仕事の幅を広げたいWebライターにおすすめ!オンライン秘書とSNS運用代行の仕事について聞いてみた
- Webライターの活動をしているけれど、収入が安定しない
- Webライター以外に仕事の幅を広げてみたい
- オンライン秘書やSNS運用代行の仕事に興味がある
Webライターのなかには、このような悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ライターとオンライン秘書、SNS運用代行の3つの軸で活躍されている ” 大江 かこさん” に話を伺いました。
ライターの仕事1本でやっていくのは難しいと感じたかこさんは、事務職の経験を活かし仕事の幅を広げたところ、収入面や精神面の安定を得たそう。今回はそんな経験談や、オンライン秘書やSNS運用代行の仕事内容についても教えていただきました。
インタビュアーは ” 冨田 裕子さん” です。
ライターの仕事だけでやっていくことに不安のある人や、仕事の幅を広げたい人は参考にしてくださいね。
仕事の幅を広げるメリットは、収入や心が安定すること
元々は20年以上事務職をしていましたが、コロナ禍で派遣先の企業が決まらなくなったことを期に、43歳でWebライターへ転身しました。現在の活動軸はWebライター、オンライン秘書、SNS運用代行の3つです。
オンライン秘書の仕事では、オンラインコミュニティ「Webライターラボ」(以下、ラボ)のスタッフ業務と、オーナーである中村さんの秘書業務を担当しています。
SNS運用代行では、ラボの公式Xの運用を担当。以前はとあるアカウントのInstagram運用代行もしていましたが、現在は休止中です。
その点、オンライン秘書やSNS運用代行は、仕事の特性から長期にわたって継続発注いただくケースが多いんです。理由はさまざまですが、習慣化しやすい定例業務が多いので、一度仕組みを構築すれば継続しやすいからだと思います。
仕事の内訳はオンライン秘書が70%、ライターの仕事が20%、SNS運用代行の仕事が10%と、一番得意なオンライン秘書の配分が多いですね。
SNS運用代行とオンライン秘書の仕事に求められるスキルは?
たとえば、Instagramはデザイン性が求められるので、Canvaのようなデザインツールを使える人に向いています。Xは文章を書くことがメインなので、端的に要点を伝えるライティングスキルが必要です。
オンライン秘書には、疑問や問題点を感じた際に深掘りして解決する力が必要だと思います。必要であれば、新しい方法を提案する力もあるといいでしょう。
早期解決しないと問題がどんどん大きくなることもあるので、違和感を察知する力は大切だと思います。
たとえば、SNSのアカウントが伸びるかどうかはアルゴリズムによって大きく変わります。
Xなら、以前はリポストが多い投稿が伸びていましたが、今はコメントが多い投稿のほうが伸びやすい傾向にあります。この辺りは、常に情報収集したり、他アカウントを分析したりしないとわからないので、最新の動向に敏感になる姿勢も大切です。
私の体感では、Instagramの運用代行は1投稿あたり1,000円〜5,000円程度で、Xは1投稿あたり300円〜1,000円程度です。
ただ、金融や医療などの専門的な知識が必要なジャンルだと、相場はもう少し高くなると思います。また、画像を挿入するか否かなど、投稿をどの程度つくり込むかによって価格は変動します。
時給2,000円以上だと、今お伝えした内容に加えて付加価値をつけたり、クライアントさんに新しい提案ができたりするレベルだと思います。
たとえば、Instagram運用代行の場合は、フィードやリール、ストーリーズの作成及び投稿、インサイトの分析など、やることはさまざまです。それぞれの対応にかかる時間を想定して、希望時給に換算して各仕事の見積額を決めています。
私の場合、オンライン秘書の仕事は最初は時給制だったのですが、進めていくうちに業務が増えてきたので、クライアントと話し合って月額報酬にしてもらいました。
なお、単発の仕事が入って作業量が増えた際には、月額の報酬にプラスして時給換算で報酬を上乗せする交渉をしています。
Webライター1本で難しければ、仕事の幅を広げる選択肢もある
就職活動と並行しつつ、すきま時間にWebライターの活動をはじめましたが、そちらが軌道に乗ってきたので、フリーランスになることを決意しました。
SNSやインターネットで情報を見てみると、周りのWebライターの方々が月15〜20万文字書く一方、私は8万文字程度しか書けませんでした。
収入面でも、夫の扶養に入りながらWebライターを続けていましたが、扶養を抜けられるほどの金額は得られないまま。
その言葉がきっかけとなり調べものをしたところ、オンライン秘書やSNS運用代行の仕事があると知って、挑戦することにしたんです。
※コミュニティマネージャー:コミュニティの運営業務を請け負う人
最初はメンバーのひとりに過ぎなかったのですが、コミュニティ内でスタンプを押したりコメントしたりと積極的に活動していたので、印象に残ったのかもしれません。あとは、事務職の経験を見て声をかけていただいたのかなと思っています。
私は以前、カードローンの会社で働いた経験があり、決済の基本知識や手順を理解していたので、スムーズに業務を進めることができました。
その仕事を評価いただけたことと、中村さんの周りに事務経験が豊富な人が少なかったこともあり「秘書業務もお願いできませんか?」とお声掛けいただきました。
最初のきっかけは私から連絡を差し上げたこと。ただ、営業の連絡というより「SNS運用代行に興味があるから、ためしにサンプルをつくってみました。アドバイスをいただけませんか?」という内容です。
結果として仕事につながったので、勇気を出して「アドバイスを求める」という一歩を踏み出してよかったです。
特別なスキルがなくても、事務職の経験は活かせる
ラボでも、オフ会やメンバーと1対1で話せる「ラボトーク」など話せるチャンスは色々あるので、そういった機会を活用するのがおすすめです。
その土台を作ったうえで、仕事の幅を広げるのはとてもおすすめです。
ライターに専念しているけどなかなか成果が出ない人は、仕事の幅を広げることも視野に入れてもらえればと思います。
さいごに
ライター向けオンラインコミュニティ「Webライターラボ」は、今回お話を伺った ”大江かこさん” をはじめ、たくさんのライターが集まる学びの場になっています。
興味がある方は、オーナー中村さんの無料メルマガをチェックしてみてください。
Webライターがまず勉強するべき「文章力」を上げるノウハウを無料で配信しています!