結論から言うと、Webライターに将来性はあります!
理由は、以下の7つです。
- スキルのあるWebライターは少ないから
- 単価の高い案件もあるから
- テキストコンテンツの需要はなくならないから
- AIが代替できない分野もあるから
- 文章力は他の仕事に応用できるから
- Webライターの仕事は幅広いから
- Web広告の需要が伸びているから
また、Webライターとして稼ぎ続けるには3つの考え方が大切です。
- 仕事の幅を広げる
- 専門性を磨く
- ディレクターを目指す
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
Webライターに将来性がないと言われる4つの理由
Webライターは十分稼げる職業です。
にもかかわらず「Webライターに将来性がない」と言われる理由は以下の通り。
- Webライターは飽和しているから
- 単価が安いから
- 動画や音声の需要が高まっているから
- AIに仕事を奪われる可能性があるから
それぞれ詳しく解説します。
Webライターは飽和しているから
1つ目の理由は、Webライターは飽和しているからです。
副業の解禁などの影響もあり、Webライターを始める人は増えています。
2021年に行なわれた「大人がなりたい職業に関するアンケート」では、Webライターが1位となっています。
参考:大人がなりたい職業に関するアンケート
またクラウドソーシングでは、1つの案件に30人以上が応募することも珍しくありません。
10件応募して1件受注など、仕事をもらうまでに苦労するので「仕事に対してWebライターの人数が多い」「飽和している」と考える方も多いでしょう。
単価が安いから
2つ目の理由は、単価が安いからです。
クラウドソーシングには文字単価0.1円など、低い単価の案件も多く掲載されています。
Webライターが増えたので低単価でも応募が集まる傾向にあり、クラウドソーシングに掲載される案件の単価は下がってきています。
単価が安いといくら書いても稼げないので、続けるのが苦しくなってしまう方も多いのです。
動画や音声の需要が高まっているから
3つ目の理由は、動画や音声の需要が高まっているからです。
YouTubeやVoicyなど、動画や音声コンテンツの需要は年々高まっています。
動画は視覚的にわかりやすく理解度も上がりやすいので、エンタメ以外にも解説系などの幅広いチャンネルが開設されています。
また、音声は「ながら聴き」できる点がメリットです。
AmazonのAudibleを通勤時間などのスキマ時間に聴いている方もいるでしょう。
そのため、動画編集や音声配信などと比べて、Webライターの需要はなくなるのではないかと不安視されています。
AIに仕事を奪われる可能性があるから
4つ目の理由は、AIに仕事を奪われる可能性があるからです。
AIによるテキスト作成代行ツールはすでに開発・実用化されています。
たとえばCatchy(キャッチー)は、記事のタイトルや見出しを入力するだけで本格的な記事を作成してくれるツールです。多少の修正は必要ですが、作成にかかる時間はわずか数分程度。
短時間で精度の高い文章を書くツールもあるので「AIの発展によって仕事を奪われるのではないか」と心配する声もあがっています。
Webライターには将来性があると言える7つの理由
ここまで読んだ方は、Webライターの将来が暗く見えるかもしれません。
しかし、Webライターには将来性があると断言できます。
理由は以下の7つです。
- スキルのあるWebライターは少ないから
- 単価の高い案件もあるから
- テキストコンテンツの需要はなくならないから
- AIが代替できない分野もあるから
- 文章力は他の仕事に応用できるから
- Webライターの仕事は幅広いから
- Web広告の需要が伸びているから
1.スキルのあるWebライターは少ないから
1つ目の理由は、スキルがあるWebライターは少ないからです。
Webライターは簡単に始められますが、スキルがないと仕事を継続してもらえません。
Webライターに必要なスキルの一例は以下の通りです。
- SEOの基礎知識
- 文章力
- WordPress入稿のスキル
- コミュニケーションスキル
しかし「文章を書くだけだから簡単」と考えて、学習せずにいるライターも多いのが現状です。
クライアントは常に優秀な(スキルが高い)ライターを探しており「高い単価を払ってでも優秀なライターを確保したい」と考えています。
スキル向上を怠らなければ、継続的に仕事をもらえるようになるはずです。
2.単価の高い案件もあるから
2つ目の理由は、単価の高い案件もあるからです。
Webライター初期は文字単価1円を切ることもあり、単価が低いと感じる方もいるかもしれません。
しかし、実際には文字単価5円以上の案件も存在します。
Webライターの単価は主に以下のポイントで決まります。
- そのジャンルの広告単価
- クライアントの資金力
- ライターへの評価
高単価で受注するためには、新しいジャンルに挑戦することやクライアントを変えること、スキルアップすることが大切です。
3.テキストコンテンツの需要はなくならないから
3つ目の理由は、テキストコンテンツの需要はなくならないからです。
文章は動画や音声に比べ、情報収集を効率的に行える点がメリットのひとつです。
動画や音声は再生速度の変更はできますが、ナナメ読みのように必要な情報をピンポイントで探せません。
また、Webサイトなどのテキストを必要とする場所は今後も存在し続けるので、Webライターの需要も無くならないと言えます。
4.AIが代替できない分野もあるから
4つ目の理由は、AIが代替できない分野もあるからです。
たとえば取材やセールスライティングでは、取材をしたりターゲットを考えたりする工程があります。
そのため、現時点でAIが代替するのは難しいでしょう。
また、専門性が問われるジャンルの執筆もAIには困難です。
金融や医療などのジャンルは、記名記事が多かったり監修者がついたりするように「誰の発言なのか」が重要視されます。
そのためAIが書いた記事は、信頼性の観点からも不十分だと考えられます。
5.文章力は他の仕事に応用できるから
5つ目の理由は、文章力は他の仕事に応用できるからです。
文章力は全ての仕事に活きると言ってもいいくらい、応用の効くスキルです。
たとえば、以下のような仕事に応用できます
- YouTubeのシナリオ作成
- LINEやメルマガのシナリオ作成
- Twitter運用代行
- Instagram運用代行
Web系の仕事だけでもこれだけあるので、Webライターの仕事を通して培った文章力は決して無駄になりません。
実際にWebライターで、SNS運用代行やYouTubeのシナリオ作成をやっている方もたくさんいます。
6.Webライターの仕事は幅広いから
6つ目の理由は、Webライターの仕事は幅広いからです。
Webライターの仕事は以下のように派生しています。
- SEOライティング
- ディレクター
- SEOコンサルタント
- インタビューライティング
- セールスライティング
- Kindle、書籍関連
最初はSEOライターから始める方がほとんどですが、文章を使う仕事なのでさまざまな仕事でスキルを活かせます。
これだけ幅広いので、仕事がなくなる心配がなく長く続けられる職業と言えます。
7.Web広告の需要が伸びているから
7つ目の理由は、Web広告の需要が伸びているからです。
2021年に電通が行った調査によると、インターネット広告費は年間2兆7,052億円となり、前年比121.4%と伸び続けています。
参考:電通2021年・日本の広告費
インターネットの広告費が伸びているということは、Webサイトに必要なテキストの需要も伸びているということ。
動画広告もありますが、Webサイトのコラムや企業メディアを通したWeb広告もあるので、Webライターの仕事は無くならないのです。
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稼ぎ続けるWebライターになるには
Webライターに将来性があるとはいえ、スキルアップを怠ったり、長期的なキャリアを考えずにいると仕事がなくなる可能性もあります。
ここでは、稼ぎ続けるWebライターになるために意識したい3つの考え方をご紹介します。
仕事の幅を広げる
1つ目は、仕事の幅を広げることです。
先ほどお伝えしたように、Webライターの仕事には幅があります。
SEOライティングだけでなく、セールスライティングやインタビューライティングなど、今までと違う仕事に挑戦してみましょう。
特に「SEOライティングをずっとやり続けるのはつらい」とお考えの方におすすめです。
仕事は既存のクライアントから巻き取ったり、サンプル記事を作成して営業したりすることで獲得できます。
専門性を磨く
2つ目は、専門性を磨くことです。
執筆するジャンルに関する知識を増やし、専門性を磨いていきます。
専門性を磨くとリサーチの時間が短縮されたり、得意分野の仕事を取りやすくなるなどのメリットがあります。
ただし、単価の低いジャンルに特化してしまうと稼げないので注意しましょう。
比較的単価が高いジャンルは以下の通りです。
- 金融
- 医療
- 仮想通貨
- 転職
- 婚活
まずは気になったジャンルを数記事書いてみたうえで、続けられそうと感じたら本格的に学習して専門性を磨いていくといいでしょう。
ディレクターを目指す
3つ目は、ディレクターを目指すことです。
ディレクターは記事のチェックなど、ライターの取りまとめを行います。
自分で執筆せず「人」で仕組み化できるので、いいチームを作れると時給が上がる点がメリットです。
ただし、いいライターを集められないと記事の修正に時間を取られてしまう可能性もあります。
万が一ライターに飛ばれた場合は、自分で執筆しなくてはいけないことも。
ディレクターになるには、既存のクライアントから仕事を巻き取ったり、大量の案件を受注してチームで執筆したりする方法があります。
ライターにフィードバックすることもあるので、高いスキルが求められるポジションです。
また、稼ぎ続けるWebライターになるためにはスキルが必要不可欠。
初心者Webライターが学ぶべきスキルを体系的にまとめた『WritingBegin』という無料教材があるので、ぜひチェックしてください!
まとめ:スキルを磨き続けるWebライターには将来性がある!
Webライターの将来は、暗く見える部分もあるかもしれません。
しかし、スキルを磨いて営業を怠らなければ十分に将来性のある職業です。
今回ご紹介した内容を参考に、Webライターとしてのキャリアを考えてみましょう。
ぼくが配信している無料メルマガでは、Webライター7年目のぼくが文章力を上げる方法やWebライターの稼ぎ方について解説しています。
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筆者:ななみ(@nanami_writing)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)