結論から言うと、活躍している主婦ライターさんはたくさんいます!
主婦の方がライターになるには、以下の手順が必要です。
【仕事を獲得するまでの流れ】
- Webライティングの全体像を把握する
- 読みやすい文章を書くコツを学ぶ
- クラウドソーシングサイトに登録する
- ライティング案件に応募する
主婦ライターとして収入アップを目指すためには、以下のスキルも重要。
【主婦ライターが収入を上げるために必要なスキル】
- 基本的なパソコンスキル
- ライティングスキル
- リサーチ力
- 自己管理能力
- コミュニケーションスキル
本記事を読めば、主婦の方がライターを始める際に知っておきたい注意点や、収入を上げるコツがわかります◎
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
主婦にライターがおすすめな理由
Webライターは、在宅で働けて未経験でも始めやすいため、主婦にも挑戦しやすい仕事です。
主婦の方にライターがおすすめな理由は以下の通りです。
- 在宅で自由な働き方が実現できる
- 未経験でも始めやすい
- 手に職をつけられる
- 自分次第で収入アップを目指せる
- 主婦の経験が活かせる
在宅で自由な働き方が実現できる
Webライターになれば、場所と時間に縛られずに働けます。
たとえば、家族が学校や仕事に行っている間や、子どもが寝たあとの時間にも仕事ができます。
また、納期に支障が出ないよう工夫する必要はありますが、家族の休みに合わせてスケジュールを調整することもできます。
Webライターは「家事や子育ての時間も大切にしながら仕事をしたい」という思いを叶えられる仕事なのです。
未経験でも始めやすい
未経験でも始めやすい点も、主婦にWebライターをおすすめする理由のひとつ。
ライターは、デザインやプログラミングなど他の在宅ワークと比べて、特別なスキルや経験が必要ありません。
読みやすい文章が書けて、誠実に仕事ができる人であれば、すぐに収入を得られるでしょう。
また、パソコンとインターネット回線さえあればいいので、初期費用を抑えたい主婦の方でも気軽に始められます。
手に職をつけられる
ライターの仕事を通して手に職をつければ、年齢や地域、ライフイベントに左右されず働けるようになります。
たとえば、妊娠や出産で仕事を休んだとしても、ライターとして積み重ねたスキルや実績はなくなりません。
復帰後に再度ライターとして働けば、まったく新しい仕事を一から始めるわけではないので、慣れるまでにさほど時間はかからないでしょう。
また、転勤などの事情で引っ越したとしても、ライターとしてのスキルや実績があれば、新しい土地でも今までと同じように働けます。
自分次第で収入アップを目指せる
Webライターは自分次第で収入アップを目指せる仕事です。
家事や子育てとの両立を考えて、派遣社員やパートの働き方を選ぶ方も多いのではないでしょうか。
しかし、派遣社員やパートの場合、働く時間を増やさない限りは収入が大幅にアップすることはほとんどありません。
一方、ライターはライティングスキルや営業力を伸ばして、単価の高い案件を受注できるようになれば、収入アップが期待できます。
「やるからには高収入を目指したい!」という主婦の方にもおすすめできる仕事です。
主婦の経験が活かせる
主婦ライターは、家事や子育ての経験を強みにできます。
ライターが執筆する記事には、家事や子育てのジャンルもあるからです。
たとえば「子育てで大変だったこと」や「時短におすすめの家事グッズ」などが挙げられます。
自分の経験を交えながら執筆できるため、悩みを抱えている読者の役に立つ記事を書けるでしょう。
主婦が知っておきたいライターの注意点
Webライターは、主婦にとって働きやすくやりがいのある仕事です。
しかし、以下のような注意点もあります。
- 確定申告や扶養について考える必要がある
- 初心者の頃はなかなか稼げない
- 家事や子育てで仕事に集中できない可能性がある
- オンとオフの切り替えが難しい
- 孤独に感じやすい
ライターを始める前に、一通りチェックしておきましょう。
確定申告や扶養について考える必要がある
フリーランスWebライターとして働く場合は「個人事業主」という扱いになります。
1年間の所得が20万円を超える場合は、自分で経費や収入を管理して確定申告をしなければいけません。
また、パートナーの扶養に入っている場合は、年収によって外れる可能性があります。
初心者の頃はなかなか稼げない
Webライターは、始めてすぐに稼ぐのが難しい仕事です。
初心者の頃は、文字単価0.5~1円ほどで執筆するケースがほとんどだからです。
慣れないうちは記事の執筆に時間がかかり、時給が300円……なんてことも。
ただ、スキルや経験を積んで営業方法を学べば、案件の単価や執筆スピードは少しずつ上がります。
家事や子育てで仕事に集中できない可能性がある
Webライターは好きな時間に働ける反面、家事や子育てで仕事に集中できない可能性があります。
たとえば、子どもがなかなか寝付いてくれなかったり、突然熱を出したりすると、作業時間を確保するのが難しくなるでしょう。
在宅ワークができるのはWebライターの魅力ですが、家事や子育てで計画通りに仕事ができないことは十分考えられます。
家事や育児とうまく両立するためには、納期に余裕がある案件を見つけることも大切です。
オンとオフの切り替えが難しい
家事や子育てが忙しく、スキマ時間すべてを仕事に費やそうとする主婦ライターもいらっしゃいます。そうすると、自分の趣味や休憩に使う時間まで仕事に充ててしまい、オンとオフの切り替えができなくなってしまいます。
作業時間を確保するのは大切ですが、休息をとることは健康面だけでなく、仕事のパフォーマンスを維持するためにも欠かせません。
物事の優先順位を決めて時間やスケジュールの管理を徹底できると、オンとオフの切り替えがしやすくなるでしょう。
孤独に感じやすい
ライターの仕事は記事のリサーチや執筆、誤字脱字のチェックなど、一人で黙々とする作業が大部分を占めます。そのため、誰とも話さず一人でパソコンに向かって仕事をするのはごく普通のこと。
人と話すことが好きな人や、ずっと家にいるのが苦手な人にとっては、苦痛に感じるかもしれません。
そんなときは、SNSやオンラインサロンを活用すればライター仲間が見つかりやすくなります。
主婦がライターになるには?仕事を獲得するまでの流れ
ライターは特別なスキルや経験がなくても問題ありませんが、ライティングの基礎を学んでから仕事に挑戦するのがおすすめです。
未経験からライターを始めて仕事を獲得するまでの流れは以下の通り。
- Webライティングの全体像を把握する
- 読みやすい文章を書くコツを学ぶ
- クラウドソーシングサイトに登録する
- ライティング案件に応募する
1.Webライティングの全体像を把握する
まずは、書籍やブログ、YouTubeなどでWebライティングの全体像を把握しましょう。
Webライティングとは、Web上で公開される記事を執筆する作業のこと。
Webの記事は紙の書籍とは性質が異なり、基本的に読者は文章を「流し読み」します。少しでも「知りたい情報が書かれていない」「読みにくい」と判断されると離脱されてしまうのです。
そのため、まずはWebライティングの全体像を把握して「読者が読みたくなる記事を書くコツ」を学ぶ必要があります。
2.読みやすい文章を書くコツを学ぶ
Webライティングの全体像とあわせて、読みやすい文章を書くコツも学びましょう。
代表的なものは以下の通り。
- 結論を先に書く
- 一文を短くする
- 不要な言葉を削除する
- 同じ語尾を連続させない
上記を意識して文章を書くと、ライターとしてのスキルが上がっていきます。
3.クラウドソーシングサイトに登録する
ある程度Webライティングや文章の基礎を学んだら、実際に案件をこなしましょう。
初心者の方におすすめなのはクラウドソーシングです。
クラウドソーシングとは、仕事を受発注できるプラットフォームのこと。未経験でも仕事が受注しやすく、金銭トラブルのリスクが小さいというメリットがあります。
まずは大手サイトのランサーズとクラウドワークスの2つに登録すればOK!
プロフィールを入力する際は、クライアントが見ることを意識して、得意なジャンルなど自己PRにつながるような内容を記載しましょう。
クラウドソーシングを使うコツなどについては、こちらの記事をチェックしてください!
4.ライティング案件に応募する
登録とプロフィールの入力が完了したら、早速ライティング案件に応募してみましょう。
案件を探す際は、過去の経験が活かせそうなジャンルや興味のあるジャンルに絞るのがおすすめ。少しでも書けそうと思った案件には、積極的に応募することが大切です。
応募の流れは以下の通り。
- 提案文を送る
- 必要に応じてテストライティングを受ける
- 合格したら仕事開始
提案文はクライアントへのアピールチャンスです。
応募要項に記載されている質問や要望をしっかり読んだうえで、求められている情報を盛り込みましょう。
主婦ライターが収入を上げるために必要なスキル
主婦ライターが収入を上げるためには、以下のスキルが必要です。
- 基本的なパソコンスキル
- ライティングスキル
- リサーチ力
- 自己管理能力
- コミュニケーションスキル
- 営業スキル
それぞれ詳しく見ていきましょう。
基本的なパソコンスキル
主婦ライターが仕事をスムーズに進めるためには、基本的なパソコンスキルは欠かせません。
Webライターは必ずと言っていいほど、WordやGoogleドキュメントなどの執筆ソフトを使います。また、効率よく仕事を進めるためにはブラインドタッチも必要です。
ライターを始める前から完ぺきにできる必要はありませんが、使い方を調べたり練習をしたりして、徐々にスキルを身につけていきましょう。
ライティングスキル
Webライターとして成果を出すには、ライティングのスキルがあることも重要。
ライティングスキルには様々な要素が含まれますが、代表的なのは「読みやすくわかりやすい文章」を書くことです。
ライティングスキルを磨けば、クライアントから継続して仕事を依頼されやすくなります。
また、口コミが広がって他の案件を紹介してもらえる可能性もあります。
収入アップにつなげるためには、読みやすい文章を書くコツを身につけ、ライティングスキルの高いライターを目指しましょう。
リサーチ力
記事を執筆するうえで、正確な情報をリサーチする力は欠かせません。
たとえば、書籍や官公庁のサイトから信頼できる一次情報を見つけることが大切です。
誤った情報や根拠がない事実を記載すると、記事やメディアの信憑性が下がり、ひいては自分の信頼も失われてしまいます。
信頼できるライターとしてスケールアップするには、正しい情報を収集して読者に届ける力も必要です。
自己管理能力
主婦ライターが家事や子育てと両立させながら収入を伸ばすためには、自分で時間やスケジュールの管理をしなければいけません。
たとえば、案件ごとにかかる時間を把握し、納期から逆算していつから着手するかを自分で考える必要があります。
とくに、家事や子育てはイレギュラーなことが起きやすいため、納期に余裕をもったスケジューリングが大切。
コミュニケーションスキル
Webライターはひとりで黙々と作業するイメージが強いかもしれませんが、実はオンラインでコミュニケーションを取る機会がたくさんあります。
たとえばチャットツールでやり取りを進めたり、ときにはZoomを使ってオンライン会議をしたりすることも。
何でもかんでも質問するのではなく、相手の時間を奪わずに意向をくみ取ることが求められます。
コミュニケーションを重ねてクライアントとの信頼関係を構築できると、単価アップや新しい仕事の獲得につながるでしょう。
営業スキル
Webライターとして収入アップを目指すなら、営業スキルも大切です。いくらパソコンスキルや文章力を磨いても、自分から動いて営業しなければ仕事を獲得できません。
具体的には、以下の点を意識してみてください。
- 提案文を見直す
- ポートフォリオ(実績集)をつくる
- クラウドソーシング以外の場所で営業する
提案文を適当に書くライターや、ポートフォリオのないライターは意外とたくさんいます。
これらを整えるだけでも、他のライターから頭ひとつ抜けられるでしょう。
また、クラウドソーシングだけでは収入が停滞しやすいため、メディアサイトを運営する企業に直接問い合わせるなど、営業する場所も重要。
最初は不安を感じるかもしれませんが、飛びこむ勇気を持って営業してみると単価が上がる可能性もあります。
なお、Webライターの基礎については、『WritingBegin』という無料教材にすべてまとめました。
SEOの基礎や文章術などが体系的に学べるので、ぜひチェックしてください!
主婦ライターとして活躍されている方の例
最後に、ぼくが運営しているサロンに所属している主婦ライターさんを紹介します。
おこめさん
おこめさんは、ワンオペで1歳のお子さんを育てながら月20万円を達成されている主婦ライターさんです。
電子書籍やWebメディア記事の編集・執筆を中心に手掛けていらっしゃいます。
TwitterやInstagramでは、在宅ワークのはじめ方やコツを発信されています。
お子さんとの時間を大事にしながら働きたいママさんは、ぜひチェックしてみてくださいね!
新階ちかさん
新階ちかさんは、5歳のお子さんがいらっしゃる主婦ライターさんです。
美容医療や美容コスメなどの記事の執筆を手掛ける美容系ライターでもあります。
また、家事や子育ての合間を縫って、資格の取得や取材記事など新しい仕事への挑戦も続けられています。
新階ちかさんのTwitterはこちらです。
えなさん
えなさんは、結婚を機に在宅ワークをはじめた主婦ライターさんの一人です。
Webライターデビューをして10か月目に月20万円を達成されています。
Web記事の執筆のほか、Kindle編集や校正の経験があるそうです。
月収10~20万円を目指している主婦ライターさんは、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ:在宅Webライターは主婦におすすめの仕事!
在宅Webライターは、家事や子育ての時間を大切にしながら、仕事を頑張りたい主婦におすすめの仕事です。
慣れないうちは家事や子育てとの両立が難しく、なかなか稼げない可能性もあります。しかし、日々の勉強や仕事を通してスキルを高めていけば、主婦ライターとして活躍できる日はきます!
ぼくが配信している無料メルマガでは、今回の記事では紹介しきれなかった「文章力を上げる方法」や「Webライターとしての稼ぎ方」などを紹介しています。
「主婦ライターとして稼ぐ力を身につけたい」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
筆者:えな(@hanaena_0116)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)