろクライアントに合わせましょう!

レベル5(明確な接続関係、接続詞の注意点)

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

文章力講座のラストとなるレベル5は、以下の2つです。

  • 明確な接続関係
  • 接続詞の注意点

それぞれ説明していきますね。

レベル5-1. 明確な接続関係

分かりやすい文章を書くには、前後の接続関係を明確にしましょう。具体的なポイントは以下の2つです。

  • 接続関係が明確な接続助詞を使う
  • 「が」は逆接と前置きのときだけ使う

接続関係が明確な接続助詞を使う

接続助詞とは、文節をつなぐ助詞のことです。

下表のように、前後の関連性が明確なものと不明確なものがあります。

接続関係 関連性 接続助詞
因果関係を示す 〇明確 ・~ために
・~によって
・~ので
・~(だ)から
逆接を示す 〇明確 ・~ですが
・~なものの
・~にもかかわらず
仮定を示す 〇明確 ・~れば
・~ても
並立を示す △不明確 ・~し

前後の関連性が明確な接続助詞を使うと、読者が頭の中で話の展開を組み立てやすくなります。

▼事例を挙げます▼

〇:WritingBeginをリリースしたことによって、ブログのアクセスが増えた。

△:WritingBeginをリリース、ブログのアクセスが増えた。

〇の方が分かりやすいですよね。

その理由は、因果関係が分かりやすい接続助詞(~によって)を使っているため、読者が予測しやすいから。

つまり「WritingBeginをリリースしたことで、(プラスかマイナスかは分からないけど)何かが起こった」と予想しながら読むので、文章を理解しやすいのです。

「が」は逆接と前置きのときだけ使う

接続助詞の「が」には、下表のように逆接と非逆接があるほか、前置きに使われる「が」もあります。

分かりやすい文章を書くには「が」は逆接と前置きのときに使い、非逆接には使わないことがポイントです。

接続の種類 利用 例文
逆接 ・景気は低迷しました、売上は好調でした。
非逆接 ・次回の会議です、10時から開催します。
前置き ・繰り返しになります
・改めて言います
・さっそくです

非逆接は「が」の前後で逆の意味にはなっていません。

読者としては、「が」の接続助詞が使われているため「逆の意味が来る」と思っていたのに、予想とは別の文章が書かれているため混乱してしまいます。

こういった非逆接の箇所がいくつもあると、記事全体が分かりにくく感じるのです。

また、前置きの「が」は逆接ではないものの、読者の頭の中では次の展開が予想できます。

そのため「が」を入れても分かりにくさはないでしょう。

レベル5-2. 接続詞の注意点

文章の分かりやすさを重視する場合、接続詞を削除しすぎないようにしましょう。ポイントは以下の3つです。

  • 接続詞は削除しすぎない
  • 意味が通るなら削除してもOK
  • 削除するかどうかは推敲時に判断する

まず前提として、接続詞がある方が文章の意味は分かりやすくなります。
読みながら次の展開を予測できるからです。

とはいえ、なくても意味が通るならカットしましょう。

削除しやすいのは以下の通り、順接の接続詞です。

削除しやすい接続詞 ・順接の接続詞
→なぜなら、また、そして、だから
削除しない方がよい接続詞 ・逆接の接続詞
→しかし、とはいえ、ただし、

順接の接続詞は削除しやすいですが、逆接は場面が転換するため、接続詞を入れなければ読者にとっては分かりにくくなるでしょう。

接続詞を削除するかどうかは執筆時に考えるとなかなか筆が進まないので、一旦書き上げてから推敲時(文章の見直し時)に考えればOKです。

なお、文章力を上げるトレーニングは以下の記事に書いてあるので、ぜひチェックしてみてください!
»文章力を上げるトレーニング9選

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文章力の基礎講座は以上になります!

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Webライターとして稼ぐための心構え

この章から、Webライターとして稼ぐ方法を解説していきます。まずは以下の5つの心構えをお伝えします。

  • 稼げるジャンルを知ろう
  • 稼ぐ方法を知っておく
  • プロフィールを整えよう
  • 実績をあつめよう
  • 対面はチャンス

稼げるジャンルを知ろう

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

稼げるWebライターになるために、まず知っておくべきことは「稼げるか否かは、ジャンルによってほぼ決まる」という事実です。

残念ながら、稼げないジャンルはどう頑張ってもなかなか稼げません。

ただ、稼げるジャンルの知見がなくても、あきらめなくて大丈夫。今からでも高単価のジャンルに参入できます。

そのために、まずは稼ぎやすい分野を知っておきましょう。

一般的に稼ぎやすいジャンルは以下の通りです。

専門系の稼ぎやすいジャンル
  • 金融系(投資や節約系、不動産も含む)
  • 医療関係(美容や医療系)
一般系の稼ぎやすいジャンル
  • 転職系
  • クレジットカード
  • 婚活系
  • マッチングアプリなど
  • 英語(英会話など)
  • 回線系(光回線など)
  • IT系(プログラミングなど)
  • 太陽光発電
  • 副業(おすすめの副業など)
  • マーケティング(DXによる業務改善)
  • 有料動画配信系(NetflixやHulu、DAZN)
  • 技術・テクノロジー系(人工知能など)
  • 資格を活かす系(介護 & 理学療法士)

専門系ジャンルは、経験がなければ今すぐ始めるのは少し難しいかもしれません。

とはいえ、勉強したり経験を積んだりすれば、未経験からでも参入できるジャンルではあります。

実際に、ぼくのサロンにいる東本(ファルコン)さんなんかは、もともと現場監督から金融ライターに転身して、今では大手メディアでもバンバン記事を書いているほどのライターです。

一方、一般系ジャンルは、専門知識が無くても書きやすいのが特徴です。

なお、Webライターを始めたばかりのころは、ジャンルは絞り過ぎず幅広く受注してもいいでしょう。

その中から、「自分に向いてそうなジャンル」「書きやすいジャンル」などを絞っていくことをおすすめします。

稼ぐ方法を知っておく

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次にWebライターとして稼ぐ方法を知っておきましょう。

選択肢は無数にありますが、代表的なものは以下の4つです。

  • 特化ライターになる
  • 幅広いジャンルで執筆する
  • ディレクターになる
  • 案件の幅を広げる(LP、メルマガ、Kindleなど)

ただし、稼ぐ方法(道筋)に正解はありません。

上記は代表的な選択肢に過ぎないため、ぜひ「Webライターの道は自分で切り開く」という考えを持って、とにかく行動しましょう!

特化ライターになる

特化ライターのメリット

  • 高単価を狙いやすい(単価3円~10円)
  • 執筆時間が圧倒的に短い(1時間で3,000文字)
  • 知見がたまり専門性が増していく

特化ライターのデメリット

  • 専門職なのでチームを組みにくい
  • 知見を蓄えるのが大変
  • 複数ジャンルを持つクライアントとの相性は悪い

稼ぐ方法としておすすめなのが特化ライターになることです。

一つのジャンルに特化するということですね。

特化ライターのメリットは、知見がたまることでリサーチ時間は短くなるため、短時間で執筆できるようになること。

ぼくは不動産特化ライターだったのですが、3000文字のSEO記事なら早ければ1時間ほどで書けます。

また、高単価ジャンルに特化すれば「報酬が高い & 短時間で書ける」という状態になるため、時給単価も跳ね上がります。

さらに、書き続けるとその分野の実績が溜まっていくので、同じジャンルの案件に通りやすくなる点も大きなメリットといえるでしょう。

一方で専門性の高さゆえに自分で対応する必要があり、チームを組みにくいのはデメリットといえます。

また、幅広いジャンルの案件を抱えているクライアントとは、相性はやや悪いでしょう。

幅広いジャンルで執筆する

幅広いジャンルで執筆するメリット

  • 編プロやマーケ会社との相性がいい
  • 依頼が途切れにくい
  • チーム化しやすい
  • 「自分の得意」を見つけやすい

幅広いジャンルで執筆するデメリット

  • 特化型ライターよりは単価が落ちる
  • ジャンル選定が難しい

特化せずに幅広いジャンルで執筆するのも稼ぐ方法のひとつです。

この場合のポイントは幅広く受けつつも、いくつかの稼げるジャンルに絞ること。

稼げないジャンルを幅広くやっても稼げません。

受注する最低単価を決め、それ以上の案件しか受けなければ、結果的に稼ぎやすいジャンルが残ります。

たとえば文字単価2円以上しか受けないと決めれば、2円以上のジャンルに絞れます。
(もちろんある程度の経験が必要です)

また、複数ジャンルの案件を持つ編プロやマーケ会社に所属すれば、依頼が途切れにくい点もメリットです。

編プロやマーケ会社からしても、幅広いジャンルを書けるライターは、どの案件も依頼しやすいため貴重なのです。

一方、特化ライターより単価は落ちる点、ジャンル選定が難しい点はデメリットといえるでしょう。

ディレクターになる

ディレクターのメリット

  • 人で仕組み化できる
  • 人という資産を持てるので希少価値が高い
  • いいチームを作れれば時給単価は上がる
  • クライアントの仕事を巻き取りやすい

ディレクターのデメリット

  • ライターの質が低いと消耗する
  • 時間をコントロールしにくい
  • ライターとして結果を出す必要がある

ディレクターはライターの取りまとめを行い、クライアントに対して納品物の責任を持つポジションです。

いいライターを抱えることができれば稼ぎやすく、仕組み化ができます。

一方、質の高いライターを確保し続けるのは困難な点や、ライターと比べると時間の自由度は低い点がデメリットといえます。

案件の幅を広げる(LP、メルマガ、Kindleなど)

案件の幅を広げるメリット

  • 飽きにくい
  • SEOライター以外の道が開ける
  • 高単価の仕事もある(文字単価10円以上)
  • すべてに相乗効果がある

案件の幅を広げるデメリット

  • 案件を探すのが大変
  • チームを組みにくい

LPやメルマガ執筆、Kindle編集など、案件の幅を広げるのも稼ぎ方のひとつです。

SEOライティング以外でスケールしたい人には特に向いています。
セールスライティングなどの高単価案件も狙えるでしょう。

ただし、本人のスキルに依存するのでチーム化しにくい点がネックです。

また、最初はなかなか案件が取れないといったデメリットもあります。

まずはSEOライティングで結果を出し、既存クライアントへメルマガやLPライティングを打診していく流れがいいでしょう。

プロフィールを整えよう

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

Webライターの稼ぎ方が分かったら、実際に案件に応募するためのプロフィールを整えましょう。

というのも、会社という看板がない我々フリーランス(あるいは副業ライター)は、プロフィールが看板になるからです。

だからこそ、稼ぐためには重要。そんなプロフィールのポイントは以下の3つです。

  • 実名と顔写真が理想(ライターネームやイラストでも可)
  • 実績をアピールする
  • 人間性を見せる

なお上記のポイントは、クラウドソーシングやポートフォリオに載せるプロフィール、あるいはSNSなど、すべてに共通します。

実名と顔写真が理想(ライターネームやイラストでも可)

まず名前とアイコンについては、以下のポイントを押さえて用意しましょう。

  • 実名と顔写真の方が信用度は上がる
  • 難しい場合はライターネームや似顔絵でもOK
  • ライターネームは実名っぽい名前にする
  • イラスト(似顔絵)はきちんとしたものを用意する
  • クラウドソーシングとTwitterで、アイコンや名前を統一する

ライターネームの場合は、実名っぽい名前にするのがポイントです。

人名っぽくないニックネーム(例:ライ太くん)にすると、堅いメディアで記名記事を書けなかったり、信用されにくかったりといったデメリットがあります。

また、アルファベット(例:nakamura)の名前は避けた方がいいです。

というのも、出版社の編集者がこんなことを言ってたんですよ。

「アルファベットの名前は覚えにくいため、印象に残らない。だから避けるべき」と。

個人的には漢字がベストだと思いますが、アルファベット以外であれば一旦はいいかなと思います!

アイコンは顔写真がベストですが、どうしても避けたい場合はイラスト(似顔絵)にしましょう。
ココナラなら3,000円程度で発注できます。

また、Twitterで案件応募するときに備えて、クラウドソーシングとTwitterではアイコンや名前を統一しておきましょう。

実績をアピールする

次に、以下の内容を踏まえて実績を記載していきましょう。

  • プロフィールのリード文で端的にアピールする
  • 権威性を示せるものを冒頭に載せる
  • 執筆ジャンルは箇条書きで羅列する
  • 執筆ジャンルと関係する経歴は詳しく書く
    (例:不動産ジャンル⇒不動産会社での勤務経験があるなら職種など詳しく書く)
  • 検索上位のライターのプロフィールを参考にする

プロフィールもWeb記事と同様に、読者(クライアント)が知りたいことを端的に表しましょう。

たとえば、実績が増えたら「◯◯というメディアで執筆実績あり」「ライター歴◯年」など、権威性を示せる内容を冒頭に載せるといいですね。

執筆ジャンルはクラウドソーシングなどの検索に引っかかるよう羅列しておくといいですが、得意分野を絞っている方が専門性は高く感じられます。

仮に特化ライターを目指しているなら、「不動産特化ライター」などジャンルはひとつだけの方がいいでしょう。

一方、幅広いジャンルを受けている場合は、自分が書ける記事をできるだけ多く羅列する方がいいです。

また、クラウドソーシングで自分の執筆ジャンルを検索してみて、上位に表示されるライターのプロフィールを参考にしてみるのもおすすめです。

(内容をコピペするのではなく、あくまでも書き方の参考にしてくださいね。)

人間性を見せる

クライアントも、相手がどんなライターなのかという不安があります。

そのため、趣味や休日の過ごし方など、人間性が分かる要素を盛り込むといいでしょう。

実績をあつめよう

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

発注者がWebライターの採用を決めるときには、必ず実績を見ています。

そのためライターが個人で稼ぐには、実績(ポートフォリオ)が非常に重要です。

知っておくべきポイントは以下の2つ。

  • 実績で単価や受注確率は上がる
  • 実績公開が可能かどうかを必ず確認する

なお、ポートフォリオの作り方についてはこちらの記事をどうぞ!
»Webライターのポートフォリオ作成方法を徹底解説

実績で単価や受注確率は上がる

案件を受注できる人は、ポートフォリオ(実績集)が充実している場合が多いです。

  • 大手メディアで書いていると信用されやすい
  • 経験があっても実績がないと受注できない
  • 実力の目安にされる

大手メディアなどの実績があれば信用されやすく、ある程度スキルがあるとみなされます。

たとえば、ぼくの例で言うと「幻冬舎ゴールドオンラインさま」「三井不動産リアルティさま」「朝日新聞デジタルさま」で書かせてもらった実績を武器に提案していたので、受注率は高かったです。

実績を武器にして営業すると、単価は倍以上に跳ね上がることもあります。

だから実績は重要(実績 is King)なのです。

実績公開が可能かどうかを必ず確認する

実績公開OKか否かについて、案件の募集概要に書かれていることはほとんどありません。

そのためポートフォリオに掲載可能かどうかは、必ず自分からクライアントに聞きましょう。

押さえるべきポイントは以下の3つです。

  • 実績公開可能かどうかは提案文に記載しておく
  • 採用されたら念押しで再確認する
  • クローズドなら提示OKの場合もある

実績公開について確認する文章は、提案文にさりげなく盛り込んでおくのがコツですね。

採用が決まったら念のため再確認すればいいです。

また、ポートフォリオとしては公開不可でも、クローズド(ほかのクライアントへ営業するときだけ公開する)の場でなら提示OKという場合もあります。

公開不可だからといって諦めずに、非公開の営業資料に載せてもよいか聞いてみてください。

実績公開OKを取れたら、ポートフォリオに掲載しましょう。

なお、ポートフォリオのつくり方は以下の記事をご覧ください。

≫初心者でも作れる!Webライターのポートフォリオ作成方法を徹底解説

対面はチャンス

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

クライアントとの対面は、稼げるライターになるためのチャンスです。

ぼく自身が稼げるようになって、以下の3つを感じます。

  • 対面なしにスケールするのは難しい
  • 対面は親近感や信用につながる
  • やりやすさが他の仕事につながる

Webライターのメリットに「誰とも会わずに仕事ができること」を挙げる人も多いでしょう。

しかし現実的な話をすると、クライアントとまったく顔を合わせずにスケールアップすることは、まぁまぁ難しいです。

稼ぐためにはクライアントから信用され、「やりやすい人」だと思ってもらわなければなりません。

そこで重要になるのが対面。顔を合わせて一度話すだけで、仕事のしやすさが全然違うんですよね。

さらに、会話の中でディレクターの打診や他の案件の紹介もされやすくなるので、結果的にスケールアップにつながります。

もしクライアントと対面できる機会があったらチャンスです。

オフラインでもオンライン(Zoom)でも構いません。
怖がらずに飛び込みましょう!

ちょっと宣伝

Webライターとして稼ぐための心がまえは以上になります!

この章の最後に少し宣伝を……

ぼくが配信している無料メルマガでは、今回の記事では紹介しきれない「クライアントワークでの稼ぎ方」や「文章力を上げる方法」などを紹介しているので、ぜひそちらも参考にしてください。

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クライアントワークの基本

この章では、クライアントワークの基本について解説します。

簡単に言うと、コミュニケーション術の話ですね。

ライティングスキルとは別の話になりますが、仕事を継続受注する上では非常に重要です。

  • 知っておくべき3つのマインド
  • テキストコミュニケーションのポイント
  • クライアントワークの注意点

知っておくべき3つのマインド

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クライアントワークをする上で、まず知っておくべきマインドは以下の3つです。

  • 納期は絶対厳守
  • 指摘された事項は必ずまとめておく
  • コミュニケーションの温度感を合わせる

納期は絶対厳守

納期を守らないフリーランスは意外と多いですが、絶対厳守しましょう。

ポイントは以下の2つです。

  • 最初は余裕をもってスケジュールを組む
  • 途中で報告をする

納期が長い場合は、納期数日前や当日など、何度か経過報告をするとよいでしょう。

なかには途中で連絡が途絶えてしまうWebライターもいるため、特に最初のうちは中間報告をするだけでも、クライアントの安心感は違います。

指摘された事項は必ずまとめておく

クライアントから一度指摘された内容は、すべてまとめておきましょう。

  • スプレッドシートなどで管理する
  • 細かい指摘もすべてまとめる
  • 納品前にチェックして同じミスをなくす

記事のFBなら、修正前と後の文章を両方まとめておくといいですね。
スプレッドシートなどで管理すると便利です。

次回から、そのスプレッドシートをチェックした後に執筆することで、同じミスをしないようになります。

それがクライアントからの信頼につながっていくのです。

コミュニケーションの温度感を合わせる

クライアントとのコミュニケーションでは、レスの早さや温度感などを合わせましょう。

  • なるべく即レスする
  • 一次返信だけでもしておく
  • テキストの温度感を合わせる

なるべく即レスするのが望ましいですが、すぐに連絡できない場合は「何時頃に確認できる」という一次返信だけでもしておきます。

また、テキストコミュニケーションの温度感を合わせることも大事です。

クライアントがチャットで絵文字や「!」を使っているのに、ライターが句読点だけの文章を返すと、少し冷たい感じがしてしまいます。

クライアントの温度感に合わせておくと、基本的には間違いないでしょう。

テキストコミュニケーションのポイント

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次にテキストコミュニケーションのポイントを4つ紹介します。

  • 長文には見出しをつける
  • スマホを意識して改行する
  • メールにタイトルを明示する
  • ゼロベースで相手に質問しない

長文には見出しをつける

クライアントへ送るメッセージが長文になるときは「質問」「確認依頼」「共有」などの見出しをつけましょう。

長文の場合、読むのに時間がかかる上に、確認漏れ・返信漏れがないようにチェックするのが大変です。

その点、見出しをつけると必要な情報を素早く見つけられます。

さらに各項目に番号を振っておく(例:①質問 ②共有 など)と、クライアントは「①の件は~」と返信できるので、手間を省けます。

スマホを意識して改行する

メッセージを送るときは、相手がスマホで受け取ることも想定しましょう。

LINEやメッセンジャーなどは、スマホで見ると横幅が狭くなるため、使うツールによってスマホを意識して改行しましょう。

さらに、少しでも相手の手間を省くために、余計な文言を削除する配慮も必要です。

この辺りはWeb記事の執筆と同じですね!

メールにタイトルを明示する

メールでやり取りする場合は、分かりやすいタイトルを記載しましょう。

たとえば【初稿提出】【請求書送付】などです。

一方で分かりにくいタイトルの代表例は、過去のメールに返信をして「Re:」が付いているもの。

内容が不明な上に、後からメールを探す際にも時間がかかります。

分かりやすいタイトルをつけることは、クライアントの手間を減らすことにつながります。

ゼロベースで相手に質問しない

クライアントに質問するときは、ゼロベースで聞くのではなく自分から提案しましょう。

たとえば、以下のように質問します。

ゼロベースの質問 どうすればいいですか?
提案型の質問 A案とB案を考えました。(提案)
◯◯という理由で、(理由)
A案を採用してもよいでしょうか?(自分の意見)

ゼロベースとは「どうすればいいですか?」のように、相手にゼロから考えてもらう状態です。

これはクライアントからすると、結構しんどいんですよ。

そうではなく、まず提案(選択肢を出す or ◯◯でよいですか?)をします。

さらに自分の意見と理由を添えると、クライアントも判断しやすくなりますね。

結果的にやり取りがスムーズになるので、喜ばれるでしょう。

クライアントワークの注意点

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)

最後に、クライアントワークにおける注意点を3つお伝えします。

  • 疲弊するなら継続依頼を受けない
  • クライアントを稼がせる意識をもとう
  • 常にクライアントに合わせる

疲弊するなら継続依頼を受けない

クライアントワークを続けていくと、なかには疲弊するような仕事もあるかもしれません。

そのときには「疲弊するくらいなら継続しない」と割り切って、その案件を終了することも大切です。

無理をして受けると途中で続けられなくなったり、仕事の質が下がったりなど、クライアントにとってもデメリットがあります。

お互いがWin-Winになれるような案件でなければ、続ける意味はありません。

勇気をもって断りましょう!

クライアントを稼がせる意識をもとう

Webライターとして稼ぎ続けるためには「クライアントを稼がせる意識」を持ちましょう。

クライアントが記事を発注する理由は稼ぎたいからであって、記事が欲しいわけではありません。

メディアを使って、自社の集客や商品・サービスの販売をしたり、あるいはアフィリエイト収入を得たりしたいわけです。

そのために記事を発注しているので、クライアントが稼げなければ発注も止まってしまうでしょう。

だから、Webライターが稼ぎ続けるためにはクライアントを稼がせる必要があるのです。

Webライターができることは、クライアントの利益を上げるには何をすればよいか? を考え抜いて、仕事へ反映させること。

まずは「クライアントが求めている記事(読者が満足する記事)を書くこと」が最も大事ですね。

書いた記事の報酬をもらう権利はもちろんありますが、クライアントはその労働に対してではなく、収益を上げるためにお金を払っているという意識を忘れないようにしましょう。

常にクライアントに合わせる

クライアントには常に合わせることを意識しましょう。

たとえば記事執筆ならメディアのトンマナや改行のしかた、連絡面ではツールや文面のテンションなどを合わせます。

定形通りのやり方で全員に対応するのではなく、相手に合わせてカスタマイズしていくのがクライアントワークの秘訣です。

クライアントは「コミュニケーションが取りやすいか否か」も重視するので、この点はWebライターとして稼ぐためには超重要なのです。

ぜひクライアントと良好な関係を築き、Webライターとして稼いでいきましょう!

ちょっと宣伝

クライアントワークの基本は以上になります!

この章の最後に少し宣伝を……

ぼくが配信している無料メルマガでは、今回の記事では紹介しきれない「クライアントワークでの稼ぎ方」や「文章力を上げる方法」などを紹介しているので、ぜひそちらも参考にしてください。

中村
中村
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※登録してもメールが届かない方は、「迷惑メール」や「プロモーション」フォルダをご確認ください。

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よくあるQ & A

次に、Webライターの「よくあるQ & A」をご紹介します。

なお、ご質問がある場合はお気軽に以下のツイートにリプしてください!


もしご質問が長くなりそうなら、Googleドキュメントなどに書いてリプ欄にURLを貼っていただけるとありがたいです。

多くの人が気になりそうな内容であれば、こちらで解説いたしますm(__)m

※全ての質問に回答するわけではない点はご理解いただければと思います!※

単価交渉が怖い!コツはありますか?

こちらの記事をご覧ください!
»単価交渉を成功させるには?ベストなタイミングや例文を紹介

Webライターにはどんな仕事があるの?

こちらの記事をご覧ください!
»実は幅広い!Webライターの仕事内容や求められるスキル

Webライターって将来性あるの?

こちらの記事をご覧ください!
»Webライターには将来性がある!7つの理由を解説

Webライターはブログをやるべきか?

»Webライターにブログは必要?メリットや注意点を解説

クラウドソーシングで稼ぐコツは?

こちらの記事をご覧ください!
»クラウドソーシングで稼ぐコツと注意点を紹介

初心者はどの案件から手を出せばいいか?

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)
【匿名のご質問】
Webライターを始めたのですが、なかなか案件に手が出ません。

クラウドソーシングから攻めようと思っているのですが、どんな案件から応募すればいいでしょうか?

【回答】
クラウドソーシングには、大きく分けてタスク案件とプロジェクト案件の2つあります。

結論から言うと、とりあえず「案件を受けることに慣れる」のであれば、タスク案件がいいでしょう。

タスク案件を一度やれば、クラウドソーシングで仕事を受注する感覚がつかめると思います。

とはいえ、タスク案件は超低単価なので、慣れたらすぐにプロジェクト案件にチャレンジした方がいいです!

プロジェクト案件でどんな仕事を受ければいいかというと……

とりあえず最初は「自分ができそうな仕事」でOKです。

検索窓にいろいろキーワードを打ってみましょう。

たとえば、
・不動産
・Wi-Fi
・料理
・ゲーム
・漫画
・シナリオ
・脱毛
・プログラミング
・介護

などなど(上記は適当です)

自分が仕事を通して書けそうなキーワードでもいいですし、趣味などを通して書けるキーワードなどを、とにかく検索してみましょう。

そこから少しずつ、自分の得意なジャンルなどを選定していけばOKです!

特化ライターがいいのか?

»動画をvimeoで開く(内容は同じ)
【ご質問】
中村さんは特化ライター推しですが、やはり特化ライターじゃないとこの先のライターはキツイでしょうか?

自分は得意な分野が特にないため、幅広いジャンルで案件を受けています。単価は1~1.5円くらいです。

ただ、先日のビフォアートークでもEEATの話をされていて、その中でも特化ライターの価値が高まるとい言っていたと記憶しています。

やはり特化ライターがベストでしょうか?

【回答】
特化 VS 幅広いジャンル の二択で言えば、個人的には特化ライター推しです。

理由は「一人で稼ぎやすいから」ですね。

特化の方が文字単価が上がりやすい上に、書けば書くほど執筆時間は短縮されるため、稼ぎやすいんですよ。(結果を出せばの話ですが)

また、特化ライター推しのもう一つの理由は、おっしゃるとおりEEATです。

一応この回答を見る人のためにEEATを補足しておきます。

EEATとは、
・Experience(経験)
・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)
のこと。

Googleは上記を重視していると言われています。

たとえば、医療メディアなら医者や看護師の資格を持っている人(権威性、専門性、信頼性がある人)が書かないと上位表示されにくいです。

そして病院やクリニックなど、専門性、権威性の高い運営者でないと、同じく上位表示されにくいです。

また、「Experience(経験)」という要素は、2022年12月ごろ加わりました。

このことが何を表しているかというと、Googleは経験(一次情報)を織り交ぜたオリジナリティの高い記事を求めてるということです。

そのような記事を書くには特化ライターの方が向いています。

なぜなら、特化ライターはその道の知見や経験が豊富になるため、「Experience(経験)」を織り交ぜた記事を書きやすいからです。

この点も、ぼくが特化を推している理由と言えます。

とはいえ、幅広いジャンルが書けるライターも、
・大量の案件を抱える編プロやマーケ会社と相性がいい
・チーム化しやすいので人で仕組化しやすい
というメリットがあります。

そのため、無理に特化ライターになる必要はないと思います。

仮に、今幅広いジャンルのライターをやっているものの、限界(単価の頭打ちなど)を感じているのであれば、金融系をはじめとした単価の高い特化ライターを目指すのもありです。

たとえば、自分のブログに金融系のKWで記事を書き、それを武器に案件を取ってみる……などですね。

※参考
»幅広いジャンルをやるメリットなど(記事内の該当箇所へ飛びます)
»稼ぎやすいジャンル(記事内の該当箇所へ飛びます)

まとめ

これで本編はすべて終了となります。
お疲れ様でした!!

WritingBeginでWebライターとしての基礎を学んだ後は、学んだことをどんどん実践していきましょう。

そして、ライティング案件をこなす上で疑問が出てきたら、WritingBeginに戻ってきてください。

もし「WritingBeginが参考になった!」という方は、ぼくのTwitterやブログなどをチェックしてもらえると嬉しいです。
Webライター向けに発信しているのでぜひ(^^)

ではでは、お互いWebライターとして頑張っていきましょう!

構成・編集・監修:中村昌弘(@freelance_naka
ライター:悠木まちゃ(@MaCHA_trip

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