結論から言うと、Webライターの記事の書き方は以下の通りです。
【Webライターの記事の書き方5ステップ】
- 読者の悩みを書き出す
- 競合記事をリサーチする
- 構成とタイトルをつくる
- 本文を執筆する
- 文章を見直す
それぞれの詳しい方法を読めば、記事がスムーズに書けるようになると思います◎
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
最初に知っておきたいWebライティングの基本
記事の書き方を知る前に、以下のWebライティングの基本をおさらいしましょう。
- キーワードをもとに悩みを解決する
- Webライターが書く記事には型がある
- Webの記事は流し読みされる前提で書く
それぞれ詳しく見ていきましょう。
キーワードをもとに悩みを解決する
基本的にWeb記事は「Googleなどの検索エンジンを使って悩みを解決したいユーザー」に向けて書きます。
たとえば「クレジットカード おすすめ」というキーワードで記事の執筆を依頼されたら、以下のような読者の悩みに対する解決策をまとめます。
- おすすめのクレジットカードの紹介
- 主要なクレジットカードの比較
- 自分に最適なクレジットカードの選び方 など
このように、キーワードをもとに読者の悩みを解決する記事を書く手法をSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)と言います。
読者の満足度が高い記事は、検索エンジンであるGoogleから評価され、検索したときに上位に表示されるでしょう。
つまり、WebライティングではSEOを意識して「そのキーワードで検索した人の悩みを解決できる記事を書くこと」が重要です。
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初心者が押さえておきたい基礎知識が盛りだくさんなので、ぜひご覧ください。
Webライターが書く記事には型がある
Webライターが書くSEOの記事は、主に以下の3つのパートから成り立ちます。
リード文 | ・本文を読み進めてもらうためのパート ・読者の悩みや共感できる内容を書いて「自分のことだ!」と思ってもらい、読者を惹きつける |
---|---|
本文 | ・読者の悩みに対する解決策を書くパート ・長くなる場合は見出し2~4を使って、読みやすく区切る |
まとめ文 | ・本文の内容を簡単にまとめるパート ・サービスの紹介をすることもある |
記事の全体の流れを把握すれば、パートごとの執筆内容をイメージしやすくなるので、ぜひ頭の隅にとどめておいてください。
Webの記事は流し読みされる前提で書く
Webの記事は紙の本とは違い、読者がスクロールして流し読みする媒体です。
Web記事の読者は文章をじっくり読みたいわけではなく、早く悩みを解決したいと思っているからです。
そのため、流し読みされても大事な点が伝わるように以下を意識しましょう。
- 読者が求める情報を結論ファーストで記載する
- 他にも見出しや装飾を活用して見やすくする
- 記事を読みたくなるようなタイトルをつける
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ライティングの勉強の役に立つと思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Webライターの記事の書き方を5ステップで解説
Webライターの記事は以下の流れで書くのが一般的です。
- 読者の悩みを書き出す
- 競合記事をリサーチする
- 構成とタイトルをつくる
- 本文を執筆する
- 文章を見直す
1.読者の悩みを書き出す
まずは、読者の悩みを書き出すステップです。キーワードから読者の気持ちを想像して仮の構成を作りましょう。
たとえば、キーワードが「肩こり 辛い」なら、以下のような検索意図が想像できます。
- 肩こりを解消したい
- 肩こりが辛くなる原因を知りたい
- 肩こりを予防したい
このように読者が知りたいことをイメージして、メモなどに書き出してみましょう。
このときにメモした内容が構成のもとになるので、思いつくことはどんどん書いてみてください。
2.競合記事をリサーチする
2つ目は競合記事のリサーチです。Googleでキーワードを検索して、上位に出てくる10記事をチェックします。
シークレットモードは、ブラウザを開いた状態で「Ctrl(command)+ Shift + N」を押すと開けます。
競合の記事にざっと目を通して、入れるべき情報とそうでない情報を整理します。
以下の点を意識すると、よりブラッシュアップされた構成ができあがるはずです!
- 共通する見出しは取り入れる
- 新たな読者の疑問や補足すべき情報を追記する
- ニーズがなさそうな箇所はカットする
ただし、他の記事をじっくり読んでそのままマネをすると差別化が図れません。
類似度が高いとクライアントや読者の信頼を損なうので、コピペ記事にならないよう注意が必要です。
そこで以下のサイトを使って、読者のニーズを深掘りしましょう。
- Yahoo!知恵袋
- Ubersuggest(関連キーワードを調べられるツール)
これらを活用すると、読者が求めている情報をより深くリサーチできます。
リアルな情報をたくさん収集してから執筆に取り掛かれば、より一層読者に寄り添った記事ができあがるでしょう。
3.構成とタイトルをつくる
3つ目は構成とタイトルをつくるステップです。
構成とタイトル、どちらにもなるべくキーワードを入れます。それぞれの作り方のポイントを見ていきましょう。
構成のつくり方
構成をつくるときは、調査した内容をもとに、読者がいちばん欲しい情報が上にくるように見出しを書き出します。
たとえば「腰痛 辛い」というキーワードに対する構成なら、以下の順番で見出しを書くといいでしょう。
例:
- 腰痛が辛い原因
- 腰痛が辛いときの対処法
- 腰痛を予防するコツ
読者は「腰痛が辛い原因」や「対処法」を知りたいと予想できるので、先にこれらの情報を書き、後半で予防のコツを書きます。
また、Webの記事の本文で使う見出しは以下の通り。
- 大見出し:h2
- 中見出し:h3
- 小見出し:h4
基本はh2を使いますが、配下の情報が多い場合はh3を追加していきます。
例:
(h2)腰痛が辛い原因3選
(h3)運動不足
(h3)姿勢の悪さ
(h3)内臓の病気
(h2)腰痛が辛いときの対処法
(h3)クールダウンする
(h3)ストレッチする
(h3)病院に行く
h3のなかで項目を分けたいときはh4も足していきます。
タイトルのつくり方
タイトルをつくるポイントは「クリックしたくなるかどうか」。記事が読まれるかどうかを左右する大切な要素だからです。
たとえば、以下のポイントを押さえるといいでしょう。
- キーワードは必ず入れる
- 数字を入れてメリハリをつける(おすすめのツール5選、4つの理由など)
- 読者のメリットや未来を入れる(稼げる!これを読めばOK、など)
- キャッチーなフレーズを入れる(保存版、必見など)
タイトルは30~35文字が理想と言われています。(パソコンやスマホで見たときに表示される文字数のため)
ただクライアントの指示やGoogleのアップデートにより左右されるので、参考程度に覚えておいてください。
4.本文を執筆する
4つ目は本文の執筆です。
構成をもとに、結論ファーストやPREP法を意識しつつ書き進めます。
【PREP法】
- P:Point 結論
- R:Reason 理由
- E:Example 具体例
- P:Point まとめ
読者が知りたいことを冒頭に記載して、読む負担を減らしましょう。
また「冗長表現を避ける」「同じ語尾は2連続までにする」といった読みやすい文章を書くコツを押さえることも大切です。
読みやすい文章を書けるようになりたい方は、以下の記事を参考にしてみてください!
5.文章を見直す
記事を書き終えたあとは、文章を見直します。最低でも2回は、記事を最初から読み返して以下をチェックしましょう。
- 誤字脱字
- 不自然な表現
- 読みにくい箇所
- マニュアルとの整合性
ミスを見落とさないためには、音読したりWordの読み上げ機能・校閲機能を使ったりするのがおすすめ。
推敲のやり方に悩んでいる方は、以下の記事を参考にしてみてください!
Webライター初心者が記事をスムーズに書くコツ
Webライター初心者は、以下のコツを押さえると記事がスムーズに書けるようになります。
- 語尾のバリエーションを知る
- 色々な文章にふれて表現の幅を広げる
- 執筆経験をつむ
語尾のバリエーションを知る
1つ目は、語尾のバリエーションを知ることです。基本的に同じ語尾の連続は2回までに抑えましょう。
ただ、表現のバリエーションが少ないと、語尾の連続を避けるのは難しいはず。
「です」「ます」以外にも、次のような文末表現を知っておくと執筆がスムーズに進みます。
- ~でしょう
- ~してください
- ~ません
- 体言止め(例:~が重要。)
- ですね。~ますね。
案件によっては使用が禁止されている語尾もあるので、マニュアルやメディアに合わせましょう。
色々な文章にふれて表現の幅を広げる
2つ目は、色々な文章にふれて表現の幅を広げること。
言葉のバリエーションが少ないと、なかなか文章が思いつかず、執筆がスムーズに進みません。
ブログや本、雑誌などたくさんの文章にふれて表現や言葉のバリエーションを増やしましょう。
執筆経験をつむ
3つ目は、執筆経験をつむこと。
記事をスムーズに書けるようになるには、執筆に慣れることが最も大切です。
仕事を受注して経験をつむのもいいですが、おすすめは自分でブログを運用すること。
まずは、本業に関することや趣味など好きなジャンルから始めればOK!
ブログの開設方法が知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ:書き方を押さえて読者のニーズを満たす記事を執筆しよう
Webライターが記事を書く際は、読者の悩みを深掘りしたうえで構成をつくることが大切です。
構成ができあがったら、結論ファーストやPREP法を意識しながら、執筆を進めましょう。
ぼくの無料メルマガでは「文章力が上がる」をテーマに、Webライターに役立つ情報を配信しています。
これからWebライターとして活躍したい方はぜひチェックしてみてくださいね!
筆者:えな(@hanaena_0116)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)