今日から使える、おすすめのセールスライティングの型は以下の3つです。
- 新・PASONAの法則
- PASBECONAの法則
- AIDMAの法則
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
セールスライティングとは
型を紹介する前に、まずはセールスライティングの概要を説明します。
セールスライティングとは「人の心を動かして行動を促す」ライティング手法のこと。
サービスの魅力やブランドイメージを正しく伝えるために活用されています。
セールスライティングとコピーライティングの違い
セールスライティングとコピーライティングは「目的」が異なります。
コピーライティングとは、具体的に以下のようなもの。
- ひとのときを、想う。(JT)
- お正月を写そう(富士フィルム フジカラー)
上記のコピーはブランディングやイメージ作りが目的であり、直接的に「あの商品を買おう!」とはなりません。
一方セールスライティングは、商品の販売が目的なので「A社なら1点〇〇円から承ります。」など直接的に購入につながる表現が使われます。
セールスライティングが使われている身近な事例
セールスライティングは以下のように商品やサービスの紹介に幅広く活用されています。
- LP(ランディングページ)
- メルマガ・公式LINE
- ECサイト
例えば、商品の魅力を伝え購入につなげるLP(ランディングページ)は最後まで読んでもらうことが重要。売上に直接つながるので、セールスライティングが用いられます。
セールスライティングの基礎的な2つのポイント
セールスライティングには、型やテクニック以前に重要な2つのポイントがあります。
- 原理原則を考え抜くこと
- テクニックに依存しすぎないこと
基礎的なポイントを学んで、セールスライティングをより効果的に活用しましょう。
原理原則を考え抜くこと
1つ目のポイントは、原理原則を考え抜くことです。
以下のような原理原則が抜け落ちていると、どんなにいい文章でも行動にはつながりません。
- 目的は何か
- 誰が言っているのか
- 誰に対して訴求するか
- 何を訴求するか
- どう伝えるか
たとえば以下の2人が同じ「Webライターの教材」をTwitterで紹介するなら、異なる文章にするべきです。
- Webライター歴1ヶ月の初心者であるAさん
- Webライター歴7年の実績があるBさん
ライター歴が短いAさんなら、教材の権威性を盛り込むほうが成約率が上がるでしょう。
たとえば「この教材は月収100万円を稼ぐ〇〇さんのスキルと営業術が凝縮されています!」のような文章です。
一方実績があるBさんなら、教材の権威性を利用せずとも説得力が出るはずです。
たとえば「私が過去に購入した教材の中で1番良かった!」など。
読者も「実績があるBさんがすすめるなら買ってみようかな」と思えるでしょう。
テクニックに依存しすぎない
2つ目のポイントはテクニックに依存しすぎないことです。
原理原則を考えずテクニックに頼ると、セールスライティング本来の効果を発揮できません。
たとえばテクニックのひとつである「損失回避の法則」は、「得したい」よりも「損したくない」という気持ちを刺激するものです。
A:「〇〇を知っていると、あなたの年収は50万円アップします」
B:「〇〇を知らないと、あなたの年収は50万円下がります」
AとBの文章なら「損する怖さ」を打ち出すBの文章のほうが心に響くはず。
ただし、普段やわらかい発信をする方がBのように訴求すると、成約するどころか読者が離れる可能性があるので気を付けましょう。
セールスライティングを活用してみたいと思った方はぼくが配信している無料メルマガもぜひ購読してみてください!
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今日から使えるセールスライティングの型3選
ここからは具体的なセールスライティングの型を3つ紹介します。
- 新・PASONAの法則
- PASBECONAの法則
- AIDMAの法則
新・PASONAの法則
1つ目の型は「新・PASONA(パソナ)の法則」です。
商品やサービスを紹介する際によく使われる型で、SEO記事ではリード文に活用できます。
「Webライターの教材」の訴求を例に、型の内容を以下の表にまとめました。
Problem(問題) | 買い手が抱えている「悩み」を明確にする (Webライターとして稼ぐ方法がわかりませんよね?) |
Affinity(親近) | 売り手が買い手の「悩み」に共感し、解決する術を持っていることを感じてもらう (ぼくも最初はそうでした。) |
Solution(解決) | 問題の根本原因を明らかにし「解決策」を紹介する (稼げるライターになるには、文章力や営業スキルを磨くことが稼ぐ近道です。) |
Offer(提案) | 解決策を容易に取り入れられるように、具体的な商品やサービスを「提案」する (スキルアップするにはWebライター向け教材の〇〇がおすすめ。) |
Narrow(絞込) | 商品やサービスを購入して満足いただける書いての条件を「絞り込む」 (独学で限界を感じている方には特に向いています。) |
Action(行動) | 「悩み」を解決するために必要な具体的な「行動」を呼びかける (稼げるWebライターになるために、一歩を踏み出しましょう!) |
リード文に使う際には「Offer(提案)」を抜かして使用するといいでしょう。
新・PASONAの法則を意識して執筆すれば読者の興味を引くことができ、リード文の先の本文まで読んでもらえるはずです◎
PASBECONAの法則
2つ目の型は「PASBECONA(パスビーコーナ)の法則」です。
こちらも「Webライターの教材」の訴求を例に、型の内容を見ていきましょう。
Problem(問題) | 買い手が抱えている「悩み」を明確にする (Webライターとして稼ぐ方法がわかりませんよね?) |
Affinity(親近) | 売り手が買い手の「悩み」に共感し、解決する術を持っていることを感じてもらう (ぼくも最初はそうでした。) |
Solution(解決) | 問題の根本原因を明らかにし「解決策」を紹介する (稼げるライターになるには、文章力や営業スキルを磨くことが稼ぐ近道です。) |
Benefit(利益) | 商品やサービスを買うと、どんないいことがあるのかを伝える (この教材でスキルを磨くと、依頼の絶えないライターになれます。) |
Evidence(証拠) | Benefit(利得)が得られる証拠・根拠を伝える (私はこの教材を使って、月収5,000円から月収20万円まで売上を伸ばしました。) |
Contents(内容) | 商品・サービスは具体的にどのようなものか紹介する (本教材は、初心者ライターに必要な文章術と営業のコツを網羅しています。) |
Offer(提案) | 解決策を容易に取り入れられるように、具体的な商品やサービスを「提案」する (未経験の方でも取り入れやすい知識を体系立ててまとめています。) |
Narrow(絞込) | 商品やサービスを購入して満足いただける相手の条件を「絞り込む」 (独学で限界を感じている初心者の方には特におすすめです。) |
Action(行動) | 「悩み」を解決するために必要な具体的「行動」を呼びかける (稼げるWebライターになるために、この教材を使ってスキルアップしましょう!) |
新・PASONAの進化版であるPASBECONAの法則には「利益(B)・証拠(E)・内容(C)」の部分が追加されています。
セールスコピーに必要な要素がふんだんに盛り込まれているので、LPのテンプレートとしての活用がおすすめです。
AIDMAの法則
3つ目の型は「AIDMA(アイドマ)の法則」です。
1920年代にアメリカで提唱された型で、消費者の購買行動の流れを示しています。
具体的な流れは以下の通り。
Attention(注意・注目) | 商品やサービスを知ってもらう |
Interest(興味) | 興味をひく |
Desire(欲求) | 「欲しい!」と思わせる |
Memory(記憶) | 「欲しい!」という気持ちを呼び起こす |
Action(行動・購入) | 商品やサービスを購入してもらう |
セールスライティングの学習におすすめの教材・本3選
ここでは、セールスライティングの学習に使える教材や本を厳選して3つ紹介します。
- 『【悪用厳禁】月商400万円超のセールスライターがこっそり教える ”なんでも売れる!” セールスライティング15選』
- 『セールスコピー大全』
- 『10倍売れるWebコピーライティング』
さらに詳しく学びたいと思った方はぜひ手にとってみてください!
【悪用厳禁】月商400万円超のセールスライターがこっそり教える ”なんでも売れる!” セールスライティング15選
1つ目は、ぼくが執筆したBrainの記事『【悪用厳禁】月商400万円超のセールスライターがこっそり教える ”なんでも売れる!” セールスライティング15選』です。
動画と文章で学習できる教材で、具体的には以下のような内容をまとめています。
- セールスライティングの原理原則
- 基本的な15個のテクニック
- セールスライティングの実例
この教材のポイントは、セールスライティングを実践に落とし込めるように実例を丁寧に解説した点です。
»『【悪用厳禁】月商400万円超のセールスライターがこっそり教える ”なんでも売れる!” セールスライティング15選』を読む
セールスコピー大全
2つ目はセールスコピーライターである大橋一慶さんの著書『セールスコピー大全』です。
セールスライティングの教科書のような本で、基礎的な部分からテクニックまで網羅的に解説されています。
具体例が豊富でわかりやすいので、セールスライティングの本選びに悩んだらこちらを読んでみるといいでしょう。
10倍売れるWebコピーライティング
3つ目は『10倍売れるWebコピーライティング』です。
コンテンツマーケティングでおなじみの「バズ部」が出版したこちらの本は、LPの書き方を学びたい方におすすめ。
LPの構成要素や具体的な書き方などを実用的に学べます。
まとめ:学んだセールスライティングを実践してみよう
セールスライティングはさまざまな分野で活用でき、直接的に売上につながるライティング手法です。
今回ご紹介した型を活用して、商品やサービスの魅力がより伝わる文章を執筆してみましょう。
ぼくの無料メルマガでは「文章力を上げる」をテーマに配信しています。より伝わる文章を書きたいと思った方は、ぜひ購読してみてくださいね!
筆者:ななみ(@nanami_writing)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)