はじめに
Webライター向けオンラインコミュニティ「Webライターラボ」では、所属しているメンバーがコラムを書く企画があります。
今回はそんなコラムをひとつ紹介します。
Webライターをはじめて家族が喜んでくれた
みなさんはじめまして、Webライター × ブロガーをしている “おとうさん” と申します。
ジャンルはアウトドアとコーヒーがメイン。アウトドアは趣味で、ブログも書いているので趣味と実益を兼ねています。
私生活では妻と専門学生の息子、妻の両親の三世帯5人暮らしです。結婚して20年になりますが、妻には苦労をかけました。
けれど、妻はいつもそんな苦労を笑い飛ばしてくれます。
そして、僕が案件をもらったりフィードバックで褒められたりすると、「Webライターはじめてよかったね」といって一緒に喜んでくれます。
統合失調症をケアしながら文章を書く道に
前置きが長くなりましたが、今回は自己紹介も兼ねて僕がWebライターをはじめたきっかけについてお話しようと思います。
僕は精神疾患の一つ「統合失調症」です。うつ病の期間を含めると18年目になります。
そう、つまり結婚してすぐに統合失調症になりました。
入院も複数回経験していて、初期の頃は精神科病棟をオムツをした息子が走り回り、ちょっとした人気者でしたw
僕を見つけるなり「おとうさん!」と駆け寄ってくる息子を思い出すと今でも涙が出ます。妻にはその頃から苦労をかけています。
入退院を繰り返しているとき、母親の勧めで地方紙のコラムに応募しました。それが優秀賞を受賞。
何のとりえも無いなかで「人並みに出来ることはないかな」と思い、何年か自宅療養していた僕。
「文章を書いて過ごすことはできないか? できればお金にしたい」と考えるのはごく自然な事だったと思います。
Webライターになって仕事をはじめて、僕の心はほぐれた
その頃、ホリエモンが投稿した「お前が終わってる」ツイートを知りました。
このツイートは、ある人の「新卒初任給14万なんて日本は終わってる」に対して「クラウドワークスに登録すれば14万なんて余裕で稼げる」というものです。
なぬ? ということは、もうかみさんのご機嫌を取りながら煙草を買ってもらわなくていいのか?
そうしてすぐにクラウドソーシングに登録。はじめてのお仕事は引っ越しのレポートだったと思います。お手当は300円。でも嬉しかったなぁ。
その後、僕の経歴に興味を持ったクライアントさんと繋がります。
そのクライアントさんはとにかく僕を褒めてくれ、家に閉じこもっていた僕の心をほぐし、自己肯定感という言葉を教えてくれました。
少しずつ自信を付けた僕に息子は言いました。「おとうさん笑顔になったね」と。横で妻は泣いていました。
行動すれば自己肯定感が上がり、家族が笑顔になる
Webライターを始める前はインターネットは怖いものだったのに、今は300人の方にフォローされています。
病気のことを書いたKindle出版にも挑戦しました。月に数冊ですが未だに読まれ、DMで感想をくれる人もいて大きな励みになっています。
取り留めのない文章になってしまいましたが、何が言いたいかと言うと「動けば変わる」ということです。
勧められるがままに書いた文章が賞を取り、ひらめきで取った行動が自己肯定感を高め、家族が笑顔になりました。
数年前の僕は「新しいタブ」の意味さえわかりませんでした。でも今ではモニターを3つ使いこなし、人差し指タイピングを卒業してショートカットをSNSでシェアしています。
ですから、みなさんも新しいことをやりたいと思ったら、飛び込みましょう。
出来るかどうかなんてやってみないと分からないし、結果でしかありません。
ダメで元々! 次に行きましょう! 傷ついたらラボで慰めてもらいましょう(o^―^o)
十数年寝込んでいた僕の人生は、ライターをはじめて動き出しました。まさに飛び込む勇気の賜物です。
弱小ライターですが、家族のため自分のためにも、これからもがんばっていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
さいごに
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筆者:おとうさん(Twitter・ブログ)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)