「Webライターをこれから始める方」や「現在Webライターとして主にSEO記事を書いている方」にとって、Webライターの目指すべきキャリアがあれば安心材料になりますよね。
はじめにお伝えしなくてはならないのは、Webライターに唯一正解のキャリアはないということです。
ただ、AIが台頭した現在でも、Webライターにはたくさんの選択肢があります◎
本記事で解説する合計5つの型を参考に自分なりのキャリアを切り拓き、AI時代を生き抜いていきましょう!
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊していましたが、スキルを磨き営業しまくった結果、今は法人化もできました。
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■書籍
・ライターとして生きていく(KADOKAWA)
・Webライターフリーランス入門講座(ソーテック社)
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・ソニンさまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
Webライターに唯一正解のキャリアはない
はじめに、「Webライター≒SEOライター」だとすると、Webライターとして生き抜いていく唯一正解のキャリアはありません。
歩んでいくべき正解のキャリアがあれば、どの方向で努力すればいいかわかるので道に迷うことがなくなって安心でしょう。
たしかに以前はSEO記事の執筆にだけ力を注げば生き抜ける時期もありましたが、AIが台頭してきた現在はそうはいきません。
SEO記事はだんだん人からAIに任せられるようになって、当時考えられていたWebライターのキャリアだけでは生き抜くのが難しくなってきました。
ただその一方で、視野を広げればSEO記事以外にも挑戦できる仕事はあり、さまざまなキャリアの可能性も生まれています◎
以下では、ライター歴10年かつ業界最大級のコミュニティを主宰しているぼくの経験から、Webライターのキャリアについて解説します。
キャリアの型は5つに進化
Webライターの代表的なキャリアの型は大きく分けて5つに進化したと考えています。
従来は3つの型が王道としてある状況でした。その後、「AIが台頭してきた状況でも生き抜ける」有力な2つの型が新たに加わった流れです。
5つの型の概要は以下の表の通りです。
|
型の種類 |
概要 |
| (王道)特化ライター型 | 前職で得た経験などから、医療、不動産、金融、転職などの専門分野のSEO記事に特化する |
| (王道)ディレクター型 | ライターからステップアップして、スケジュール管理や記事の編集を担当する |
| (王道)幅広SEOライター型 | 幅広い分野のSEO記事を書く |
| (新)プラスワン型 | 「SEO記事の執筆」以外に、もうひとつ違ったコンテンツを制作する |
| (新)コンテンツプロデューサー型 | プラスワン型の進化系で、さらに3〜4つのコンテンツ制作をプロデュースする |
これら5つのキャリア型を参考に、自分で新たな道を切り拓く意識が大切です。意識を持てばキャリアの可能性は無限に広がっていくでしょう!
Webライターの生き残り戦略に興味がある方は、ぼくの公式LINEをチェックしてみてください。
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5つのキャリア型の詳細と見通し・注意点
先に挙げた5つのキャリアの型について詳しく解説します。それぞれ今後の見通しや注意点についても説明するので参考にしてください。
1. (王道)特化ライター型
1つ目は、王道の特化ライター型のキャリアです。
特化ライターとは、学業や前職などこれまで経験してきたことを活かして、ひとつの専門分野のSEO記事に特化するライター。
一次情報を持っているなど専門性が高い分野があれば、AIで制作できる分野と差別化できます。
そのためクライアントからの需要も多く、単価が高くなる傾向に。医療、不動産、金融、転職が専門分野の代表例です。
特化ライター型の今後の見通し
専門分野のSEO記事の執筆だけで安定して稼ぐのは難しくなっていきますが、SEO記事以外にコンテンツの幅を広げれば生き抜けるだろうという見通しです◎
もしかしたらSEO記事だけでも直近は大丈夫かもしれませんが、2〜3年後には難しくなってくるでしょう。
ただ、専門性を突き詰めて優秀な特化ライターを目指せば、その分野の信頼性が高まってSEO記事以外の仕事を頼まれるケースはあります。
SEO記事の執筆とそれ以外を合わせて取り組めば、まだ十分稼げるはずです。
特化ライター型を目指す上での注意点
注意点は、未経験から勉強して専門分野に特化するのはだんだん厳しくなっていくということ。
AIを使えば、初心者でもある程度までは専門分野について書けるようになってしまいました。
今後は、既に実績を積んでいる特化ライターがAIで書かれた記事をチェックする構図になりそうです。
もし未経験から何かの特化ライターを目指す場合は、SEO記事以外にも広げる強い意識で取り組みましょう。
なお、「専門分野に特化しても情報が枯渇して書けることがなくなる」とたまに言われますが、これは必ずしもそうではないと思います。
SEO記事を書く前のリサーチや取材、場合によってはセミナー参加などによって新しい情報をアップデートできるからです。
今までの知見を切り売りするだけでは厳しいですが、それに留まらない特化ライターにはなれるはずです。
»特化ライターになる方法を知る(金融特化ライター東本さんのインタビュー記事)
2. (王道)ディレクター型
2つ目は、王道と言われるディレクター型のキャリアです。
ここで言うディレクターとは、「実際に執筆するライターのスケジュール管理や、納品された記事の編集をする」役割の職を指します。
ハイスキルなライターになることでクライアントに認められ、ディレクターの就任を打診されるのが一般的な流れです。
ディレクター型の今後の見通し
ディレクター型の今後の見通しは、「まずはしっかりライターとしてのスキルを磨き、その後もディレクター独自のスキルを磨き続ければ生き抜ける」というもの。
現在では、ディレクターはライターに仕事を頼まず、どんどんAIを使うようになっています。これはディレクターも同様です。
ライターとして生き残るのが難しくなっていることに比例して、ディレクターのポジションも減っているのが現実です。
ハイスキルなライターになることに集中して、まずはディレクターに選ばれる状況を目指しましょう。
ディレクター型を目指す上での注意点
ディレクターはライター業の延長線上にある仕事ではありますが、求められる能力はかなり違うことに注意してください。
ディレクターには、案件にアサインしたライターとの対人関係やチームビルディング、マネジメントのスキルが必要です!
ディレクター独自のスキルを磨いていかなくては、優秀なディレクターとして生き抜けません。
3. (王道)幅広SEOライター型
3つ目に解説するのは、これまで王道とされてきた幅広SEOライター型です。
幅広SEOライターとは、分野を絞らずにいろいろなSEO記事を執筆するライターを指します。
専門性を持っていない方が、リサーチ力や構成力などを磨くことによって目指しやすいキャリアの型です。
幅広SEOライター型の今後の見通し
AIにより案件数が減っていくであろう今後は、幅広SEOライターはシフトチェンジしていくほうがいいでしょう。
AIに代替されずにSEO案件を任されるのは、質の高い記事を書ける方や編集力、マネジメント力の高い方に限られていきます。
幅広SEOライターのままでは、一次情報を盛り込める方や編集力の高い方に案件を奪われてしまうかもしれません。
幅広SEOライター型を目指す上での注意点
幅広い分野のSEO記事を執筆できること自体は良いですが、それだけでは今後厳しくなっていくことには注意が必要です。
幅広い分野のSEOから一歩進んで、前述の「特化ライター型」や「ディレクター型」もしくは後述の「プラスワン型」や「コンテンツプロデューサー型」へシフトチェンジしていきましょう。
4. (新)プラスワン型
4つ目として新たに加わったのは、プラスワン型のキャリアです。
僕が運営しているコミュニティ「Webライターラボ」では、数年前からこの型を紹介してきました。
プラスワン型とは、「SEO記事の執筆」以外にもう一つスキルを備える型。LPやKindle、SNS、メルマガ、LINE、インタビュー、動画などの他のコンテンツ制作から、まずは一つ加えて二刀流で取り組みます。
プラスワン型の今後の見通し
AIの台頭によりSEO記事の案件は徐々に減っていく現状でも、二刀流になることで受注できる案件を増やしていけるキャリアです◎
SEO記事以外にもインタビューやLP制作、SNS運用など、クライアントから需要のあるコンテンツはたくさんあります。
他のスキルを身に付けられれば、新たな案件を受けられるでしょう。
プラスワン型を目指す上での注意点
いきなり4〜5つも新しくスキルを身に付けるのは大変なので、まずはプラスワン(+1)です。何をプラスワンするかの決め方には注意しましょう。ポイントは2つあります。
1つは、クライアントの需要があるスキルにすること。
既存クライアントからプラスワンの仕事を受注したい場合、そのクライアントに不要なコンテンツの制作を提案しても受注できません。
たとえば、クライアントがXやInstagramのアカウントを持っているなら、SNS運用代行のスキルを身に付けて提案するのがおすすめです。
もう1つは、自分の興味のある種類を選びましょう。
興味のない種類のコンテンツを選ぶと、制作物の質も向上しにくいうえに、楽しくないので長続きしません。たとえば、単に稼ぐ目的のためにインタビューを行っても、インタビュー自体やできあがった記事の質は充実しないものになってしまいます。
»無料教材「WritingBeginPlus」でプラスワンのスキルを身につける
5. (新)コンテンツプロデューサー型
最後5つ目も新しいキャリア型である、コンテンツプロデューサー型を解説します。
コンテンツプロデューサーは、プラスワン型からさらに進んだキャリアです。
Web上のコンテンツの中から、3〜4つくらいコンテンツ制作のスキルを持ってクライアントに貢献する型のことです。
僕も最初はSEO記事からスタートしましたが、その後はKindleとの二刀流(プラスワン型)の仕事をして、さらにその後メルマガ、公式LINE、LPと幅を広げていきました。
コンテンツプロデューサー型の今後の見通し
コンテンツプロデューサー型のキャリアはAI時代とも相性が良く、今後の見通しは明るいでしょう。
このキャリア型では、クライアントの悩みや問題をヒアリングし、マーケティングの観点からコンテンツ施策を提案します。
AIによってある程度の品質を保てるようになったので、採用された案を自ら制作しながらスキルの幅を広げていけます。
コンテンツプロデューサー型を目指す上での注意点
いきなり到達するのは難しいので、まずはプラスワン型で貢献できるようにしましょう。
一つでもコンテンツ制作のスキルを身に付けるのは大変なこと。
トライする機会があれば、一つずつ着実に身に付けて、その先にコンテンツプロデューサーへ辿り着こうという姿勢が大切です◎
また、マーケティングの学習も必要です。
自分が制作できるコンテンツではなく、クライアントにとって必要なコンテンツの制作を判断し提案できるようにしていきましょう。
まとめ:5つのキャリアの型を参考に、自分の道を切り拓こう
本記事で解説した5つのキャリアの型を参考にして、AI時代も生き抜ける自分ならではの道を切り拓きましょう!
以前までは王道のキャリアの型がありましたが、AIの台頭によってそれだけでは生き抜くのは難しくなってきました。
基礎的なWebライティング力を磨きつつ、新しく加わったキャリアの型も参考に「SEO記事の執筆」以外の道も模索してください。
何か一つの型に固執するのではなく、違うと思ったら別の型に変えてみたり少しズラしてみたりするのがおすすめです。
フリーランスこそ、自分にしかないキャリアを切り拓いていく意識を大切にしましょう◎
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ライター:ノクオ(@nokuo_web)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)

