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満足度が上がる講義をつくろう!3つのポイントを解説

※こちらはラボメンバー限定の講義なのでリンクのシェアはお控えください

動画と文章の両方で解説してます!

▼動画はこちら
https://vimeo.com/1025636643/5f2691b8f6?share=copy

▼文章は以下

前提の話:すべての講義に該当する話ではない

今回の話はすべての講義に該当するわけではありません。

僕がイメージしているのは、主にノウハウを伝える講義であり、以下は該当しません。

・対談
・ノウハウではなく「考え方」や「スタンス」を伝えることが目的の講義
・何かの商品を売るためのがっつりセミナー

その辺りを認識しつつ読み進めてください!

ポイント①前段は短め。なる早で本題へ

前段が長くなってしまい、なかなか本題にいかない。

もうこれね。初めて講義をする人の大半が陥りがち。

僕の中では、前段は3分くらいが理想。
長くても5分。

これだけコンテンツが溢れている時代において、本編と関係のない話をしちゃダメ。

みんな忙しい中で講義を聞きに来ているだから、その時間を奪うのは絶対にNGです。

NG例

・問題提起(こんな悩みありませんか?):4分
・こんな人に講義を聞いてほしい:4分
・自己紹介:7分
合計:15分

もうね……長い!!!(笑)

60分の講義で15分も前段の話をしていたら、本題は45分しか話せないということ。
それはもったいないでしょ!

受講してくれる人は、あくまでノウハウを聞きに来ているのであって、前段はもはやどうでもいいのですよ。

OK例

・問題提起:0〜1分(なくてもいい)
・こんな人に講義を聞いてほしい:0〜1分(なくてもいい)
・自己紹介:3分
合計:3〜5分

これくらいでOK。

僕は先日、ブロガー向けに「セールスライティング」について講義をしたのですが、そのときの前段は3分くらいでした。

受講生は僕のことを知らない人も多かったですが、それで十分。

自己紹介は短めに

特に自己紹介が長くなるケースが多いですね。
10分くらい自己紹介している人もいるけど、絶対にやめた方がいい。

講義をする際の自己紹介の目的は、あくまで「この講義をする資格がありますよ」という点のみ。

たとえば、初心者のWebライター向けに「Webライティング基礎講座」を実施するなら、Webライターとしての実績を証明できればいい。

だから伝えるべきは

①Webライター歴
②どんなメディアで記事を書いているのか
③その経験が今回の講義にどう生きるのか

だけで十分。

僕の場合は

・中村です。2016年からWebライターとして活動しているので、歴は9年です(①)
・たとえば◯◯や〇〇というメディアで記事を執筆しています(②)
・過去に4000記事以上の記事を書いており、Web記事や書籍の編集も手掛けているので、今回はその経験をもとに講義させてもらいます(③)

くらい。

▼スライドを見せながら話す感じ

Screenshot

たぶん30秒くらいで終わります。
これはかなり短い例なのでもうちょい喋ってもいいと思いますが、目的(この講義をする資格がありますよというアピール)は果たせるので、このくらいでもいいと個人的には思います。

とはいえ詰め込むすぎない

しかし、前段は短く! なる早で本題に入ろう! というと、いわゆる「遊び」の時間がなく詰めこみすぎるリスクもあります。

そうなると受講生は飽きてしまう。

これ……めっちゃ難しいんですけど、本題に早めに入りつつ、ほどよい緩さも大事なんですよね。

僕もまだ研究中なのですが、Webライターラボでは「クイズ」を織り込むことで緩さを演出しています。

60分ずっとノウハウを詰め込むと疲れるので、簡単なクイズタイムを設けることでブレイクタイムを設ける。

たとえば「Webライティングの基礎講座」であれば、「この文章はなぜ読みにくいのでしょうか? チャット欄にコメントどうぞ!」と投げかける感じ。

クイズ以外の例でいうと、少し余談を混ぜてみたり、脱線してみたり……もありです。

「あれだけ前段を短くして早く本題に入れって言ってたのに、脱線しちゃダメじゃない!?」と思った人もいるかもしれませんが、ダメじゃないのです。

問題は「なかなか本題に入らないもどかしさ」であり、「本題に入ったあとであれば多少脱線してもOK」です。

なので逆にいうと、本題に入って緩くしなきゃダメ。
前段でクイズをしたり話が脱線したりするのは、僕はイマイチだと思う。

理由は言わずもがな、受講生に「さっさと本題入れ」と思われるから。

ポイント②早めにイメージを見せる

次に、早めにイメージを見せましょう。

たとえば、LPライティングについて解説するなら、まずはLPをドンっと見せます。
完成系を見せる感じですね。

僕の場合なら、講義の序盤にこのLPを見せます。

そのLPを見せながら「冒頭はこうした方がいい」と説明をした方が理解しやすいですよね。

これは料理番組みたいなものです。

「今日はボルシチをつくりますよ〜」と言うなら、最初に完成系のボルシチを見せたいところ。

それを見せずに「今日はボルシチつくります。材料はこれです〜。切っていきましょう」と言われても、なんかイメージわかないですよね。

ハンバーグとか寿司とかならイメージわきますが、あんまりよくわからない料理は最初にビジュアルを見せたいところ。

講義も同じです。

たとえば「LPライティング」に関する講義を受講しているということは、LPライティングについてよく知らないということ(全員ではないがそういう人が多い)。

中には「そもそもLPって何?」という人すらいるかも。
だから、まずは完成系を見せる必要があるのです。

提案文の解説をするなら、完成した提案文を見せる。
ポートフォリオの作成方法を講義するなら、完成したポートフォリオを見せる。

こんな感じです。

ポイント③実際の画面を見せる

意外と見落としがちですが、これも重要。

スクショではなく、なるべく実際の画面を見せましょう。

たとえば「ランサーズへの登録方法」を解説する講義があったとします。

そのとき、スライドにスクショをペタペタ貼るよりも、実際に画面を映しながら登録フォームを埋めていった方がわかりやすいですよね?

もちろんやむを得ない場合はスクショでも構いませんが、なるべく実際の画面を見せましょう。

とにかく、講義を受けている人に「鮮明なイメージ」をしてもらうことが大事なのです。

 

以上です!
参考になれば幸いですm(__)m