- 未経験だけどWebライターに転職できるかな?
- Webライターへの転職は何から始めればいいの?
- Webライターへ転職するためのコツはある?
Webライターへ転職する不安をなくすため、チェックしておくべき項目は以下の通り。
- Webライターの仕事内容
- Webライターの年収
- Webライターの将来性
また、本記事では、転職に必要なスキルや、成功率を上げるロードマップについても詳しく解説します。
最後まで読めば、未経験でも選考を突破する力が身につくので、ぜひ参考にしてくださいね!
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
Webライターへの転職は未経験でもできる
Webライターは、文章を書くことが仕事であり、特別な知識を必要としません。そのため、未経験でも転職が可能な職業です。
また、未経験歓迎の正社員募集が多く存在しており、安定した給与をもらいながら実務を学べます。
実際に、求人検索サイトの求人ボックスでは、未経験可のWebライター正社員募集が4,309件ありました。(2023年9月時点、勤務地は東京)
Webライターの仕事内容
Webライターの主な仕事は、以下のようなインターネット上に掲載する記事の作成です。
- SEO記事執筆
- SNS運用
- メールマガジン運用
- シナリオ作成
- キャッチコピー立案
SEOとは、執筆した記事がGoogle検索で上位に表示されるようにする施策のことです。Webライターが担当する業務の多くは、SEOを意識した記事の執筆になるでしょう。
また、正社員の場合は、自社メディアでの記事作成か、外部からの執筆依頼を請け負うかは企業により異なります。
さらに、金融や医療など、どのジャンルの記事を執筆するかも企業によりさまざまです。
書きたいジャンルが決まっている場合は、選考を受ける前の確認をおすすめします。
Webライターの年収と将来性
転職は人生において大きな決断のため、仕事内容だけで判断するのは不安ですよね。
ここでは、安心してWebライターにチャレンジするためにも、年収と将来性について詳しく解説します。
平均年収
求人ボックスの統計によると、正社員のライターの平均年収は、2023年8月時点で448万円です。
参考に、国税庁の調査では、2021年の全国平均給与は443万円と発表されています。
また、フリーランスで文筆業を営む人の平均年収は、400万円以上が4割を占めている統計が出ています。(フリーランス白書2019より)
参照:求人ボックス
参照:国税庁
参照:フリーランス白書2019
将来性
テキストを生成するAIの登場により、文章を書く仕事への転職に、不安な気持ちを持っている人がいるかもしれません。
しかし、コミュニケーションの手段である文章の需要が消えることはないため、Webライターの仕事はなくならないといえるでしょう。
また、Webライターの仕事は、AIには代替できない部分も存在します。たとえば、自らの経験をもとにしたオリジナル記事の執筆は、人工知能には到達できない領域の仕事です。
Webライターの将来性についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
≫Webライターの将来性について詳しく知る
Webライターに転職するために必要なスキル
ここでは、Webライターに転職するときに、身につけておきたいスキルを解説します。
文章構成力
文章構成力とは、記事の骨組みを作る力のことです。本に例えると目次のようなもの。SEO記事においては、読者のニーズを分析し、解決できるように記事を組み立てます。
たとえば「すきま時間 副業」と検索する人は「すきま時間でできる副業」を知りたいでしょう。それらの必要な情報を抽出し、ニーズに合うように組み立てるのが構成力で、記事作成においては非常に重要です。
構成力を鍛えたい方は、ぼくの無料メルマガで特典にしている構成作成の動画をご覧ください。
≫無料メルマガに登録する
リサーチ能力
リサーチ能力とは、読者の疑問を解決できる正しい情報を抽出し、記事に反映させる能力です。
もしリサーチが甘く、間違った情報を読者に与えてしまった場合、そのメディアを運営している企業の責任が問われてしまう可能性もあります。
インターネットの情報を鵜呑みにせず、本当に正しい情報なのかを疑いながら業務にあたる必要があるでしょう。
SEOの基礎知識
SEOとは、Google検索の上位に記事を表示させるための施策のことです。
検索順位が高いほど人の目に留まりやすいため、メディアの売り上げアップに貢献できるでしょう。
とはいえ、SEOの奥は深く、現在も検索順位のあがる明確な基準は公開されていません。
そのため、SEOの勉強は基礎にとどめ、実際にライティングしながら知識を吸収していくことをおすすめします。
SEOの基礎知識についてもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
≫SEOの基礎知識について詳しく知る
【6ステップ】Webライターに転職するためのロードマップ
Webライターは、実務経験がなくても転職が可能な職業です。しかし、未経験可の募集でも、執筆実績がある人をより歓迎しているケースは少なくありません。
ここでは、どのような道筋であれば転職までたどり着けるかわからない方のために、以下のロードマップを用意しました。
- パソコンを用意する
- ライティングの勉強をする
- ブログを作成する
- クラウドソーシングで実績を作る
- ポートフォリオを作成する
- 企業へ応募する
1.パソコンを用意する
Webライターには、パソコンが必須です。スマホでも執筆は可能ですが、実際に記事を投稿する際に、パソコンがなければ操作が難しい場面に遭遇します。
Webライターの仕事に対応できるパソコンのスペックは、以下を目安にしてください。
- OS:個人的にはWindowsがおすすめ
- CPU:Core i5、Ryzen 5以上
- メモリ:8GB以上
- ストレージ:SSDもしくはHDDとSSDのハイブリッド構成(デュアルストレージ)
- ディスプレイサイズ:持ち運ぶなら13~14インチ、見やすさ重視なら15インチ以上
- バッテリー駆動時間:外で作業することが多いなら8時間以上
具体的なパソコンメーカーや、あわせて用意するものを知りたい場合は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
≫Webライターにおすすめのパソコンを知る
2.ライティングの勉強をする
Webライティングをするなら、どのメディアでも共通して活用されるような、以下の基礎的な知識や技術を押さえておきましょう。
- PREP法
- 語尾の連続
- 冗長表現
- 漢字とひらがな
- 明確な接続関係
ライティングの基礎を学びたい方は、ぼくが作った完全無料で学べる”WritingBegin”をご活用ください。
≫WritingBeginで構成の基礎を学ぶ
基礎を一通り学んだら、次のステップにいきましょう。インプットだけに力を注ぐより、実際に書きながら覚えていくのがおすすめです。
3.ブログを作成する
Webライターの転職を成功させるためにも、主に以下の理由からブログの作成をおすすめします。
- 文章を書く練習になる
- 執筆の実績を作れる
- WordPressの操作を学べる
多くの企業がWordPress上で記事を作成しているため、操作方法について慣れておくと安心です。
ブログの題材に迷う場合は、転職したい企業が取り扱っているジャンルを選んでみてください。執筆過程で知見が溜まっていき、選考でアピールする実績になるでしょう。
WordPressでブログを開設する手順を知りたい場合は、以下の記事で詳しく解説しています。≫WordPressでブログを始める
4.クラウドソーシングで実績を作る
クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事の受発注ができるプラットフォームのことです。
たとえば、クラウドソーシング大手のランサーズでは、2023年9月5日時点で613件のライター関連の仕事がヒットします。(ライティング、ネーミングカテゴリーで検索)
実際にクライアントと仕事をした経験は、選考においてもアピール材料として活用が可能です。
5.ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは、クライアントに自分の活動内容をアピールするためのWebページです。主に、以下のような項目を掲載します。
- 自己紹介
- 執筆実績
- 得意ジャンル
- 対応可能時間
これまでのステップのなかで作成したブログ記事や、クラウドソーシングでの執筆経験は、すべてポートフォリオに追加できる実績です。
転職においてもポートフォリオの提出をする場面があれば、採用率アップにつながるでしょう。
ポートフォリオの作成方法がわからない場合は、以下の記事を参照してください。
≫Webライターのポートフォリオ作成方法を知る
6.企業へ応募する
企業の採用ページをチェックしたり、転職サイトで「Webライター」とワード検索したりすると、効率的に応募先を探せます。
募集概要では、以下のような項目の確認が必要です。
- 未経験の可否
- 業務範囲
- 執筆ジャンル
- リモートワークの有無
ほかにも、休日や福利厚生など、一般的に確認するべきところにも気を配るといいでしょう。
Webライターに転職するためのコツ
Webライターに転職するために、以下のコツを押さえておきましょう。
- 実務経験をすべてアピールする
- 趣味・特技を武器にする
- ライティングに役立つ資格を取得する
実務経験をすべてアピールする
過去や現在の実務経験は、記事の執筆でも活用できるため、すべてアピールの材料として使えます。
たとえば、人事の業務経験があれば、採用システムの記事を書くときに力を発揮できるでしょう。
これから選考を受ける企業に対し、どのような実務経験が響くかはわからないため、すべてアピールをおこなうことが大切です。
趣味・特技を武器にする
趣味や特技で得た知識や経験は、ライティングにも活かせるので、積極的にアピールするといいです。
たとえば、家族でキャンプに行くのが趣味の場合、ファミリー向けのアウトドア商品の紹介記事を書くときに役立つでしょう。
自分では大した趣味や特技ではないと思っていても、企業によっては貴重な人材と判断されるかもしれません。
ライティングに役立つ資格を取得する
Webライターは、特別な資格がなくても転職ができる職業です。しかし、以下のようなライティングに役立つ資格を取得していれば、選考でプラス評価が期待できます。
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 簿記
- 宅建士
- キャリアカウンセラー
たとえば、FPの資格を持っていれば、金融記事の監修を任せられる人材として評価されるかもしれません。
転職の時期が先なのであれば、資格の取得を検討するのも、選考突破に近づくための手段といえるでしょう。
ロードマップをたどってWebライターへの転職を成功させよう
文章を書ければスタートラインに立てるWebライターは、実務経験がなくても転職が可能。
選考突破の確率を上げるためには、実績を作りアピールすることが大切です。
迷ったときは、今回紹介したロードマップをたどって、選考でアピールできる実績を身につけてみてください。
自分がライターに向いているか否かもわかり、後悔のない転職ができるでしょう。
最後に、Webライターの勉強をしたい方向けに「文章力が上がるメルマガ」を配信しています。スキマ時間にサクッと読んで、ぜひ転職活動や実務で役立つ情報を入手してください。