今回はこのような疑問にお答えして、ブログがネタ切れになる理由と、ネタを見つけるためのステップをまとめました。
ブログのネタが切れる最大の理由は、読者目線を持っていないからです。Google検索の仕組みを知って、以下のステップを踏めば、困ることはなくなるでしょう。
1:ブログのコンセプトを決める
2:SEOを勉強する
3:検索キーワードを知る
4:読者の悩みを把握する
5:悩みを解決する記事を書く
あわせて、ネタ切れのときにチェックしたいこともまとめました。ブログをなかなか書けずに困っている方は、今回お伝えする内容を試してみてください。
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
ブログがネタ切れになる最大の理由
ブログがネタ切れになる最大の理由は、読者目線を持てていないからです。
そもそも、ブログには大きくわけて2つの種類があります。
- 趣味や思考、日々の出来事などを書くブログ
- 誰かの悩みを解決して収益を得るブログ
前者なら、自分の好きなことを自由につづれるので、ネタ切れには困らないでしょう。
一方、後者のブログは、読者目線が抜け落ちるとネタ切れしやすくなります。
たとえば、収益を得ることを優先して、暗号資産の口座開設アフィリエイト記事を書くだけでは、ブログのネタはすぐに切れます。
それだけでなく「仮想通貨とは何か」「ブロックチェーン技術の可能性」「初心者におすすめの銘柄」など、テーマにそって読者が知りたい情報をまんべんなく取り上げれば、ネタには困りません。
そのためには、SEO※を学んで読者のニーズを的確に把握することが重要です。次の章で具体的な手順を解説します。
※SEO:検索エンジン最適化。Googleの検索結果に記事を上位表示するための施策のこと。
ブログのネタを見つける5ステップ
ブログのネタ切れを防ぐには、以下の5つのステップを踏むことが効果的です。
1:ブログのコンセプトを決める
2:SEOを勉強する
3:検索キーワードを知る
4:読者の悩みを把握する
5:悩みを解決する記事を書く
それぞれのステップについて、詳しく見てみましょう。
1:ブログのコンセプトを決める
1つ目は、ブログのコンセプトを明確にすることです。誰に何を届けるのか決めると、ネタをイメージしやすくなるからです。
ただし、抽象的すぎるコンセプトは避けましょう。
たとえば「20代から自由になる」のような抽象的なコンセプトだと、仕事やお金、人間関係など書けるネタはいくらでも出てきてしまいます。このような状態だと、逆にどのネタを扱えばいいか迷うことになるのです。
コンセプトを決めるときは、「20代の独身女性に向けて、コスメに関する情報を発信する」のように、読者と扱うテーマを明確にしましょう。
そうすれば「おすすめのコスメを紹介しよう」「プチプラのブランドを解説しよう」など、ブログのネタが思い浮かびやすくなります。
2:SEOを勉強する
2つ目は、SEOについて学ぶことです。
SEOを学ぶと、思いつくままにネタを決める状態から脱出できます。
たとえば、自分ひとりでネタを考えても「おすすめのコスメ」「人気のブランド」など、アイデアは限られます。
一方、SEOを学べば、読者が知りたいことを把握できるので、「使いやすいコスメブラシ」「乾燥肌向けのコスメ」など、ひとりでは思いつかないネタを見つけやすくなるのです。
次のステップで扱う「検索キーワードの調べ方」を知れば、ネタ切れを防ぐのに役立つでしょう。
SEOの基本については、無料教材の ”WritingBegin” にまとめました。ブログのネタ切れと少し文脈は異なりますが、ブログ運営において大切なSEOの考え方や、わかりやすい文章の書き方を解説しています。
2万文字以上の文章と20本以上の動画を視聴できるので、ぜひ活用してくださいね。
3:検索キーワードを知る
3つ目は、検索キーワードについて調べることです。
Googleの検索キーワードとは、ユーザーがGoogle検索するときに入力する言葉のこと。人気の高いキーワードは、数百もの関連キーワードが存在します。ひとつのキーワードにつき1記事ずつ書けば、ネタに困ることはありません。
ここからは、実際の画面とあわせて検索キーワードの調べ方を見てみましょう。
たとえば、「コスメ」という検索キーワードをラッコキーワードで検索すると、「コスメデコルテ」「コスメ アイシャドウ」「コスメ ブランド」など、たくさんのキーワードが出てきます。
このような、ひとつの言葉から連想されるキーワードを「関連キーワード」と言います。
ただ、これらすべての記事を書くと大変な量になるので、それぞれの検索ボリューム(月間の平均検索回数)を調べて、キーワードをピックアップします。
右上の「全キーワードコピー」を押して、これらのキーワードをコピーします。
キーワードプランナーにログインして、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」にコピーした内容をペーストします。記号の入力エラーが出るものは削除しましょう。
「開始する」を押すと、それぞれの月間検索ボリュームがおおまかにわかります。
月間平均検索ボリュームが1万以上のキーワードは、大手企業が運営しているメディアが記事を書いているケースが多いため、個人ブログが勝つのは難しいでしょう。
そのためボリュームが中間程度のキーワードや、3語以上の「ロングテールキーワード」を狙うことが多いです。
このように、ツールを使えば検索キーワードがいくらでも出てくるので、すぐにネタが切れることはないはずです。
4:読者の悩みを把握する
4つ目は、読者の抱える悩みを知ることです。先ほどのキーワードを見れば、悩みをある程度把握できます。
たとえば「コスメデコルテ フェイスパウダー 色選び」と検索する人は、どんな状態で、どんな悩みを抱えているのか書きだします。
悩みの例
- コスメデコルテのフェイスパウダーに興味がある
- 色選びに迷っている
- 自分の肌色に合う色がわからない
- 人気の色を知りたい
- 実際に使ってみた人の話を聞きたい
このような悩みをひとつずつ取り上げ、記事のなかで解決策を提示します。
よりリアルな声を聞くために、SNSやYahoo!知恵袋を使うのもひとつの策です。
たとえば、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSで、ブログの読者層に近いアカウントの投稿を見てみてもいいでしょう。
「ひとつ前のフェイスパウダーとの違いを比較したい」のように、自分では思いつかなかったネタに出合えるかもしれません。
5:悩みを解決する記事を書く
最後のステップは、読者の悩みを解決する記事を書くことです。
4つ目のステップで把握した読者の悩みを整理し、それぞれにアプローチする記事を書きます。
先ほどの例をあげると、以下の内容を盛り込めば、読者の疑問を解消しやすくなります。
- コスメデコルテのフェイスパウダーの色展開
- 実際に使ってわかったメリット、デメリット
- 似合いそうな肌色
- 店頭で人気だった色
記事を書く際のポイントは、自分で経験したり、勉強して知識をつけたりすることです。コスメについて執筆するのなら、まずは商品を購入して利用しましょう。
読者が知りたいのは、公式サイトのような情報ではなく「経験した人の話」だからです。
また、自分で経験すると、新たな疑問や不安が出てきます。たとえば、「交換するときにパーツだけ購入できるのか」「使用期限はどのくらいなのか」といった内容です。
新しい経験をすればさらにネタが出てくるので、記事のなかに盛り込んだり、次のテーマとしてストックしたりできるでしょう。
ブログのネタが切れたときにチェックしたいこと
ブログのネタが切れたと感じたら、以下の3つのポイントを見直してみましょう。
- アフィリエイト目的の記事ばかり書いていないか
- ブログやテーマについて学ぶ努力を怠っていないか
- 需要のあるテーマ選びができているか
アフィリエイト目的の記事だけを書いていないか
ブログ記事がアフィリエイト商品の紹介だけになっている場合は、その他に書けそうなテーマがあるはずです。
たとえば、在宅ワークに関するブログで、パソコンや便利グッズを紹介するだけでは、いつかネタが尽きます。
そのほかに「在宅ワーク どんな仕事」というキーワードにそって、代表的な仕事の種類や在宅ワークのメリット、デメリットを紹介してもいいでしょう。
このように、関連キーワードから派生する悩みを調べれば、ネタに困ることはありません。
ブログのテーマについて学ぶ努力をしているか
ブログのネタ切れを防ぐには、テーマについて学ぶ姿勢も欠かせません。
たとえば、始めたばかりのギターに関するブログを書いても、経験が少ないと書けるネタは限られてしまいます。
このような場合は、ギターの使い方や上達方法について学び、自分から書けるネタを増やす姿勢が必要です。
たとえば、YouTubeチャンネルを見たり、教室に通ったりすれば、学んだ内容を記事に書けるようになります。
ネタ切れのときは、知識や経験が不足しているケースもよくあるので、自ら学ぶ意識を持つようにしましょう。
需要のあるテーマ選びができているか
ブログがすぐにネタ切れになるときは、テーマ選びに失敗している可能性があります。
たとえば、関連キーワードが10個しかないような需要の少ないテーマでは、すぐにネタの限界がきてしまいます。
一方で、キーワードが数百以上あるような場合は、逆にどのネタを扱えばいいのか困るでしょう。
たとえば「コスメ」でキーワードが大量にヒットするのなら、「コスメ 20代」「コスメ プチプラ」など、1語増やして調べるのもひとつの手です。
ブログを始める前に、需要があり、かつ継続的に書けるテーマを見極めれば、ネタに困ることを防げます。
ブログのネタが切れたら「読者視点」を意識しよう
ブログがネタ切れになってしまうときは、今回紹介した読者目線を意識してみてください。検索キーワードの調べ方やニーズの見つけ方がわかれば、ネタに困ることはないはずです。
そして、読者の悩みを解決する記事が書ければ、たくさんの人に読まれるブログになり、売上も自然と伸びるでしょう。
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