- Webライターの仕事で月7桁以上はどうしたら稼げるの?
- ディレクターやライター講師の仕事に興味がある!
- 憧れのあの人と一緒に仕事をするにはどうしたらいい?
今回はこのような疑問にお答えするために、Webライター講師の ” 加藤 瞭さん” にお話を伺いました。
加藤さんは、Webライターとして独立後に1年で月100万を達成し、今も月7桁を稼ぎつづけているそうです。
現在は、EXTAGE株式会社のコンテンツ事業制作責任者として、10社以上のメディア運営に携わっています。50人以上のライターを束ねるチームのリーダーであり、講師としてライター育成に力を入れています。
そんな加藤さんにライター講師、ディレクターとしてスケールアップする方法や、月7桁を稼ぎつづける秘訣を教えていただきました。
副業開始3か月で月20万。1年で月100万プレーヤーに! きっかけは人との出会い
その後にX(旧Twitter)を使ってインフルエンサーの方と知り合い、一緒に働くようになって月20万稼げるようになって独立を決意しました。
今はその経験を活かして発信をしたり、講師やディレクターとしてライター育成に携わったりしています。
最初はそれこそ月3万円しか稼げず消耗していて、セミナーに行って何かしら学びを得たいと思っていました。
そこで沖さんと出会って編プロでライティングの仕事をいただけるようになり、3か月後には副業で月20万円稼げるようになりました。その頃の文字単価は2円~2.5円くらいです。
「セミナーに行くからには、何かしら成果を出すぞ!」と意気込んでいたので、会場に向かう新幹線のなかで沖さんのことを事前に調べました。
独立してディレクターに昇格して、半年で月50万を達成
副業で月20万円分の作業をこなすとなると、かなり時間がパツパツだったんですよね。仕事や食事、睡眠以外の時間はほぼ全部ライティングに費やしていました。
「この生活をつづけるのは無理だ」と限界を感じていたので、思い切って独立したんです。
複数のチームにライターとして入って記事を納品していたら、事業拡大のために新しいディレクターが必要になりました。その際、記事の質が高いと評価いただいてディレクターに推薦してもらったんです。
その後は、受注できる本数が増えて、比例して収入も上がっていきました。
懇親会で会うと人柄をわかってもらいやすいので、依頼されやすくなります。オンラインで営業メッセージを送るよりも、お会いしたあとに営業したほうが「ではまず1記事お願いします」と言ってもらいやすいです。
相手のことを事前に調べて、直接会ったときにゴリゴリ営業したら「いいですね! こういう人に来てほしかった」と喜んでもらえたこともありますね。
僕も今ライターさんの育成や採用をしていて、相手が僕のことを調べてきてくれたらやっぱり嬉しいです。スキルはもちろん大切ですが、人柄で選ばれる部分も大きいと思います。
ライターの育成と事業拡大に力を入れて、1年で100万円を達成
ディレクターになったときに、ライターさんのマインドや、仕事へのコミット具合が人によってまったく違うと感じました。
意欲の高いライターさんにはがっつり教えたかったので、ライター講座を開いて、育成に本腰を入れようと思ったんです。そうすれば、高いモチベーションで一緒に働く仲間が増えて、事業も拡大できると考えました。
でも徐々に生徒さんが育ってきて、SEOの記事が書ける人、Xの投稿作成ができる人、インタビューライティングができる人など、レベルアップしている方がどんどん増えている状況です。
優秀な生徒さんがライターとして活躍して、さらに事業が大きくなる……という仕組み化が徐々にできているので、やってきてよかったなと思います。
やり取りの方法を変えた後は、「みんなで一緒にいいものを作り上げよう」というマインドが出来上がってきたと思います。
ライターとディレクターというドライな関係ではなく、普段の生活のことも気軽に話せる仲間が増えました。
ヘッドハントされるには? 1つ指示をもらったらすべてを理解して実行に移す
でも一緒に仕事をするうちに働きぶりを評価いただけるようになり、ヘッドハントされたという流れです。
たとえば、卓馬さんの作業時間に合わせるため、連絡がきたら即レス。他にも、メッセージを一度読めば何をしたらいいかわかるように、推敲に推敲を重ねました。
たとえば、あらかじめ卓馬さんの予定を事前に聞いておき、先方とZoom面談の予定を取り付ける。面談の日が来るまで適宜リマインドして、終わったらすぐに議事録を作って共有する……といった仕事もしたんです。
いわゆる「縁の下の力持ち」のような仕事をして、少しずつ評価を高めていきました。
たとえば、SEOのサイト設計の仕事をするときも、卓馬さんのYouTubeを見たうえで着手すれば進め方がわかりますし、卓馬さんが考える理想形もイメージできます。
1つ指示をもらったらすべてを理解して実行に移せる状態を作ったことも、評価いただいた部分だと思います。
たとえば、最近Xを更新していない、連絡がなかなか返ってこない……などは、相手が忙しいサインかもしれません。
声掛けをしても、すぐに仕事にはつながらないかもしれません。でもきっかけ作りにはなるので、相手の忙しさにアンテナを張っておくのは大事なことだと思います。
ライター講師になるには、今の業務を洗練させることが近道
講師になるには、まずは相手の話を聞くことが大事です。悩みに向き合って、自分なりの解決策を提示することをひたすら繰り返す。そうするとどんどん情報が集まってきて、自分の考え方が洗練されていきます。
僕も最初は100%の回答ができなかったのですが、生徒さんに育ててもらって、徐々にわかりやすい発信をしたり、個別の解決策を提示したりできるようになりました。
たとえば、記事を編集するときに、修正する意図をわかりやすく伝える。ライターの目線に立って学びになるフィードバックをするなど、ひとつひとつの心がけが成長につながります。
ライティングスキルとソフトスキル、相手の求めるものを提供するスキル、これらを少しずつ高次元にしていくことが、講師になる近道だと思います。
たくさんのライターを束ねる立場になり、記事のフィードバックをしながら言語化能力を高めたことは、今の講師業にも役立っています。
変化の速いWeb業界で生き抜き、月7桁を稼ぎつづける秘訣
最初に決めた「月100万を稼ぐライターになる」という目標が達成できて、次の「ライターを育成して事業を大きくする」という目標も、もうすぐクリアできそうです。
ただ、このポジションに甘んじていると、他の人に追い越されてしまう危機感もあります。Web業界は変化が速いので、現状を維持せずにどんどん次のステージに進んでいきたいですね。
ときには収入が下がったとしても、新しい分野の知識をつけるなど種まきの時間をとると、次のステップにつながりやすくなります。
僕も月100万円稼いだときはいっぱいいっぱいだったのですが、その先の未来のためにYouTubeを始めたり、ライター育成のために講座を作ったりと、次の種まきを始めたから生き残れています。
初心者の方は、少し時間を取って新しい営業先を探したり、インタビューやSNS運用など新しい知識を学んだりすると、来月、再来月に少しずつ結果が出ると思います。
色々なことができる状態になれば、セーフティーネットが増えて稼ぎつづけやすくなります。
時給300円で疲弊したときに、沖さんに出会ってディレクターの道が開けました。月100万円で頭打ちになったときも、卓馬さんに出会って講座を作り、今では法人化もできました。
ターニングポイントには、いつも僕のことを引き上げてくれた人がいたんです。
だから、将来的には僕も他の人にとって同じような存在になれたらいいな、と思って活動しています。
さいごに
ライター向けオンラインコミュニティ「Webライターラボ」では、今回お話を伺った ”加藤瞭さん” をはじめ、たくさんの優秀なライターが知見をシェアされています。
興味がある方は、オーナー中村の無料メルマガをチェックしてみてください。
Webライターがまず勉強するべき「文章力」を上げるノウハウを無料で配信しています!
≫無料メルマガに登録する