【無料】文章力を上げるメルマガ 詳しくはこちら

仕事の幅を広げたいWebライターにおすすめ! オンライン秘書とSNS運用代行の仕事について聞いてみた

仕事の幅を広げたいWebライターにおすすめ!オンライン秘書とSNS運用代行の仕事について聞いてみた

  • Webライターの活動をしているけれど、収入が安定しない
  • Webライター以外に仕事の幅を広げてみたい
  • オンライン秘書やSNS運用代行の仕事に興味がある

Webライターのなかには、このような悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ライターとオンライン秘書、SNS運用代行の3つの軸で活躍されている ” 大江 かこさん” に話を伺いました。

ライターの仕事1本でやっていくのは難しいと感じたかこさんは、事務職の経験を活かし仕事の幅を広げたところ、収入面や精神面の安定を得たそう。今回はそんな経験談や、オンライン秘書やSNS運用代行の仕事内容についても教えていただきました。
インタビュアーは ” 冨田 裕子さん” です。

ライターの仕事だけでやっていくことに不安のある人や、仕事の幅を広げたい人は参考にしてくださいね。

目次

仕事の幅を広げるメリットは、収入や心が安定すること

冨田さん
冨田さん
かこさん、本日はよろしくお願いします。最初に自己紹介をお願いします。
大江かこと申します。
元々は20年以上事務職をしていましたが、コロナ禍で派遣先の企業が決まらなくなったことを期に、43歳でWebライターへ転身しました。現在の活動軸はWebライター、オンライン秘書、SNS運用代行の3つです。
かこさん
かこさん
それぞれの内容を簡単に説明すると、Webライターの仕事では、コラムの執筆とメルマガの執筆代行をしています。

オンライン秘書の仕事では、オンラインコミュニティ「Webライターラボ」(以下、ラボ)のスタッフ業務と、オーナーである中村さんの秘書業務を担当しています。
SNS運用代行では、ラボの公式Xの運用を担当。以前はとあるアカウントのInstagram運用代行もしていましたが、現在は休止中です。

かこさん
かこさん
冨田さん
冨田さん
仕事の幅を広げるメリットは何だと思いますか?
番のメリットは収入が安定することです。私の経験上、Webライターの仕事は3ヶ月や半年で終わってしまうことがよくありました。もちろん長期的につづくプロジェクトもありますが、そういった案件に出合うことがあまりなかったんですよね。

その点、オンライン秘書やSNS運用代行は、仕事の特性から長期にわたって継続発注いただくケースが多いんです。理由はさまざまですが、習慣化しやすい定例業務が多いので、一度仕組みを構築すれば継続しやすいからだと思います。

かこさん
かこさん
もうひとつのメリットは、気持ちの面でゆとりが持てることです。Webライターの仕事1本だったときは、慣れない部分もあって仕事を進めるのに時間がかかっていました。納期があるなかで進みが遅いと焦ってしまい、まわりに比べると書ける文字数も少なかったので気持ちに余裕がなくなっていたんです。
かこさん
かこさん
一方、複数の仕事をしている今は、得意分野のオンライン秘書の仕事を主軸にしているので、仕事もストレスなく進められて、気持ちに余裕が持てています。
仕事の内訳はオンライン秘書が70%、ライターの仕事が20%、SNS運用代行の仕事が10%と、一番得意なオンライン秘書の配分が多いですね。
かこさん
かこさん

SNS運用代行とオンライン秘書の仕事に求められるスキルは?

冨田さん
冨田さん
SNS運用代行とオンライン秘書について、それぞれ求められるスキルを教えていただけますか?
SNS運用では、プラットフォームごとに求められるスキルは違います。
たとえば、Instagramはデザイン性が求められるので、Canvaのようなデザインツールを使える人に向いています。Xは文章を書くことがメインなので、端的に要点を伝えるライティングスキルが必要です。

オンライン秘書には、疑問や問題点を感じた際に深掘りして解決する力が必要だと思います。必要であれば、新しい方法を提案する力もあるといいでしょう。

かこさん
かこさん
たとえば、Webライターラボ ラボの決済システムを見て気になったのは、システムを手動で操作した際にダブルチェックをする体制がなかったことです。ダブルチェックをおこなえば「止めたはずの決済が動いていた」のようなミスを防げるので、すぐに提案させていただきました。
早期解決しないと問題がどんどん大きくなることもあるので、違和感を察知する力は大切だと思います。
かこさん
かこさん
どちらの仕事にも共通して求められるのは、情報収集能力や分析力です。
たとえば、SNSのアカウントが伸びるかどうかはアルゴリズムによって大きく変わります。
Xなら、以前はリポストが多い投稿が伸びていましたが、今はコメントが多い投稿のほうが伸びやすい傾向にあります。この辺りは、常に情報収集したり、他アカウントを分析したりしないとわからないので、最新の動向に敏感になる姿勢も大切です。
かこさん
かこさん
冨田さん
冨田さん
SNS運用代行とオンライン秘書の単価の相場を教えていただけますか?
SNS運用代行は種類が多いので、InstagramとXに絞ってお伝えしますね。
私の体感では、Instagramの運用代行は1投稿あたり1,000円〜5,000円程度で、Xは1投稿あたり300円〜1,000円程度です。
ただ、金融や医療などの専門的な知識が必要なジャンルだと、相場はもう少し高くなると思います。また、画像を挿入するか否かなど、投稿をどの程度つくり込むかによって価格は変動します。
かこさん
かこさん
オンライン秘書の相場は、作業範囲によりますが時給1,000円〜3,000円くらいが多い印象です。時給1,000円〜1,500円だったら、頼まれた作業をミスなくできるレベル。
かこさん
かこさん
時給1,500円以上2,000円未満だと、スピード感を意識しつつ作業をミスなくこなせるレベル。派遣社員の一般的な時給はこのくらいなので、求められる質や量も同じくらいと考えればわかりやすいと思います。

時給2,000円以上だと、今お伝えした内容に加えて付加価値をつけたり、クライアントさんに新しい提案ができたりするレベルだと思います。

かこさん
かこさん
冨田さん
冨田さん
見積をつくるときのコツはありますか。
私の場合は、希望する時給を先に設定して、作業ごとに細かく価格を決めています。
たとえば、Instagram運用代行の場合は、フィードやリール、ストーリーズの作成及び投稿、インサイトの分析など、やることはさまざまです。それぞれの対応にかかる時間を想定して、希望時給に換算して各仕事の見積額を決めています。
かこさん
かこさん
また、先方に了承いただけそうなら、時給制や月額報酬制を提案するのもいいと思います。
私の場合、オンライン秘書の仕事は最初は時給制だったのですが、進めていくうちに業務が増えてきたので、クライアントと話し合って月額報酬にしてもらいました。
かこさん
かこさん
案件がたくさんあるようなら、時給制や月額報酬制のほうが計算しやすいのでお互い楽になります。

なお、単発の仕事が入って作業量が増えた際には、月額の報酬にプラスして時給換算で報酬を上乗せする交渉をしています。

かこさん
かこさん

Webライター1本で難しければ、仕事の幅を広げる選択肢もある

冨田さん
冨田さん
そもそもの話なのですが、Webライターの仕事をはじめた理由を教えていただけますか?
約20年事務職を経験して「次は違う仕事をしてみたい」という思いがあったからです。それに、コロナ禍での就職活動に難航していたので「何かスキルを身に付けたほうが仕事を探しやすいかも」という考えもありましたね。
就職活動と並行しつつ、すきま時間にWebライターの活動をはじめましたが、そちらが軌道に乗ってきたので、フリーランスになることを決意しました。
かこさん
かこさん
冨田さん
冨田さん
仕事の幅を広げたきっかけは何だったのですか?
Webライターの仕事1本でやっていくことに厳しさを感じたからです。
SNSやインターネットで情報を見てみると、周りのWebライターの方々が月15〜20万文字書く一方、私は8万文字程度しか書けませんでした。
収入面でも、夫の扶養に入りながらWebライターを続けていましたが、扶養を抜けられるほどの金額は得られないまま。
かこさん
かこさん
そんなときに、ラボのオーナーの中村さんに「ライターの仕事だけではなく、もっと幅を広げてみたらどうか」とアドバイスをいただきました。
その言葉がきっかけとなり調べものをしたところ、オンライン秘書やSNS運用代行の仕事があると知って、挑戦することにしたんです。
かこさん
かこさん
冨田さん
冨田さん
オンライン秘書の仕事はどのように獲得されたのですか?
最初のきっかけは、中村さんからラボのコミュニティマネージャー※の仕事依頼をいただいたことです。
※コミュニティマネージャー:コミュニティの運営業務を請け負う人

最初はメンバーのひとりに過ぎなかったのですが、コミュニティ内でスタンプを押したりコメントしたりと積極的に活動していたので、印象に残ったのかもしれません。あとは、事務職の経験を見て声をかけていただいたのかなと思っています。

かこさん
かこさん
最初はメンバーからの質問回答や問い合わせ対応などをおこなっていたのですが、前任者が辞めることになったため、決済管理の仕事を引き継ぐことになったんです。
私は以前、カードローンの会社で働いた経験があり、決済の基本知識や手順を理解していたので、スムーズに業務を進めることができました。

その仕事を評価いただけたことと、中村さんの周りに事務経験が豊富な人が少なかったこともあり「秘書業務もお願いできませんか?」とお声掛けいただきました。

かこさん
かこさん
冨田さん
冨田さん
SNS運用代行の仕事はどのように獲得されたのですか?
Instagramの運用代行をしている知り合いの人からお声がけをいただきました。

最初のきっかけは私から連絡を差し上げたこと。ただ、営業の連絡というより「SNS運用代行に興味があるから、ためしにサンプルをつくってみました。アドバイスをいただけませんか?」という内容です。

かこさん
かこさん
投稿のサンプル内容をご評価いただけたようで、「よかったら私のチームで働きませんか?」とお声がけをいただきました。

結果として仕事につながったので、勇気を出して「アドバイスを求める」という一歩を踏み出してよかったです。

かこさん
かこさん

特別なスキルがなくても、事務職の経験は活かせる

冨田さん
冨田さん
仕事の幅を広げたい人は何をすればいいと思いますか?
私が仕事の幅を広げられたきっかけは、中村さんからのアドバイスでした。同じように悩んでいる人がいたら、自分の先を行く先輩にアドバイスを求めるのは効果があると考えています。
ラボでも、オフ会やメンバーと1対1で話せる「ラボトーク」など話せるチャンスは色々あるので、そういった機会を活用するのがおすすめです。
かこさん
かこさん
冨田さん
冨田さん
最後に、Webライターの仕事をしてスケールアップできずに悩んでいる人に向けてメッセージをお願いします。
ライティングはどんな仕事にも応用できるスキルなので、まずは1年ほどライティングの仕事にコミットすると基礎力がつくと思います。
その土台を作ったうえで、仕事の幅を広げるのはとてもおすすめです。
かこさん
かこさん
幅を広げる場合は、自分が興味あることやワクワクすることに目を向けて探してみたり、自分の経験の中で需要がありそうなものを考えてみたりするといいと思います。私の場合は事務職の経験が長かったので、オンライン秘書やSNS運用代行の仕事が合っていました。

ライターに専念しているけどなかなか成果が出ない人は、仕事の幅を広げることも視野に入れてもらえればと思います。

かこさん
かこさん
冨田さん
冨田さん
かこさん、本日は貴重なお話をありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
かこさん
かこさん

さいごに

ライター向けオンラインコミュニティ「Webライターラボ」は、今回お話を伺った ”大江かこさん” をはじめ、たくさんのライターが集まる学びの場になっています。

興味がある方は、オーナー中村さんの無料メルマガをチェックしてみてください。
Webライターがまず勉強するべき「文章力」を上げるノウハウを無料で配信しています!

»無料メルマガに登録する

ゲスト:大江かこ(@kakoworks1
インタビュアー:冨田裕子(@ootsuu8376
ライター:ゆらり(@yurarigurashi
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次