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書きたいことを書くには企画力が大事! クライアントも自分も喜ぶ提案をするコツ

はじめに

Webライター向けオンラインコミュニティ「Webライターラボ」では、所属しているメンバーがコラムを書く企画があります。

今回紹介するのは講師をつとめる ”ゆらり” さんの連載コラムです。

目次

クライアントが喜ぶ企画を出すのは意外とむずかしい

こんにちは! Webライターラボの講師をつとめるゆらりです。最初に簡単に自己紹介をします。

今回のテーマは「自分もクライアントも喜ぶ企画を提案するコツ」です。

最近サウナや銭湯、植物の栽培など、いわゆる「好きなジャンル」の執筆をはじめました。
加えて、ローカルメディアで記事を書くようになり、自分から企画を出すことが増えています。

ただ、「これを書きたいです!」とクライアントに伝えるだけでは、なかなか案が通りません。
たしかに自分の好きなことを書きたいのであれば、ブログで十分です。

そういった状況で、お客さんに「お金を出してこのライターに記事を書いてもらいたい」と思ってもらうためには、企画に一工夫を加える必要があると感じました。

今回は企画を出した失敗、成功談を交えて、クライアントに喜んでもらえる提案の仕方をシェアします。

ステップ1:自分が書きたいものを提案する

前提として、企画には難易度があると思うので、始めやすいものからステップごとに解説します。

ステップ1は、自分が書きたいテーマを提案することです。

「この記事を書きたいです」と、インタビューしたい相手、とりあげたい商品や施設などをクライアントに伝えます。

ただ、こういう話をすると「経験が少ない自分でも提案していいのだろうか」と不安になる人がいるのではないかと思います。

たしかに、上には上がいるもので、同じジャンルで活躍する人はたくさんいます。

たとえば温泉ジャンルでいうと、全国3,000の温泉を踏破した温泉ライターの人がいます。
かたや私は250軒しか温浴施設を巡っていません。

こうした経験値を比較すると、「自分が企画を出すなんておこがましい」と感じる瞬間もあります。

しかし、実際にトライしてみて「自分が書きたいテーマがあったら気軽に提案していいのだ」と思うようになりました。

というのも、ものすごく練り込んだ企画でなくても、提案するとOKをもらえることが思いのほか多かったからです。

そのジャンルの初心者であっても「サービスを使ったことがある」「読者と性別や年齢層が似ている」「そのジャンルが好き」といった要素が評価されるケースもあるのだと思います。

ですので、まずは気軽に提案してみましょう。

ステップ2:最新情報を収集する

「書きたいテーマを提案していいんだ!」と思った私は、どんどん新たな企画を出すようになりました。

ですが、なかには保留になる企画もあります。
私の感覚値ですが、10件企画を出して3件くらいは保留になるというイメージです。

このように、自分が書きたいテーマを提案してもうまくいかないケースがあります。
そこで役に立つのが「最新情報を収集すること」です。

Webメディアにアップされている記事(=企画が通った記事)を見てみると、新しい情報が多いと気づきました。

たとえば、リリースしたばかりの商品、オープンしたばかりの施設、近々おこなわれるイベントなどです。

こうした新しい情報を企画に含めれば、OKをもらえる可能性が高いのではないかと考えました。
とはいえ、私には日頃から新しい情報を収集する習慣がありません。

ひとまず、銭湯やサウナに詳しいパートナーの話を聞くようにしたところ「よく通っていたスーパー銭湯が閉店するらしい」と教えてくれました。

そのときは「残念だね」と言って話が終わったのですが、後日クライアントとミーティングをしたとき、偶然にもその施設の話になったのです。

「もうすぐ閉店すると聞きました。何度も通っていたので残念です」と伝えたところ、「そんなに好きなのであれば、今度その施設で最後のイベントを開催するのでレポート記事を書かないか」と依頼をいただきました。

このケースでは、自分から企画を提案したわけではありません。
しかし、最新情報を知っておけばいざとなったときにすぐ仕事を任せてもらえるかもしれない、と思った出来事でした。

ステップ3:話題性のあるものとかけ合わせる

ステップ3は「話題性のあるものとかけ合わせること」です。

話題性のあるものとは、大衆の興味のあることです。
ニュースで報道されるような景気や国民的イベント、天気、季節などを絡めると、記事のPVが増えやすくなります。

たとえば私は、大阪万博が始まって盛り上がっていたときに「万博に行ったあとに行きたい銭湯はここ」というフックの記事を提案しました

記事のメインは銭湯の紹介ですが、国民的イベントである万博と紐づけたこともあり、企画はすぐにOKをいただけました。

企画を出すときには「今ホットな話題とかけ合わせることはできないか」と考えてみるのもひとつの手です。
きれいにつなげられたら、クライアントに喜んでもらえると思います。

企画の提案は七転び八起き

ここまで企画の提案のコツを紹介しましたが、私自身いつもクライアントに喜ばれる企画を出せているとは思いません。

仮にOKをもらったとしても「すごくいいですね!」と「その企画でOKです」では、相手の喜び具合は違うように感じます。

「すごくいいですね!」と言われる企画を出すためには、何回もチャレンジをして試行錯誤するプロセスが必要なのだと思います。
今回の内容が参考になれば幸いです。

さいごに

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筆者:ゆらり(@yurarigurashi
監修:中村昌弘(@freelance_naka)

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