結論から言うと、クラウドワークスでよく見かける詐欺案件の特徴と見分け方は以下の通り。
【クラウドワークスでよく見かける詐欺案件の特徴】
- 契約後に仕事内容が変わる
- 報酬が支払われない
- ねずみ講やマルチ商法の勧誘をされる
- サービスの登録や商品の購入をすすめられる
- 個人情報や連絡先を聞き出してくる
【クラウドワークスの詐欺案件の見分け方】
- ガイドラインに抵触していないかの確認
- クライアントの評価や募集実績の確認
- 本人確認や発注ルールチェックが済んでいるかの確認
- 報酬が高すぎたり安すぎたりしないかの確認
- 案件の説明があいまいでないかの確認
本記事を読めば、クラウドワークスで詐欺に遭うリスクを下げられると思います◎
なお、クラウドワークス以外でも同じことが言えるので、ランサーズを使っている人なんかもぜひ参考にしてください。
「クラウドソーシングについてよくわからない!」という方は、以下の記事がおすすめです。
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など、他多数
クラウドワークスでよく見かける詐欺案件の特徴5選
「クラウドワークスはやめたほうがいい」と言われるのは、以下のような詐欺案件や怪しいクライアントに出くわすことがあるためです。
- 契約後に仕事内容が変わる
- 報酬が支払われない
- ねずみ講やマルチ商法の勧誘をされる
- サービスの登録や商品の購入をすすめられる
- 個人情報や連絡先を聞き出してくる
だまされないために、まずはよくある詐欺案件について見てみましょう。
1.契約後に仕事内容が変わる
1つ目は、契約後に仕事内容が変わる案件です。
たとえば、募集要項には「執筆のみ」と書かれていたにもかかわらず、契約後に構成の作成や画像選定など他の作業も任されるケースです。
誠実なクライアントであれば、発注前に相談したり報酬を上げたりしてくれるはず。
ところが詐欺案件の場合、相談もなく勝手に作業範囲が増えた挙句、ライター側が断ると「報酬を減らす」など理不尽な態度を取られることもあります。
2.報酬が支払われない
2つ目は、納品しても報酬が支払われない案件。
なかでも多いのは「スキルを確認するだけだから」と言って、無償でテストライティングを依頼するクライアントです。
「テストライティングに通過したら本採用」と記載があるものの、実際にテスト記事を出したら音信不通(もしくは意図して全員不採用)になるケースも……。
ライターに無償で書かせた記事をメディアに公開すれば、報酬を支払わずにたくさんの記事を集められる、ということです。
このような相手はいわゆる「搾取してくるクライアント」なので、テストライティングが無償の案件は辞退しましょう。
3.ねずみ講やマルチ商法の勧誘をされる
3つ目は、ねずみ講やマルチ商法の勧誘をされる案件です。
「初心者OK」や「スマホひとつで月〇〇万」など、応募したくなるような文言を使って募集しているケースがよく見られます。
実際に応募すると「定員に達したので別の仕事を紹介します」などと言われ、LINEなど外部ツールを通し、ねずみ講やマルチ商法の勧誘を受けることに。
クラウドワークスに載せた案件は「人を集めるためのフェイク」です。
「別の仕事を紹介します」「LINEの登録をお願いします」などの怪しい返信があったら、迷わず辞退してくださいね。
4.サービスの登録や商品の購入をすすめられる
4つ目は、サービスの登録や商品の購入をすすめられる案件。
たとえば「商品を購入してレビューを書いてください」「商品を代わりに購入して発送してください(商品購入代行)」といった案件が代表的です。
クラウドワークスでは、商品の購入やレビューを記載する仕事の依頼は禁止されています。
また「学びながら仕事ができる」という誘い文句で、ライターの講座を案内されるケースも多く見られます。
5.個人情報や連絡先を聞き出してくる
5つ目は、個人情報や連絡先を聞き出してくる案件です。
基本的にクラウドワークスでは、本人登録をすれば本名や住所、連絡先などを相手に提示しなくても仕事に支障はありません。
そのため、契約後すぐに不必要な個人情報を聞き出すクライアントには要注意。特にLINEなどの連絡先を聞かれる場合は、マルチ商法などの勧誘をされることも考えられます。
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クラウドワークスの詐欺案件の見分け方
怪しいクライアントや詐欺案件を見分けるためには、以下の項目を確認しましょう。
- ガイドラインに抵触していないか
- クライアントの評価や募集実績はどのくらいか
- 本人確認や発注ルールチェックが済んでいるか
- 報酬が高すぎたり安すぎたりしないか
- 案件の説明があいまいでないか
ガイドラインに抵触していないかの確認
まずはクラウドワークス仕事依頼ガイドラインを見て、どのような依頼内容が禁止されているかを確認しましょう。
たとえば、以下のような行為はガイドライン違反です。
- 個人情報を聞き出す
- 外部サービスへの誘導
- 発注する意思のないテストライティングの依頼
- 代理注文や代理購入
ガイドラインを守らないクライアントは健全とは言えないため、取引を控えましょう。
クライアントの評価や募集実績の確認
詐欺案件を避けるためには、クライアントの評価や募集実績を確認しましょう。
クラウドワークスには、クライアントに1~5の評価を付ける機能があります。
評価は過去に取引したワーカー(受注者)の意見が反映されているため、怪しい発注者でないかを確認する際の参考になります。
取引前にチェックしたい項目は以下の通り。
- これまで取引した相手からの星評価
- 評価の内容
- 募集実績
- プロジェクトの完了率
これらの数字が著しく低い相手だと、取引の際にトラブルに遭うかもしれません。
本人確認や発注ルールチェックが済んでいるかの確認
クラウドワークスには、運転免許証などの身分証明書をアップロードして本人確認をする機能があります。完了するとプロフィール欄に「本人確認済」と表示されます。
また、あわせて発注ルールチェックが済んでいるかも見ておくと安心です。
発注ルールチェックとは、仕事を依頼するうえでの注意点を理解できているか確認するもの。
プロフィールに「本人確認済み」「発注ルールチェック済み」とあれば、信頼できる可能性が高いでしょう。
報酬が高すぎたり安すぎたりしないかの確認
報酬が高すぎたり安すぎたりする案件は、トラブルにつながりやすい傾向があります。
たとえば「データ入力するだけで月20万円!」などの文言がある案件には要注意。キャッチーな言葉で受注者を募っている詐欺案件の可能性があるからです。
「専門知識やスキルがなくても簡単に稼げる案件」は、残念ながら存在しません。
興味があれば応募しても問題ありませんが、怪しいビジネスに誘導される可能性があることを念頭に置いておきましょう。
一方、単価が安すぎる案件も、クラウドワークス上の仕事は見せかけで、別のビジネスに勧誘されることがあります。
案件の説明があいまいでないかの確認
仕事内容の説明があいまいな案件は詐欺の可能性があります。
あいまいにしているのは、「クラウドワークスの運営側に見られたくない内容」だからかもしれません。
具体的な作業内容がわからないときは、事前にメッセージのやり取りをして確認を取ると安心です。
あいまいなままで仕事を受けると、後々トラブルになるリスクがあるので気を付けてくださいね。
まとめ:クラウドワークスで疲弊しないために詐欺案件の見分け方を知ろう!
クラウドワークスで疲弊しないためには、詐欺案件の特徴を押さえて、怪しいクライアントの見分け方を知ることが大切です。
案件に応募する前に、必ず募集要項とあわせてクライアントの評価や募集実績をチェックしましょう。
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筆者:えな(@hanaena_0116)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)