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結論から言うと、Webライター初心者が学ぶ際におすすめなのは以下の本です。
ライターの働き方にまつわる本
・書く仕事がしたい
Webライティングの本
- Webライター フリーランス入門講座
- ゆるゆる稼げる Webライティングのお仕事 はじめかたBOOK
- 文章だけで月100万円稼ぐ方法
- Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ
- 沈黙のWebライティング
文章術の本
・20歳の自分に受けさせたい文章講義
・取材・執筆・推敲 書く人の教科書
セールスライティングの本
・ポチらせる文章術
・売れるコピーライティング単語帖
・10倍売れるセールスコピーライティング
ただ、これだけ数があると迷いますよね。その場合は、自分の目的や好みなど、いくつかの基準に合うものを選びましょう。
- 学びたいことが書かれているか
- 書かれている内容が理解できそうか
- 最後まで読み切れそうか
本記事を読むことでそれぞれの特徴がわかり、学習に必要な本を選べるはずです。
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
Webライター初心者が本を読むべき理由
Webライター初心者が本を読むべき理由は、主に以下の2つです。
- Web記事と違い、体系立てられた情報を得られる
- 高価なスクールに入らなくても基礎を学べる
体系立てられた情報を得られる
Webライターに関する情報はYouTubeやWeb記事でも得られます。
しかし動画やWeb記事は「これさえ読めば大丈夫」といった体系立てられた情報ではありません。Webライターに必要な情報を網羅するには、複数の動画や記事でインプットする必要があります。
それらと比べると、本は目次でほしい情報を素早く探して読むことが可能です。さらに、ビジネス書であれば250ぺージ以上のボリュームになることが多く、さまざまな観点からWebライターの仕事についてインプットできます。
高価なスクールに入らなくても基礎を学べる
Webライターとしての基礎学習は本を使えば十分です。本の場合は1冊あたり1,500円前後のため、スクールに比べてコストが低く、自分のペースで学べます。
本を読むのが苦手な人や、講師から直接教えてほしい人は、もちろんスクールを使っても問題ありません。ただ「なるべくお金をかけずに知識をつけたい」と思っているのなら、本はちょうどいい選択肢になるでしょう。
ゆっくり学習したい方や、反対に一気に学習して周りと差をつけたい方にもおすすめの手段と言えます。
Webライター初心者が本を選ぶ基準
Webライター向けの本はたくさんあるので、初心者の人は迷うこともありますよね。本を選ぶときは、以下のような基準を設けましょう。
- 目的にそっているか
- 知りたいことが書かれているか
- 読みやすいか
目的にそっているか
本を選ぶ前に「本を読んで何を学びたいのか」を明確にして、その目的にあうものを選びましょう。
たとえば、一言でWebライターといっても、SEO、Webライターの働き方、Web記事の書き方、セールスライティングなどテーマはさまざま。
今の自分に何が必要なのかを考え、それに合う本を見つけることが大切です。
知りたいことが書かれているか
本を買うときに気を付けたいのは、知りたいことが書かれているかどうか事前にたしかめることです。
たとえば、「現役Webライターの時間の管理方法」について知りたいのに、購入した本がSEOの基礎にまつわる内容がメインであれば、知りたいテーマからズレてしまいます。
購入する際は、本屋で立ち読みしたり、Amazonの目次を読んだりして、自分に必要な情報が盛り込まれているかチェックすることをおすすめします。
読みやすいか
せっかくWebライターの本を購入しても、読みにくいと読了できないかもしれません。
Webライターの本には、イラストをふんだんに盛り込んでいるものや、わかりやすい言葉づかいを心がけているものもたくさんあります。
また、内容を理解できるかどうかも重要なポイントです。本の内容が6割くらい理解できると「ちょうどいい」と感じますが、理解できる内容が2割であれば、別の本にしたほうがいいかもしれません。
本屋などに足を運んで実際にページをめくり、自分にとってちょうどいい本を探してみてください。
ライターの働き方にまつわる本
ここからは、Webライター初心者におすすめの本を、カテゴリー別にまとめました。まずはライターの働き方にまつわる本です。
・書く仕事がしたい
『ライターとして生きていく』
『ライターとして生きていく』は、ライターになって「理想の生活」を手に入れた13人のインタビュー集です。

WebライターのノウハウやSEOの基本などは書いていませんが、それぞれ違うバックグラウンドを持つ人たちが、どのように未経験からライターになり、仕事を得られるようになったのか、その経緯をまとめています。
「会社勤めだったときに心の病気になった人」「感染症がはやったときに仕事がなくなってしまった人」「子どもと過ごす時間を充実させるために副業をはじめた人」など、さまざまな立場の人の話が書いてあります。13名のなかには、きっとみなさんと同じような状況の人たちがいるはずです。
『書く仕事がしたい』
『書く仕事がしたい』は、ライターでありエッセイストの佐藤友美(さとゆみ)さんの著書です。25年にわたり、文章を書く仕事をしてきたさとゆみさんの体験とノウハウが凝縮されています。
書く仕事とはどんなものなのか、どのように仕事を獲得したらいいのか、企画はどのように立てたらいいのかなど、プロのライターが仕事をするうえで何を考えているのかが、この1冊にまとまっています。
Webライターに特化した本ではありませんが、Webライター初心者の人にも役立つ内容であることは間違いありません。

Webライティングの本
Webライターに特化した本はたくさんあります。そのなかでも特におすすめなのは以下。
- Webライター フリーランス入門講座
- ゆるゆる稼げる Webライティングのお仕事 はじめかたBOOK
- 文章だけで月100万円稼ぐ方法
- Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ
- 沈黙のWebライティング
『Webライター フリーランス入門講座』
手前味噌ですが、1冊目に紹介するのは、ぼくの著書である『Webライター フリーランス入門講座』。

本書のポイントは、登場人物の対話形式でWebライターについて学べるところ。ケイコとユウタというWebライター初心者に、先生であるぼくがWebライターについて教えていく、という流れです。
スキルの身につけ方から案件の受注方法、単価の上げ方などを、再現性のある方法で紹介しています。
『ゆるゆる稼げる Webライティングのお仕事 はじめかたBOOK』
『ゆるゆる稼げる Webライティングのお仕事 はじめかたBOOK』は、未経験からWebライターになり独立したゆらりさんが書いた本です。
繊細な気質を持ち会社員のときに心を病んでしまったゆらりさんの経験をもとに、Webライターの仕事の魅力やはじめ方、記事の書き方を詳しく解説しています。
ゆるふわなイラストがたくさん使われているので、親しみやすさを感じながら読める1冊です。
»『ゆるゆる稼げる Webライティングのお仕事 はじめかたBOOK』を読む
『文章だけで月100万円稼ぐ方法』
3冊目の入門書は『文章だけで月100万円稼ぐ方法』です。
Webライターの藤原将さんの著書で、人気のあまりKindleだけでなく紙の書籍としても発売されました。
本の主な内容は以下の通り。
- Webライターの仕事内容
- 読みやすい文章の書き方
- 収入別の稼ぐための方法
網羅性の高い内容なので「Webライターってどんな仕事?」「何から始めればいいのかわからない」とお悩みの方はぜひ手にとってみてください!
『Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ』
次に紹介する入門書は『Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ』です。
著者は、編プロの代表やWebライターの教材「Writing Hacks」の講師として活躍する沖ケイタさん。
本の主な内容は以下の通りです。
- 稼げるWebライターになるためのスキル
- 収入別のロードマップ
- 現役Webライターのインタビュー
特徴は「クライアント視点」が盛り込まれていること。
編プロの代表として多くのライターに発注してきた沖さんならではの視点で、稼げるライターの考え方やスキルに関して語られています。
稼げるWebライターとしてスタートダッシュを切りたい方の必読書と言えるでしょう。

»『Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ』を読む
『沈黙のWebライティング』
次に紹介する本は『沈黙のWebライティング』です。
Webライターならほとんどの方が知っている著名な本で、以下のようなSEOの本質がまとめられています。
- SEOの基礎
- 想定読者の設定
- Web記事の構成
かなり分厚い本ですが、ストーリー形式で読みやすい点もおすすめポイント◎

Webライターの仕事やWebライティングに興味がある方はぜひ、ぼくの無料メルマガに登録してみてください。「文章力が上がる」をテーマに配信しています!
文章術の本
Webライターとして活動するにあたって、避けて通れないのが文章術。正しい日本語を使うことと、読まれる文章を書くことの勉強は必須です。おすすめは以下。
・20歳の自分に受けさせたい文章講義
・取材・執筆・推敲 書く人の教科書
『新しい文章力の教室』
1冊目の本は『新しい文章力の教室』です。「読みやすい文章を書くためにはどうすればいいのか」が書かれた基礎的な本です。
こちらの本は、以下の5章で構成されています。
第1章:書くまえに準備する
第2章:読み返して直す
第3章:もっと明快に
第4章:もっとスムーズに
第5章:読んでもらう工夫
内容がわかりやすく、Webライティングに関して知っておきたい基礎知識が身につきます。

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』
2冊目の本は『20歳の自分に受けさせたい文章講義』です。
ライターの古賀史健さんの著書で「話せるのに書けない!」を解決することをテーマに書かれています。
ガイダンスから始まり、授業を受けているような感覚で読み進められる点が面白いポイント。
豊富な具体例や古賀さんの経験も交えて書かれているので、内容が理解しやすく「書く技術」の本質を学べます。
新書なのでコンパクトに持ち運べ、スキマ時間の学習にもおすすめです。
「頭の中で考えはまとまっているのに書けない」とお悩みの方は、ぜひ手にとってみてください。
『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』
『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』は、前段で紹介した本と同じく、古賀史健さんが書いた本です。
470ページにわたる大ボリュームとなっていますが、それだけ濃密な情報が詰め込まれていて、文章の本質を学べます。
この本のポイントは、タイトルにあるように「取材」「執筆」「推敲」の3つにわかれているところ。インタビューをしたい人や、さらに書くことを極めたい人、推敲の仕方がわからない人にはぴったりの1冊といえるでしょう。
それ以外にも、文章を書くときに大切な心構えが丁寧に書かれています。ライターの仕事をするのなら1冊は持っておきたい本です。
セールスライティングの本
セールスライティングは、商品やサービスを売る際に使われるライティング手法です。ここでは、セールスライティングの学習におすすめの本を4冊紹介します。
・セールスコピー大全
・ポチらせる文章術
・売れるコピーライティング単語帖
・10倍売れるセールスコピーライティング
それぞれの本の特徴を詳しく見ていきましょう!
『セールスコピー大全』
1冊目は『セールスコピー大全』です。
こちらはセールスコピーライターの大橋一慶さんの著書で、セールスライティングの基礎から実践まで網羅的に解説されています。
具体例が豊富なので理解しやすい点がおすすめポイントです◎

『ポチらせる文章術』
2冊目は『ポチらせる文章術』。こちらも大橋一慶さんの著書です。
大橋さんがコピーライティングを教える会話形式で話が進み、読みやすい内容になっています。
先に説明した『セールスコピー大全』と異なるのは、「セールスライティングって何?」など基礎が書かれている点。
セールスライティングの初心者の方にはこちらの本がおすすめです。
『売れるコピーライティング単語帖』
3冊目は『売れるコピーライティング単語帖』です。コピーライティングの辞書のような本で、読者に刺さる表現を探せます。
「特別感を出す」「具体的な行動を促す」など用途別に表現が一覧形式になっており、意味や使い方の例が記されています。
この本を活用すれば、記事のタイトルやメルマガなどをより読者に刺さる表現にアップデートできるはずです◎

『10倍売れるWebコピーライティング』
4冊目の本は『10倍売れるWebコピーライティング』です。
コンテンツマーケティング関連のサイトを運営する「バズ部」が手がけた本で、特に商品の訴求に使われるLPライティングに関して深く学べます。
- LPライティングの構成要素
- ターゲットの選び方
- 具体的な執筆方法
「これからLPライティングに挑戦したい!」と考えている方におすすめの1冊です。

Webライター初心者が本で学習する際の2つのポイント

Webライター初心者が本で学習するときのポイントは以下の2点です。
- 目的を持って学習する
- インプット過多にならないようにする

目的を持って学習する
1つ目のポイントは目的を持って学習することです。目的が曖昧な状態で本を読んでいると「今必要ではない知識」も学習することになり、学習が効率よく進みません。
たとえば「文章の書き方の基礎を学びたい」と考えているのに「セールスライティングの本」を読んでしまうと目的に合わず、内容を理解しきれない場合もあります。
学習時の挫折を防ぐためにも、目的を明確にして本を選びましょう。
インプット過多にならないようにする
2つ目のポイントは、インプット過多にならないようにすることです。本で得た知識は実践しないとなかなか身につきません。
たとえば「Webライティングの基礎」を本で学んだらブログを1記事書いてみるなど、実際に手を動かしてみてください。

まとめ:本で学習したら実案件に挑戦してみよう
今回はWebライター初心者向けの本を10冊紹介しました。
先ほどもお伝えしたように、学習で大切なことは、学ぶだけでなく実践することです。
「私はまだレベルが低いから」などと思わずに学習したら記事を書いたり、実案件に挑戦したりしてみましょう!
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筆者:ななみ(@nanami_writing)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)