先が見えないフリーランス。迷わないために大切にしている心構え５つ

はじめに

Webライター向けオンラインコミュニティ「Webライターラボ」では、所属しているメンバーがコラムを書く企画があります。

今回はそんなコラムをひとつ紹介します。

ライターとして今でも大切にしている心構え

はじめまして！
今回のコラムを担当させていただくエレナです。

コラムのテーマは「ライター活動を通して見つけた、大切にしたい５つのこと」です。

スキルや実績がなくて不安が募る……。
ライターを始めた当初、私は「できない理由」を探しては足踏みばかりしていました。

しかし、活動していくうちに、自分に自信をつけてライターを続けていくにはどうすればいいのか、いくつかの気づきを発見しました。

今回のコラムでは、私が今でも大切にしているフリーライターとしての心構えをお話します。

１. 考える前に行動する

私は、考えてばかりで行動できない時期がありました。

好きなメディアのサイトでライター募集を見つけた時、憧れの有名メディアだったため応募をためらって先延ばしにしていたことがあったんです。でも、いざ応募しようかと思った時には、ライター募集は締め切られていました。

そのとき「せっかくチャンスがあるのに、考えすぎちゃうのはもったいない！」と猛烈に後悔しました。

「できるかわからない」「少し考えてからにしよう」と思う時はたいがい、考えれば考えるほど行動しない理由（言い訳）ばかりが出てくるのです。

その経験から、直感で「やりたい！」と感じたら、とりあえず挑戦してみること。言い訳が出てくる前に決めてしまうことにしました。

すると、どんなことも意外と何とかなります。

考えてから行動することも時には大切ですが、直感でやりたいと思ったなら行動してもいいのかなと思っています。

２. つながりを作る

私はラボやＸでつながっているライターの先輩、仲間の存在がなければここまでライターを続けられていないと痛感しています。

基本的にひとりでパソコンに向かっていると孤独を感じることもありますが、ほかの方々が努力されている姿を見ることで、私も頑張ろうという気持ちが湧いてくるんです。

ラボのコンテンツであるラボトーク（話したい人と話してもいい人のマッチング）では、先輩ライターの方々とお話しさせていただいたことで、悩みが解決できたり大きな挑戦ができたりしました。

今はオンライン上のつながりがほとんどですが、今後はオフラインのつながりも作っていきたいと思っています。

３. 相手の立場で考える

クライアントさんとのやり取りでは「自分がしてもらって嬉しいこと」を考えると自分も気持ちよく仕事ができると気づきました。

具体的には、以下のようなことを心がけています。

• 質問をするときは２択で提示する
• フィードバックへの感想を伝える
• ありがとうを言いまくる
• 受け身で居続けずに提案をする

特に提案に関しては、クライアントさんに提案をするなんて恐れ多いと躊躇していました。

でも「読者がわかりやすいように記事内の図解を作成しませんか？」「この読者には、こんな項目も入れた方がいいかもしれません」などの提案をしてみると、クライアントさんにとても喜んでいただけました。

また、感情が伝わりづらいテキストコミュニケーションだからこそ「感謝の気持ち」を素直に伝えることで、クライアントさんからも温かい言葉をいただき、私の心も温まっています。

４. 心と時間に余白を作る

フリーランスは仕事量や時間を自分で決められるからこそ、日常に余白をつくるのが大切だと実感しています。

私は以前、朝から深夜まで仕事漬けにしていた時期がありました。そうすると、趣味や自由な時間が失われ、仕事へのモチベーションが低下していったんです。

収入を得る、成長するのも大切ですが、長い目で見ると心や時間の余白があってこそ人生をより充実させられると思います。

私が心の余白を作るためにやっていることは

• 夜ごはん以降クライアントワークはしない
• To Do リストにおおよその時間配分も書く
• 趣味や勉強したいことなど、仕事以外のワクワクすることを書き出す

これらをしたことで、今は趣味の時間もきっちり確保しながらお仕事ができて充実しています。

５. 自分を信じる

私は、なかなか成果が出ないのに時間だけが過ぎていくことに不安ばかりがつのって「やめたい」「逃げ出したい」と思ったことがありました。

そんな時に、私の尊敬するある俳優さんの言葉が、自分を信じることの背中を押してくれたんです。

“ いつかブレイクして成功をつかむために、自分の力で手探りしながら進んでいく必要がある。そんな手探りの状況の中で「自分を信じる」を大切にして一歩一歩進んでいる ”

誰が何を言っても人生に責任を取れるのは自分だけだ。

「自分を信じるしかない」そう強く響いたのは、フリーランスと同じように、未知の挑戦の中で生きている人が言っていたからかもしれません。

私にとっては不安なときに思い出す “ お守り ” のような存在です。

悩んだときは「できる自分」を想像することで、前に進めています。

以上が私が大切にしたいと思う５つのことです。
このコラムがどなたかの参考になれば嬉しいです。

 

さいごに

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