結論から言うと、Webライターがスマホだけで稼ぐのはおすすめしません。
理由は以下の4つです。
- 作業効率が悪いから
- 画面が小さくて見づらいから
- スマホでは難しい作業があるから
- 単価が低い案件しかこなせないから
しかし、Webライターはスマホを活用することで効率よく働けます。
スマホの活用法は以下の通りです。
- リサーチ
- 構成
- 推敲
- 案件を探す
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時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
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・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
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など、他多数
Webライターはスマホだけでは難しい
結論、Webライターの仕事はスマホだけでは難しいのでおすすめしません。
スマホでの作業はクラウドソーシングを中心としたお小遣い稼ぎ程度なら可能です。
しかし、副業や本業として記事を執筆するならパソコンを用意する必要があるでしょう。具体的な理由を次の見出しで解説していきます。
Webライターの仕事がスマホだけでは難しい4つの理由
Webライターの仕事がスマホだけでは難しい理由は以下の4つ。
- 作業効率が悪いから
- 画面が小さくて見づらいから
- スマホでは難しい作業があるから
- 単価が安い案件しかこなせないから
作業効率が悪いから
Webライターが書く記事の文字数は数千文字以上に及びます。
テーマや内容にもよりますが、Web記事で上位表示を狙うのなら3,000字以上になることが大半です。
それほどの長文を入力する際は、スマホを使うよりもキーボードでタイピングするほうが速いはず。
仮にフリック入力のほうが速い方でも、長文を入力し続けるのは大変ですよね。
また、スマホではショートカットキーが使えません。
たとえば、Googleドキュメントの見出し設定。
Windowsなら「Ctrl+Alt+数字」、Macなら「⌘command+Option+数字」で設定できます。
一方、スマホではいちいち選択する手間が発生します。
このようなショートカットが使えないと効率が悪くなってしまうので、執筆はパソコンがおすすめです。
画面が小さくて見づらいから
2つ目の理由は画面が小さくて見づらいからです。
Webライターは「執筆する画面」と「資料を映す画面」の2つにタブを分割することがあります。
パソコンは画面が大きいので、分割しても問題なく利用できます。
しかしスマホの場合、分割すると画面が小さくて見づらくなってしまいます。
たとえば数値をコピーして表を作成する場合、スマホだと何度も画面を切り替えなくてはなりません。
パソコンなら、資料を見ながら大きな画面で作業できるので、効率よく進められます。
スマホでは難しい作業があるから
3つ目の理由は、スマホでは難しい作業があるからです。WebライターはWordPressというシステムを使って、記事の入稿作業をすることがあります。
スマホアプリ版のWordPressもありますが、機能は最低限です。
たとえば、アプリ版のWordPressでは文章の装飾はできません。また、先ほどもお伝えしたように画面も小さく使いづらくなってしまいます。
入稿に限らず、原稿を執筆するときもパソコンを使うほうが細かな作業を効率よく進められます。
基本的にはパソコンを使ったほうが、仕事全体の生産性が高まるでしょう。
単価が低い案件しかこなせないから
4つ目の理由は、単価が低い案件しかこなせないからです。
パソコンを使わずにスマホだけでWebライターの仕事をしようとすると、アンケートの回答や、数百字程度の口コミ投稿のような案件が対象となります。
しかし、これらの仕事は単価が低いクラウドソーシングのタスク案件です。
たとえば、300円の案件を30件やっても報酬はたったの9,000円。
パソコンで長文の記事を書く仕事なら、1件で3,000円程度の報酬も当たり前のようにあります。
スマホだけで記事を書くこともできますが、どうしても時間がかかるので結果的に時給が低くなる可能性があります。
Webライターで単価の高い案件に挑戦したいと思った方は、ぼくの無料メルマガをぜひ購読してみてください!「文章力アップ」をテーマに配信しています。
Webライターにおすすめのスマホ活用法4選
スマホだけでWebライターの仕事をするのは大変ですが、パソコンをメインの機器にして、スキマ時間にスマホで作業することは可能です。
Webライターにおすすめのスマホ活用法は以下の4つ。
- リサーチ
- 構成
- 推敲
- 案件を探す
それぞれ見ていきましょう!
1.リサーチ
1つ目の活用法はリサーチです。リサーチは長文を書く必要がなく、スキマ時間でも作業できます。
電車での移動時間や休憩時間などで検索してメモアプリに情報をコピペしておくと、執筆する際の手間が大幅に省けます。
2.構成
構成の作成も長文の執筆とは違い、スキマ時間に適している作業。画面の切り替えが少ないので、スマホでも大丈夫です。
構成を考えてメモアプリで箇条書きしておくだけでも、後からパソコンでまとめる際の負担が減ります。
「スキマ時間に構成を考える→自宅で執筆する」など、スマホでできる作業とパソコンでできる作業の掛け合わせがおすすめです。
3.推敲
3つ目の活用法は、執筆後の文章を見直して修正する「推敲」です。
Web記事はスマホで読まれることが多いので、推敲時はスマホ画面でプレビューすると、読者目線の読みやすい記事に仕上がります。
特に改行、装飾の量などはパソコンの画面とスマホの画面では見え方が大きく異なります。気になった部分は印をつけておけば、後から修正するときも便利。
読者目線で高品質な記事を納品するためにも、スマホを活用した推敲を試してみてください!
4.案件を探す
最後に紹介する活用法は、案件を探すことです。
Webライターの案件探しはスキマ時間でこまめにやっておくのがおすすめ。
特に人気の案件はすぐに応募が殺到してしまうので、いい案件を見つけたらすぐに応募しないと通過率が下がってしまいます。
また、Webライター初心者の方向けに『WritingBegin』という教材をつくりました!
SEOの基礎や文章術、クライアントワークの基本などを網羅的に学べるので、ぜひチェックしてください。
Webライターにおすすめのスマホアプリ
Webライターにおすすめのスマホアプリは以下の5つです。
- Googleドキュメント
- Microsoft Word
- Chatwork
- Evernote
- CrowdWorks
どのアプリも無料で利用できます。ぜひ今日から取り入れてみてください!
Googleドキュメント
Webライターの記事執筆に使われるGoogleドキュメントは、アプリ版も使いやすくスキマ時間の活用におすすめです。
Googleドキュメントでできることの一例は以下の通りです。
- 構成
- 執筆
- コメントの確認・返信
記事納品後の修正依頼もスキマ時間で確認・修正できるので、効率よく作業を進められます!
Microsoft Word
Microsoft Wordも執筆によく使われるツールです。
Wordは有料のサブスクリプションもありますが、無料版でも文章の編集などの機能があり、十分に使えます。
普段からWordを利用している方は、ぜひアプリをインストールしておきましょう。
Evernote
Evernoteは無料で使えるメモアプリです。
パソコン版とも同期しているので、自宅でも外出先でも作業を続けられます。
主な機能は以下の通り。
- メモ
- 画像、動画、PDF、文書ファイルの貼り付け
- メモの共有
- タスク管理
画像や動画だけでなくPDFや文書ファイルも添付できるので、リサーチで見つけた情報を一箇所に集めておきたいときにも便利です。
Chatwork
ビジネスチャットとしておなじみのChatworkはアプリ版もリリースされています。
パソコン版と同じく、以下の機能が利用できます。
- チャットの確認
- チャットの送付
- スタンプ
またアプリ版は、一部の曜日や時間を休日・業務時間外として通知を無効にする「休日設定」も可能です。
CrowdWorks
案件を探す際に利用するCrowdWorksにもアプリ版があります。
アプリ版の機能の一例は以下の通りです。
- 仕事を探す
- 気になる!リストへの追加、リストの確認
- メッセージのやり取り
気になる!リスト機能が利用できるので、スキマ時間に検索して後から応募することもできます。
まとめ:スマホとパソコンを併用して効率的に働こう
残念ながら、Webライターはスマホだけで稼げる仕事ではありません。
最低限のスペックでいいので、始める際にはパソコンを用意しましょう。
ただ、スマホとパソコンを併用して作業するのは効率アップになるのでおすすめです。
今回ご紹介した活用法やアプリを参考に、自分なりの効率的な働き方を探してみてください。
今回パソコンを買ってWebライターを始めてみたいと思った方は、ぼくの無料メルマガで文章力アップを目指しましょう。
Webライターに関する情報を配信しているので、ぜひ購読してみてくださいね!
筆者:ななみ(@nanami_writing)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)