大好きな業界に復帰できなかった私が見つけた「新しい将来の夢」

はじめに

Webライター向けオンラインコミュニティ「Webライターラボ」では、所属しているメンバーがコラムを書く企画があります。

今回はそんなコラムをひとつ紹介します。

子どもの一言「お母さんは大きくなったら何になるの？」

本日のコラムを担当いたします、青原 ももです！

今回のテーマは「将来の夢」。
大人になった今だからこそ、真剣に考えたいと思いました。

「将来の夢はなんですか？」と聞かれたら、あなたなら、なんと答えますか？

家族の事情により、大好きな自動車業界への復帰を断念

「ねぇ！　お母さんは、大きくなったら何になるの？」

当時、幼稚園児だった娘に聞かれたことです。この質問は、娘が小学6年生になった今でも鮮明に覚えています。

まさか、大人になった自分が将来の夢を聞かれるとは。
大きくなったら何になる？　だなんて、子どもに聞くための言葉じゃないのか。

少々面食らったものの、私はこう答えます。

「お母さんは、大きくなったら車屋さんになるんよ」

へー！　と言いながら娘は大喜び。隣にいた夫にも、同じ質問をしていました。

当時の私は、娘にウソをついたわけではありません。子どもが小学生になったら、自動車業界に戻るつもりでした。

私にとってディーラーで過ごした日々は、かけがえのない大切なものです。

飛び交う専門用語、オイルのにおい、エンジンの音、ねじを締める手の感覚……なにもかもが大好きで、10年以上たった今でもはっきりと思い出せます。（ねじをねじ切る感触だけは思い出したくありませんが）

残念ながら整備士は壊滅的に不向きだったので、事務としてディーラーに復帰しようと考えていました。

しかし、現実はそう甘くはありません。下の子に障がいが見つかったり、夫が死にかけたりと、外で働ける状況ではなくなったのです。

ディーラーは土日出勤が必須です。死にかけた夫に家事育児を丸投げして復帰するなんて、とてもじゃないけどできません。

障がいのある子どもを長時間預ける場所はない、夫は頼れない。諦めるしかありませんでした。

Webライターになって新しい夢が見つかった

これから先、どうしよう。落ち込む私に、友人がアドバイスをくれました。

「ブログを書いてみたら？　あなたの経験は、きっと誰かの役に立つよ」

このひと言で、私の人生は変わりました。作ったブログは鳴かず飛ばずだったけれど、Webライターにたどり着いたのです。

ブログを始めなければ書く楽しさを知ることはなかったし、こんなに熱中できる仕事にも出会えなかったでしょう。

あのとき娘に語った夢は叶わなかったけれど、必死でキーボードをたたく私を見て「お母さん、頑張って！」と応援してくれます。

それはとても大きな力になって、頑張らなきゃな、必死に食らいつかなきゃな、と背中を押されます。カッコ悪いところなんか見せられない！

そして、新しい夢もできました。

私の夢は、自分が執筆した記事を家族に読んでもらうこと。そして、それを自慢してもらうことです。

「これお母さんが書いた記事よ！」なんて言いながら、友達に自慢してほしい。

目指すは地方ライター！　文章を通してお母さんを助けたい

具体的には、地方ライターを目指します。私の住む地域はド田舎ですが、子育て支援に熱い情熱をもった人がたくさんいます。

私が子育てで一番大変だったときに知りたかったことを、ツラい思いをしているお母さんたちに届けたいです。

小学6年生の娘の夢は、理学療法士になることです。その夢を叶えられるように、まずは私が夢を叶えて、背中を見せたいと思います。

あなたは、大きくなったら何になりますか？　いま一度、自分の胸に手を当てて、じっくり考えてみてくださいね。

余談ですが、娘が初めて口にした将来の夢は3歳のとき……「おたまじゃくしになりたい！」でした（笑）

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

さいごに

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今回コラムを執筆された ”青原ももさん” のように、たくさんのWebライターさんが学びの場として活用されています。

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