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歴5年、歴史ライターになるためにしてきた大切なこと

はじめに

Webライター向けオンラインコミュニティ「Webライターラボ」では、所属しているメンバーがコラムを書く企画があります。

今回はそんなコラムをひとつ紹介します。

ようやく歴史特化ライターへの道が見えてきた

「最近、好きなことしか書いていない!」

気がつけばそんな状態になっていて嬉しいですが、もう少し稼ぎたいのも本音です(笑)。

今回のコラムを担当する、くるみです。

テーマは「特化ライターになるために大切にしてきた3つのこと」です。

ライターとして活動してから5年、ここ数ヶ月でようやく「歴史特化ライター」への道が見えてきました。

実体験から大切にしたいポイントを3つにまとめたので、参考になればうれしいです!

1、自己否定せず種まきする

特化ライターになりたいのなら、とにかく種まきが大切です!

ここでいう種まきとは、特化したいジャンルの記事を書く、人脈を作る、ジャンルの勉強をする、学んでいることをアピールする……など、関係ありそうなことすべてを指します。

その際に重要なのが 「自己否定をしないこと」

私は以前、特化したいジャンルではない記事を書いて、締め切りに忙殺されていた時期が実は長くありました。

そうなると、特化したくてもそのジャンルの実績がない。だから、自主企画を立ててnoteに歴史についての記事を書こうとするのですが……

お金にならないけど、今こんなことをしていいの? 意味あるの?」
「先にクライアントワークをやるべきでしょ」

と、耳元で悪魔が囁きます。
その度に、行動が止まりました。

葛藤しながらも、少しずつnoteなど歴史についての発信を続けていました。

すると、私の発信を見た方がチラホラと声をかけてくれることが増えてきました。

先日、地域の歴史関係の人に「note(私が4年前に書いたもの)を読み、前々から話してみたかった」と言われてびっくり。

まいた種は、思わぬところで芽が出ることがあります。

2、希少な存在になれる場所に身を置く

私は昨年5月から、※Web3技術を活用した「デジタル城下町プロジェクト」の運営メンバーとして、コミュニティのサポートやXの運用代行をしています。

※:全国の城郭を持つ自治体等と連携し、各お城で限定1万枚の「デジタル城下町民証」を発行。お城ファンを中心とする最大1万人に城下町民証を配布し、専用SNSアプリ「デジタル城下町」でオンラインコミュニティを形成するプロジェクトです。

今後は学芸員さんへのインタビューなど幅広く展開していきそうで、わくわくしています♪

まさに天職と思えるこのプロジェクトに参加できたのは、私のバックグラウンドが希少な存在だったからだそうです。

  • ※Web3の空気感やコミュニティでの立ち回りが分かっている
  • 歴史の知識がある
  • SNS発信ができる(=文章が書ける)

の3つがかけ合わさっていることが希少な存在とのこと。

※Web3(ウェブスリー)とは、インターネット上のデータ所有権と制御を分散化するブロックチェーンなどのテクノロジーの総称です。

このエピソードは自慢ではなくて、ニッチなジャンルで活動していきたいライターの方の希望になるかなと思います。というのも、「ライター」×「得意分野」×「好きなこと」で希少な存在になれるからです。

ライター界にいると気づきませんが「書く」スキルを求められている場所は、意外とたくさんあります。

「私のことを探している場所」はないかな? と探してみるのもいいかもしれません。

3、視野を広く持つ

肩書きのイメージに捉われず、もっと視野を広げるといろんなお仕事に繋がります。

「歴史ライター」と聞いて、どんなことを書くライターを思い浮かべますか?

おそらく「歴史メディアで記事を書くライター」を想像する方が多いのではないかと思います。ニッチ分野に特化すると、書ける領域が少なくなると思われがちですが、視野を広く持ってみると、さまざまなところで書けることに気づきます。

「歴史ライター」=「歴史にまつわることを書く仕事」

これなら、例えば地域の広報誌やSNS発信、コミュニティ内のコラム、自分のnote、子ども用教材など、なんでもアリですよね。

またニッチな特化ジャンルでは、どんな角度から仕事が来てもキャッチできるようにインタビューやSNS、LPライティングなど、スキルの幅を増やしておくこともオススメです。

上記3つのポイント以外にも、特化ライターに限らずフリーランスとして大事だと思うことがあります。

  • 繋がりを大切にする
  • ベースを整える

私自身、数えきれないくらいのご縁とラッキーでここまで来れました。

仕事は必ず人が持ってくるし、世間は意外と狭い。

だから、いただいた仕事やご縁は大切にすること、当たり前だけど大事です。

また、生活のベースが整っていると、仕事もスムーズに回るし、いつでもアクセルが踏めます。とはいえ、まだまだ私の大きな課題です。5人の子育てを言い訳にしたくない……ぐぬぬぬ! と思いながら、試行錯誤の毎日です。笑

以上、お読みいただきありがとうございました。

今後も歴史特化ライターとして、挑戦していきたいと思います!

さいごに

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筆者:くるみ(note
編集:島田おかゆ(@shimaokayu
監修:ゆらり(@yurarigurashi

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