結論から言うと、Webライターは稼げます!
なぜなら、営業の方法や場所次第では、高単価なライティング案件を獲得できるようになるからです。
ただし、稼げるWebライターになるためには、スキルや実績、飛びこむ勇気が必要です。
「Webライターは稼げない」と言われる理由は以下の通り。
【稼げないと言われる理由】
- 低単価な案件が多いから
- 労働力に依存した働き方だから
- 初心者のうちは時間がかかるから
- 毎月安定した収入を得るのが難しいから
一方、稼げるライターには以下の特徴があります。
【稼いでいるWebライターの特徴】
- ライティングスキルが高い
- スキルをアピールできる実績がある
- クライアント目線に立って仕事ができる
- 専門性の高いジャンルが得意
- 飛びこむ勇気がある
本記事を読めば、高単価な案件を獲得するコツがわかり、稼げるWebライターへ一歩近づけると思います◎
ブログ運営者のプロフィール 【経歴】 【実績】 ■プレジデントオンラインさま ■マンションプラス(長谷工)さま ■ダイヤモンドチェーンストアさま など、他多数
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
・キックボクシング業界の記事
・枡田絵理奈さまの取材記事
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・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
Webライターは稼げないの?年収事情を暴露
フリーランスのWebライターの場合、年収はおおよそ300万前後が多いと言われています。
ちなみに「フリーランス白書2022」によると、Webライターを含んだフリーランスの平均年収は以下の通りです。
・200万円未満 21.8%
・200~400万円未満 29.4%
・400~600万円未満 17.5%
・600~800万円未満 11.2%
・800~1,000万円未満 8.7%
・1,000万円以上 8.8%
参考:フリーランス白書2022
最も割合が大きいのは「200~400万円未満」の29.4%。
フリーランスの年収の幅が広いのは、子育てや介護などさまざまな事情から仕事をする時間が十分に取れない人も含まれるからです。
「会社員時代の年収より下がってしまう……」と感じている方は安心してください!
実績やスキル、作業時間によっては400万円以上も充分目指せる範囲です。
Webライターが稼げないと言われる理由
Webライターの年収事情を見る限り、一概に「稼げない」とは言い切れないはずです。
「Webライターは稼げない」と言われる理由を見ていきましょう。
低単価な案件が多いから
1つ目の理由は、低単価なライティング案件が多いからです。低単価な案件は、初心者ライターの多くが利用するクラウドソーシングで見られます。
クラウドソーシングとは、仕事の受発注ができるプラットフォームのこと。
未経験でも仕事が受注しやすく、金銭トラブルのリスクが小さいというメリットがあります。
一方、文字単価が1円を切るような案件もあり、多くの初心者ライターがクラウドソーシングで仕事を受注し「稼げない……」と挫折してしまうのです。
労働力に依存した働き方だから
2つ目の理由は、Webライターは記事を書いた分だけ収入を得る「労働集約型」の働き方だからです。
そのため、十分に作業時間を取れない人や1日に書ける文字数が少ない人は稼ぎにくいでしょう。
たとえば、1~2時間しか作業できないと、1日で稼げる金額が1,000円に届かない……なんてことも。病気やケガで仕事ができなければ、収入がゼロになるリスクもあるのです。
初心者のうちは時間がかかるから
3つ目の理由は、初心者のうちは記事を仕上げるまでに時間がかかってしまうからです。
初心者の場合、1,000文字を書くのに2~3時間、またはそれ以上かかるのが一般的。文字単価1円の案件を例にすると、時給300~500円ほどです。
たしかにこのまま時給が上がらずに続けても、稼げる未来は見えないかもしれません。
毎月安定した収入を得るのが難しいから
4つ目の理由は、Webライターは毎月安定した収入を得るのが難しいからです。会社員と違いフリーランスは、仕事の依頼数に応じて収入が左右されます。
たとえば、1回きりで仕事が終わってしまう案件や、依頼本数やペースがまちまちな継続案件を受注すると収入は安定しません。
実際に「20万円稼げた次の月に5万円しか稼げなかった……」なんてこともあります。
意識的に案件を探す時間を確保したり、クライアントとの信頼関係を築いたりすることで解決できます!
稼げないWebライターの特徴
ここからは、稼げないWebライターの特徴をまとめました。
ライティングスキルがない
稼げないWebライターは、ライティングスキルがない可能性があります。
クライアントがライターを募集する目的のひとつは、自分たちの代わりに記事を書いてもらって時間を作ること。
そのため、なるべく修正や指摘をする必要のないWebライターに依頼したいと考えています。修正や指摘をする手間がかかるWebライターには、継続的には依頼したいとは思わないはずです。
スキルを上げるためには、まずは「1文を短くする」「結論から書く」など、Web記事ならではの文章のコツを知りましょう。
「ライティングスキルを上げたい!」と考えている方は、ぼくが配信している無料メルマガをチェックしてくださいね。
作業時間が足りない
作業時間が足りないWebライターも稼げない傾向があります。基本的にWebライターは労働集約型の働き方なので、作業時間が収入に直結します。
また、どんなにライティングの知識を身につけても、仕事をこなしアウトプットしなければスキルは伸びません。
得意なジャンルがない
得意なジャンルがないのも、稼げないWebライターの特徴と言えるでしょう。特に専門性が求められる案件では、そのジャンルの知識がないと仕事を受注しにくくなるからです。
たとえば、不動産系のメディアでは、幅広いジャンルを執筆しているライターよりも、不動産系に詳しいライターを採用したいはずです。
また、得意なジャンルがないままだと、リサーチの時間がなかなか短くならず、時給を上げるのが難しいかもしれません。
稼げるライターを目指すなら、得意ジャンルを作ることを意識してみてください!
低単価な案件を受け続けている
低単価な案件を受け続けて「稼げない」と悩んでいる方もいます。
たしかに、自分のスキルを客観的に見て妥当な単価を判断するのは難しいかもしれません。
しかし、クライアントが単価を上げてくれたり、最初から高単価で依頼してくれたりすることはごく稀です。
そのため、単価が上がるのを待つのではなく、自ら高単価な案件を取りに行く必要があります。
単価を上げる方法を知らない
稼げないWebライターのなかには、単価を上げる方法を知らない方もいます。
作業量を増やせば単価は上がりますが、時間は限られているのでいずれは収入の天井が見えてくるでしょう。
収入を上げるためには、案件の単価を上げる工夫が必要です。たとえば、既存のクライアントから構成作りやWordPressの入稿など、執筆以外の作業を巻き取って単価交渉する方法があります。
自分なりにできることを考えて、単価を上げるための行動をしていきましょう。
稼いでいるWebライターの特徴
次に稼いでいるWebライターの特徴を見ていきましょう。
稼げずに悩んでいる方や、これからライターを始める方はぜひチェックしてくださいね。
ライティングスキルが高い
稼いでいるWebライターは、ライティングスキルが高い傾向があります。
たとえば「日本語の基礎が身についている」「結論から文章を書ける」など、読みやすい文章が書けるとライティングスキルは高く評価されます。
クライアントから評価されれば、継続的に案件をもらえ、収入は安定しやすくなるのです。また、スキルが高いほど執筆時間が短くなり、時給のアップも期待できるでしょう。
スキルをアピールできる実績がある
Webライターは、スキルをアピールできる実績があると稼げます。
そのためには、ポートフォリオに載せられる案件を積極的にこなすのがおすすめ。
さらに、知名度が高い大手メディアの執筆実績などをアピールできれば、高単価な案件を獲得しやすくなります。
スキルを高めつつ、クライアントにアピールできる実績を作ることを意識しましょう。
クライアント目線に立って仕事ができる
稼いでいるWebライターの特徴として、クライアント目線に立って仕事ができることが挙げられます。そもそも稼ぎつづけるためにはクライアントの要望に応える必要があります。
ただし、指示されたことだけをやるだけでは、頭一つ抜けることはできないでしょう。
「クライアントは何をしたいのか?」を考え抜いて自ら提案できると、Webライターとしての価値が高まって重宝されます。
専門性の高いジャンルが得意
稼いでいるWebライターの中には、専門性の高いジャンルが得意な人もいます。
たとえば、金融や医療、不動産などは専門性が求められるジャンルです。このようなジャンルに特化すると、量を重ねるごとに知識が蓄積し、リサーチにかかる時間が少なくなります。
また専門性が高いジャンルは単価が高いことが多く、結果として時給も上がりやすいのです。
稼げるライターになるためには、専門性の高いジャンルに特化することも視野に入れてみてください。
飛びこむ勇気がある
飛びこむ勇気があるWebライターには、単価アップのチャンスが訪れます。稼ぐためには高単価な案件に応募したり、自らクライアントに提案したりする行動力が必要だからです。
現状に満足してしまって行動を起こせなければ、収入が上がることはないでしょう。
スキルも大切ですが、未経験の仕事や高単価な案件に挑戦できるかどうかも、収入を左右するポイントです。
また、稼げるWebライターになるためのスキルやクライアントワークの基本を体系的にまとめた『WritingBegin』という無料教材をリリースしました!
ぜひチェックしてください!
稼げないライターが高単価な案件をゲットするためには?
稼げないライターが稼げるようになるには、高単価な案件を獲得する必要があります。
ここからは、高単価な案件をゲットする方法を6つ紹介します。
仕事を完ぺきにこなす
まずは、依頼された仕事を完ぺきにこなしましょう。
たとえば、以下の項目はWebライターとして「できて当たり前」のことです。
- レギュレーションを守る
- 納期までに提出する
- 同じミスはしない
クライアントは、Webライターが手を抜いて仕事をしたらすぐにわかります。
継続依頼や新しい案件につなげるために、依頼された仕事は妥協せずにこなしましょう。
スキルや実績を蓄える
スキルや実績を蓄えることは稼ぐうえで欠かせません。
稼げるライターは、ライティングスキルはもちろんのこと、営業スキルやコミュニケーションスキルも高い傾向があります。
日々インプットする時間を設け、実績を重ねることでスキルを高めましょう。
ポートフォリオを準備する
自分のスキルをアピールし案件を獲得する際に、ポートフォリオは役立ちます。
ポートフォリオとは、自分が手がけた記事を集めた作品集のようなもの。
ポートフォリオの充実度は、案件の受注率を大きく左右します。
直営業に挑戦する
実績やポートフォリオが準備できたら、直営業に挑戦しましょう。
直営業とは、クラウドソーシングを使わずに直接クライアントに営業すること。
たとえば、Twitterで「#ライター募集」と検索をかけて応募したり、メディアサイトを運営する企業に直接営業したりすることです。
直営業で仕事を獲得できるようになると、単価は大幅に跳ね上がる可能性があります。
Webライター用のSNSを運用する
Webライター用のSNSを運用して、高単価な案件の獲得につなげることも可能です。
SNS上で募集されるライティング案件に応募したり、DMから直接仕事の依頼がきたりすることもあります。
ただし、仕事の獲得につなげるためには、クライアントから信頼されるアカウント作りが大切。発信内容に配慮しつつ、プロフィールにポートフォリオを掲載するなど工夫しながら運用しましょう。
Webライター仲間を増やす
高単価な案件を獲得するためには、Webライター仲間を増やすことも大切です。
情報交換や相談ができる仲間がいれば「稼げない……」という悩みを解決する糸口を見つけられるかもしれません。
また、身近にWebライターやディレクターの知り合いがいると、仕事を任せてもらえるケースもあります。
まずはTwitterやオンラインサロンでWebライター仲間を探してみましょう。
まとめ:Webライターはスキルや営業方法次第で稼げる!
Webライターはスキルや実績を蓄え、営業する方法や場所を工夫すれば、稼げるようになります。
初心者のうちは、低単価な案件を受けることが多く執筆に時間がかかるため、思うように稼げない時期が続くかもしれません。
しかし、日々の勉強でスキルを高め、公開できる実績を積み上げれば、高単価な案件を獲得できるようになります。
スキルをアピールできるポートフォリオができあがったら、飛びこむ勇気をもって直営業に挑戦してみましょう。
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筆者:えな(@hanaena_0116)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)