結論、副業が禁止の会社でもWebライターとして活動できます!
理由は以下の通り。
- 法的に禁止されているわけではないから
- バレないように対策できるから
本記事では、Webライターの副業がバレないための具体的な対策や、バレてしまったときの対処法を解説します。
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・ワールドさまの取材記事
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など、他多数
副業禁止の会社でも対策は可能
社内規則で「副業は禁止」と言われてライターにチャレンジできないとお考えの方もいるでしょう。
しかし、それはあくまでも社内規則であり、法的には副業は禁止されていません。
会社によっては懲戒処分を受けてしまう可能性もありますが、しっかりと対策すれば会社にバレずにWebライターとして活動できます。
公務員は副業を禁止されている
民間企業で働く会社員なら副業はできますが、公務員は法律で副業を禁止されています。
そのため残念ですが、副業でWebライターになることはできません。
万が一バレてしまうと懲戒処分を受けることもあるので、気をつけましょう。
Webライターの副業がバレないための対策7選
副業がバレないために、以下7つの対策を徹底しましょう。
- ペンネームを使う
- プロフィールに顔写真を使わない
- 年間所得を20万円以下にする
- 住民税を自分で納められるよう手続きする
- 副業をやっていることを周りに話さない
- 職場内や会社の近くで作業しない
- 副業に使える時間を把握する
1.ペンネームを使う
1つ目の対策は、ペンネームを使うことです。WebライターはクラウドソーシングやTwitterのアカウント作成の際にアカウント名を登録します。
その際に本名を使うとバレてしまう可能性があるので、本名とは違うペンネームにするのがおすすめです。
ペンネームを考えるときのポイントは以下の通り。
- 本名を連想させない(略すなど)
- 奇抜にしすぎない
- 既存のライターと被らないようにする
たとえば、山田哲也さんなら「やまてつ」だと本名を略しているだけなのでバレてしまう可能性があります。この場合、苗字だけ変えて「森本哲也」だとバレづらいはず。
また奇抜な名前だと、ライターとしてクライアントから信頼されず仕事をもらえないケースもあるので気をつけましょう。
2.プロフィールに顔写真を使わない
2つ目の対策はプロフィールに顔写真を使わないこと。クラウドソーシングやTwitterではアイコンの画像も必要です。ここで顔写真を使うとバレてしまうので気をつけましょう。
SNSはいつ誰が見ているかわかりません。バレないようにアイコンは似顔絵や後ろ姿などがおすすめです。
ただし、景色や物を写した画像はクライアントから見たときに親近感が湧かないので要注意。なるべく「人っぽい」画像を設定しましょう。
3.年間所得を20万円以下にする
3つ目の対策は年間所得を20万円以下にすることです。副業の所得が年間20万円を超える場合「確定申告」をしなければなりません。
所得が上がると住民税も上がり、経理を通して副業がバレる可能性があります。
年間所得が20万円以下なら確定申告は不要なので、その範囲内におさめるのも一つの手です。
ただし、副業で1円でも稼いだら住民税の申告をする必要があります。
その際には、次の見出しで説明する「普通徴収」の手続きが必要なので、注意しましょう。
4.住民税を自分で納められるよう手続きする
4つ目の対策は、住民税を自分で納められるよう手続きすることです。
副業がバレてしまう原因の一つに「経理を通して住民税が多いと指摘される」ことがあります。
住民税を企業が天引きする「特別徴収」では、企業に所得が増えたことがバレてしまいます。そこで、副業で稼いだ分の住民税は自分で納める「普通徴収」にすることが重要です。
年間所得が20万円を超えた場合は「確定申告」、20万円以下の場合は「住民税申告」を行います。
住民税の申告方法はあらかじめ選べるので「自分で納付(普通徴収)」を選択しましょう。
5.副業をやっていることを周りに話さない
5つ目の対策は、副業をやっていることを周りに話さないことです。
特に気をつけたいのは以下のようなケース。
- Webライターとして成果が出たとき
- Webライターを始めたばかりのとき
- 世間話で盛り上がったとき
たった1人に話したことで、複数人に噂が広がってしまう可能性も。本気でWebライターの活動をするなら、親しい人にも口外しないことをおすすめします。
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6.職場内や会社の近くで作業しない
6つ目の対策は職場内や会社の近くで作業しないことです。
Webライターはパソコンやスマホで作業できるので、副業の方はスキマ時間に作業することも多いはず。
しかし、職場内で作業する場合は画面を見られてしまうリスクがあります。
たとえば、離席している間にデスクに置いていたスマホに副業の通知がきてしまい、同僚に見られてしまうかもしれません。
また、職場の近くも要注意です。「勤務前後に近くのカフェで作業しているのを見られてしまった」など、会社の外でもバレてしまうことがあります。
7.副業に使える時間を把握する
7つ目の対策は副業に使える時間を把握することです。
副業でWebライターとして活動する方は、出勤前や帰宅後の時間を使って作業します。
そのため、使える時間に対して仕事量が多すぎるとキャパオーバーとなり本業に支障が出てしまうことも。
たとえば夜中まで作業した結果、遅刻したり寝不足で本業に身が入らなかったりしたら怪しまれてしまうかもしれません。
副業がバレないためには、以下のようなポイントを意識してスケジュール管理しましょう。
- 副業に充てられる時間は1日あたり何時間なのか
- 本業の繁忙期と納期が被らないか
- スケジュールに余裕はあるか
Webライターの副業がバレてしまったときの対処法
どんなに対策していても、副業がバレてしまうこともあるでしょう。
会社にバレてしまったときに有効な対処法は以下の4つです。
- 疑われても認めない
- 投資で得た所得だと伝える
- 労働審判を利用する
- 転職も視野に入れる
疑われても認めない
1つ目の対処法は疑われても認めないことです。人の噂などによって疑われている場合、まだ確実な証拠はないので、こちらにも否定する余地があるはず。
疑われてもキッパリと否定して、それ以上の明言は避けましょう。
ただし「住民税が増えている」と言われた場合は、否定するだけでは厳しいので、次に紹介する理由もあわせて伝えることをおすすめします。
投資で得た所得だと伝える
2つ目の対処法は、投資で得た所得だと伝えることです。投資で利益を得ると副業で利益を得た場合と同じく、住民税が増えます。
そのため「投資で利益が出た」と言っても理論上はおかしくありません。
最近は資産を増やすために株式投資や仮想通貨などを購入する人も多いので、納得してもらえる可能性があります。
労働審判を利用する
3つ目の対処法は労働審判を受けることです。
労働審判とは、労働者と事業主とのトラブルをスピーディーに解決するための方法です。副業がバレて懲戒処分を受けてしまった場合に利用できます。
原則として3回以内で審理を終えるため、訴訟とは違って長期化しづらい点がメリットです。
たとえば会社の処分が不服だった場合、労働審判を申請して事業主と調停を行います。会社の判断に納得がいかない場合の最終手段として、覚えておくといいでしょう。
転職も視野に入れる
4つ目の対処法は転職も視野に入れることです。最近は国が副業を推進していることもあり、副業を許可している企業もたくさんあります。
実際、副業バレを気にしてスキマ時間を使えなかったり、周囲の人に話せなかったりすることは想像以上に大変なはず。
まとめ:副業禁止のWebライターは対策を徹底しよう
就業規則で副業が禁止されていてもWebライターとして活動できますが、バレないためには対策を徹底することが大切です。今回ご紹介した対策を参考に、しっかり対策して副業に集中しましょう。
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筆者:ななみ(@nanami_writing)
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