結論から言います!
Webライターの仕事内容は以下の通り。
【Webライターの仕事内容】
- SEO記事の執筆
- インタビュー記事の執筆
- ランディングページの作成
- メルマガや公式LINEの執筆代行
- Kindleの編集
また、Webライターには以下のスキルが求められます。
【Webライターに求められるスキル】
- 基本的なパソコンスキル
- コミュニケーションスキル
- 情報収集のスキル
- 第三者に伝わる文章を書くスキル
本記事を読めば、Webライターの仕事に対する理解が深まり、新しいことに挑戦するモチベーションが上がると思います◎
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
Webライターとは
Webライターとは、基本的にWeb上の文章を書く職種です。
代表的な仕事として、インターネット上に公開されている記事の執筆があります。
たとえば「Webライター 仕事内容」と検索すると、本記事のようにWebライターの仕事内容を解説する記事がたくさん出てきます。
このような記事を執筆するのがWebライターです。
Webライターの仕事は、パソコンとインターネット環境があればすぐに始められます。
プログラミングのように難しい知識がいらないため、他のWeb系の職種と比べると始めるハードルが低く、人気が高い仕事でもあります。
Webライターの仕事内容
ここからは、Webライターの仕事内容を具体的に見ていきましょう。
代表的なSEO記事の執筆に加えて、インタビュー記事の執筆やKindle編集など、幅広く紹介します。
SEO記事の執筆
Webライターの仕事のなかで一番多いのが「SEO記事の執筆」です。
SEO(Search Engine Optimization)とは、執筆した記事をGoogle検索したときに上位に表示させる施策のこと。
SEO記事の執筆では、クライアントから指定されたキーワードに沿って、読者の悩みを解決する記事を書くことが求められます。
たとえば「マンション 売却」というキーワードをもとに執筆する際は、マンション売却の手順やおすすめのサービス、注意点などを解説します。
初めはクライアントやディレクターからもらった構成をもとに、インターネットや書籍などでリサーチしながら原稿を書くことが一般的です。
経験を積むと、構成から手掛けたりディレクターとして記事をチェックしたり、仕事の範囲が増えることもあります。
インタビュー記事の執筆
Webライターの仕事のなかには、インタビュー記事の執筆もあります。
一言でいうと、取材対象者にインタビューした内容を記事にする仕事です。
インタビュー記事は文章力や構成力のほか、インタビュイー(インタビューされる側)の魅力を引き出すヒアリング力や質問力も必要。
他の人がインタビューした音声や動画を記事にすることもありますが、多くのクライアントは手間を削減したいので、インタビューもライターに任せたいと考えています。
そのため、インタビューから執筆までできるWebライターは市場価値が高い傾向にあります!
ランディングページの作成
ランディングページとは、サービスや商品を紹介することに特化したWebページです。
略して“LP”とも呼ばれます。
基本的には縦長のページでサービスや商品の説明、利用者の声などが記載されています。
ランディングページの目的は、訪問者に商品の購入や登録などのアクションを起こしてもらうこと。
よって、Webライターには商品やサービスを売るための文章を書く「セールスライティング」のスキルが求められます。
メルマガや公式LINEの執筆代行
Webライターの仕事のなかには、企業や個人が運営するメルマガや公式LINEの執筆、運営代行もあります。
メルマガや公式LINEでは、登録した顧客に対して価値のある情報を提供しつつ、商品やサービスを訴求します。
LPと同じくセールスライティングが求められるため、やや難易度は高いと言えるでしょう。
Kindleの編集
Webライターの仕事にはKindle編集も含まれます。
Kindleとは、Amazonが提供する電子書籍サービスのこと。
Kindle編集では、ライターとしてKindleを出版したい人のサポートを行います。
仕事の範囲は、原稿の執筆を代行したり構成から考えたりと案件によって異なります。
文章力や構成力のほか、著者が読者に伝えたいことを察する力など、マルチスキルが求められる仕事です。
Webライターに求められるスキル
次にWebライターに求められる基本的なスキルを紹介します。
文章力だけではなく、パソコンスキルやコミュニケーションスキルも重要です。
ひとつずつ見ていきましょう。
基本的なパソコンスキル
Webライターとして、仕事をスムーズに進めるためには、基本的なパソコンスキルは欠かせません。
Webライターは必ずと言っていいほどWordやGoogleドキュメントを使います。
また、クライアントとのやり取りは、ChatworkやSlackなどの連絡ツールを用いることもしばしば。
文章作成ツールや連絡ツールが使いこなせないとクライアントに迷惑をかけてしまうことがあるため、基本的な操作に慣れておきましょう!
ただし、ライターを始める前からすべて完璧にできる必要はありません。
コミュニケーションスキル
Webライターは一人で黙々と作業をするイメージがあるかもしれませんが、実はコミュニケーションを取る機会がたくさんあります。
やり取りを通してクライアントの意向を読み取ることは、質の高い記事を書くうえで重要なスキルのひとつ。
コミュニケーションを重ねてクライアントとの信頼関係を構築できると、単価アップや新しい仕事の獲得につなげられます。
情報収集のスキル
Webライターとして活躍するためには、情報収集のスキルも身につけておきましょう。
SEO記事を執筆する際は、主にインターネットや書籍を用いて情報収集を行います。
正しい情報をスムーズに収集するコツがつかめると、執筆スピードは速くなり、記事の質も向上します。
また、記事の執筆時だけでなく、仕事を進めるなかで出てきた疑問を自分で調べて解決することも大切。
Webライターとして稼げるようになるためには、自ら新しい知識や情報を収集するスキルが欠かせないのです。
第三者に伝わる文章を書くスキル
Webライターには、個性的な文章よりも「わかりやすい文章」を書くことが求められます。
Web記事は書籍と異なりじっくり読まれないため、少しでも読みにくいと判断されると最後まで読んでもらえません。
読者に読んでもらうためには、正しい日本語の文法を学び直したり、読みやすい文章を書くテクニックを勉強したりする必要があります。
ぼくが配信している無料メルマガでも「文章力を上げる方法」を紹介しているので、よかったらチェックしてくださいね。
Webライターの年収事情
Webライターに挑戦する前に、どのくらい稼げるか気になる方もいると思います。
フリーランスと企業勤めの2つのケースにわけて、平均年収を紹介します。
フリーランスの場合
フリーランスのWebライターの場合、おおよそ年収は300万円前後が多いと言われています。
ちなみに「フリーランス白書2022」によると、Webライターを含んだフリーランスの平均年収は以下のとおりです。
・200万円未満 21.8%
・200~400万円未満 29.4%
・400~600万円未満 17.5%
・600~800万円未満 11.2%
・800~1,000万円未満 8.7%
・1,000万円以上 8.8%
参考:フリーランス白書2022
最も割合が大きいのは「200~400万円未満」の29.4%。
フリーランスの年収の幅が広いのは、子育てや介護などさまざまな事情から仕事をする時間が十分に取れていない人も含まれているからです。
「思ったよりも少ない……」と感じた人は安心してください!
実績やスキル、作業時間によって400万円以上も十分目指せる範囲です。
企業勤めの場合
フリーランスとしてではなく、Webメディアを運営している会社やマーケティングを支援する企業などにWebライターとして勤める方法もあります。
企業に勤める場合は雇用形態によって収入は変わります。
以下は求人ボックスが行った、ライターの年収の調査結果です。
正社員 平均年収442万円
派遣社員 時給1,695円
アルバイト・パート 時給1,099円
参考:求人ボックス
企業勤めとフリーランスとの違いは、安定的な収入が見込める点です。
その代わり、頑張り次第で年収が大幅にアップすることはあまりありません。
Webライターの年収について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください!
»Webライターの年収はどのくらい?収入を上げる方法を徹底解説
Webライターに向いている人
このような悩みを抱えて、一歩を踏み出せない方もいるかもしれません。
そんな方に向けてWebライターに向いている人の特徴を紹介します。
文章の読み書きが苦ではない人
日本語の読み書きが苦でなければ、Webライターの仕事はできます。
反対に苦に感じるなら、仕事自体が嫌になり続けられない可能性があります。
ただ、文章を書くのが苦手だからといってWebライターになれないわけではありません。
現にWebライターとして活躍している人のなかには、国語が苦手だった人や理系出身の人もいます。
最初は文章に触れることが特別好きでなくても、仕事を進めるうえで慣れていけば問題ありません。
一人でコツコツと作業できる人
Webライターは大人数で楽しく仕事したい人よりも、一人でコツコツと作業できる人が向いています。
Webライターの仕事は、リサーチや執筆、誤字脱字のチェックなど黙々と行う作業が大部分を占めます。
そのため、長時間一人でパソコンに向かって仕事をするのはごく普通のこと。
職場の人たちに囲まれて仕事をしたい人にとっては、Webライターの仕事は苦痛に感じるかもしれません。
柔軟性がある人
Webライターの仕事はクライアントや案件によって表記のルールや進め方が異なるので、柔軟に対応する必要があります。
相手の希望通りに進められる人であれば、クライアントが求める記事やメディアの雰囲気に合わせた記事を納品でき、評価が上がります。
また、クライアントやディレクターから文章の指摘・修正依頼を受けたときも柔軟に受け入れる姿勢が大切です。
フィードバックを反映せずに「自分のこだわり」を貫き通してしまうと、クライアントは離れてしまうでしょう。
スケジュール管理ができる人
Webライターの案件の多くは納期が決まっているため、自分自身でスケジュール管理をしないといけません。
たとえ、質の高い記事を納品できたとしても、納期に間に合わなければ信頼してもらえないでしょう。
特にフリーランスは、周りにスケジュール管理をサポートしてくれる人はいません。
「この案件にどのくらいの時間が必要なのか」を考慮しながら逆算してスケジュールを決める必要があります。
Webライターになる方法
最後にWebライターになる方法を紹介します。
「企業に勤める方法」と「個人で仕事を獲得する方法」の2つをまとめました。
どちらの方法でも未経験からWebライターになることは可能です。
Webライターの仕事ができる企業に勤める
Webライターはフリーランスになる印象が強いかもしれませんが、企業に勤める方法もあります。
一般的にWebライターを募集しているのは、Webメディアを運営している会社やマーケティングを支援する会社です。
企業に勤めるメリットは「安定した収入が得られること」「マニュアルや研修を利用して一から学べること」などが挙げられます。
一方で、記事の執筆に限らず、サイト設計やライターの採用活動など幅広く仕事を任される可能性があります。
そのため「仕事を選べる」「好きな時間に働ける」といった自由な働き方は難しいでしょう。
個人で仕事を獲得する
個人で活動する場合、仕事をひとつでも獲得できれば、Webライターを名乗ってOKです!
Webライターに特別な資格は必要ないので、文章の基本的な書き方やSEOの知識をある程度学んだら、早速Webライターの仕事に応募しましょう。
Webライターの仕事は、クラウドソーシングやWebメディアの求人情報、SNSなどから見つけられます。
個人で仕事をする際は、場所や時間の制限がなく自由度が高い反面、始めたばかりの頃は単価が低く継続が難しいのがデメリット。
最初は、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングを利用して実績を積み、徐々に単価の高い仕事に挑戦していく流れがおすすめです。
また、Webライターを本格的に始めたい方向けに『WritingBegin』という無料教材をつくっています。
SEOの基礎、文章術、クライアントワークの基本などを網羅的に学べるので、ぜひチェックしてください!
まとめ:Webライターの仕事はWeb記事の執筆だけじゃない!
本記事を通して、Webライターの仕事は思ったよりも幅広いことを知ってもらえたのではないでしょうか。
SEO記事からディレクターへステップアップするのもよし、インタビュー記事やKindle編集など幅広くチャレンジするのもよし。
挑戦したい仕事が見つかった方はぜひ、Webライターの一歩を踏み出してみてください。
ぼくが配信している無料メルマガでは、今回の記事では紹介しきれなかった「文章力を上げる方法」や「Webライターとしての稼ぎ方」などを紹介しています。
「Webライターとして稼ぐために必要なスキルを身につけたい」という方は、ぜひチェックしてくださいね。
筆者:えな(@hanaena_0116)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)