【無料】文章力を上げるメルマガ 詳しくはこちら

AIに淘汰されないフリーランスの生存戦略とは? 年商1.5億のマーケティング企業経営者に聞いてきた

AIに淘汰されないフリーランスの生存戦略とは? 年商1.5億のマーケティング企業経営者に聞いてきた
  • AI時代にどう生き残ったらいいの?
  • 自分の仕事がAIに淘汰されないか不安……。
  • どんなスキルを身につければAIに負けないフリーランスになれる?
ゆらり
ゆらり
ChatGPT※をはじめとしたAIツールが台頭し、危機感を覚えているWebライターの方は多いと思います。今後どのように活動したらいいのか迷う人もいるでしょう。

※ChatGPT:人工知能の研究機関 ”Open AI” が、2022年11月にリリースしたAIチャットボット。入力した質問に対して対話形式でAIが回答する。

そこで今回は、ChatGPTを筆頭としたWeb業界のトレンドに詳しい ”福田卓馬(たくま)さん” に、AI時代に淘汰されないフリーランスの生存戦略を伺いました!

フリーランスとして生き残るための本質的な考え方や、ChatGPTの使い方をはじめとしたテクニック面など、さまざまな話をしていただきました。
AIを使いこなしたい方や、今後の働き方に悩んでいるライター、ブロガーの方はぜひ最後までご覧ください。

目次

AI時代に生き残るのは「あなただから仕事を任せたい」といわれる人

ゆらり
ゆらり
たくまさん、本日はよろしくお願いいたします! 最初に自己紹介をお願いできますか。
福田卓馬(ふくだたくま)と申します。以前は ”しかまる” という名前で活動していました。

約2年前に会社員のかたわら副業でブログをはじめて、月300万円を達成して法人を設立しました。

たくまさん
たくまさん
現在は経営者として、企業向けにSEO記事やLステップ、動画編集などを使った集客サポートをしています。

また、個人の方に向けに、YouTubeやブログといった「Webコンテンツを使って稼ぐスキル」を育てるスクール事業も展開中です。

法人1期目の年商は1.5億を突破し、現在も順調に伸びています。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
たくまさんは新しいトレンドのChatGPTを積極的に利用されていますよね。

単刀直入にお聞きしますが、AI時代に生き残れるライターと、そうでないライターの違いは何だと思いますか?

クライアントにプラスアルファの価値を提供できるかどうか、だと思います。

AIに淘汰されるライターは、いわゆる「こたつライター」です。他の記事から集めた情報をまとめ直すだけのライターは、近い将来AIに淘汰されるでしょう。

一方で、プラスアルファの価値を提供できるライターは生き残れると思います。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
「プラスアルファの価値を提供する」とはどんなことでしょうか?
言い換えると、クライアントから「あなただから仕事を任せたい」といわれる状態になる、ということですね。

トレンドに乗ってAIを使うことは、もちろん大事なので勉強する必要はあります。ただ、AIを使う以前に「あなただから」といわれる状態をつくらないと、フリーランスとして生き残れません。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
AIどうこうの前に、まずは目の前にある仕事をきちんとこなして、お客さんと信頼関係を築く必要があるんですね。

依頼したい人の共通点は「人間力」。当たり前のことができれば成長できる

ゆらり
ゆらり
「あなただから仕事を任せたい」といわれるためにはどんな要素が必要でしょうか?たくまさんが「この人に頼みたい」と感じる人の共通点があれば教えていただけますか。
一言でいうと人間力です。シンプルな表現をすると「いい人かどうか」。ぼくは会社で採用面接もするのですが、スキルより人間力を見るようにしています。

素直な性格で当たり前のことができる人なら、スキルを身につけられるし、ビジネスマンとして成長できます。でも逆は難しい。いくらスキルが高くても、当たり前のことができない人は採用しません。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
「当たり前のことができる」とは、たとえばどんなことでしょうか?
依頼内容をきちんとこなす。納期を守る。連絡をまめにする。感謝を伝えられる、といったことです。ソフトスキルとも言い換えられますね。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
ソフトスキルが大事だと思った出来事やきっかけはありますか?
ぼくが経営する会社ではたくさんの方に仕事を依頼しますが、どうしても相手と認識のズレが生じるんです。

「少しくらい納期に遅れてもいいだろう」と考えてしまう人も少なからずいるので、当たり前のことができるだけで他の人と差別化できます。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
「依頼したライターと連絡が取れなくなった……」といった話はよく耳にします。当たり前のことをやるだけで、フリーランスとして仕事をもらえる確率は上がりそうですね。
まずはベースとなるコミュニケーションスキルを磨くことや、指示通りに仕事をする心がけが大切です。そのうえでAIを使いこなす力が、今後フリーランスに求められると考えています。
たくまさん
たくまさん

AI時代に生き残るWebライターが持つスキル

ゆらり
ゆらり
職種にかかわらずソフトスキルは重要だと思いますが、Webライターならではのプラスアルファの価値は何かありますか?
Webライターなら、

  1. ディレクターとして文章を編集するスキル
  2. 情報の正確性をチェックするスキル
  3. インタビューなどで一次情報を収集するスキル

このようなスキルがあれば、AIが台頭しても生き残れると思います。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
それぞれ詳しく教えていただいてもいいでしょうか?
1つ目は編集スキルですね。ChatGPTは記事をスラスラと書いてくれますし、ある程度質の高い文章を生成できます。ただ、内容が論理的でないことや、不自然な日本語を書くこともあるんです。

そのため、Webライターが文章を編集してブラッシュアップする作業が欠かせません。ChatGPTが生成した文章の質を高められるライターになれば、AI時代に生き残れる確率は上がると思います。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
編集スキルを高めるためには、ライター自身が書く経験を積んで、読みやすい文章の特徴を理解することや、ディレクターになって他の人の文章を添削することが役立ちそうですね。

2つ目の「情報の正確性をチェックするスキル」についても教えていただけますか?

ChatGPTは間違った情報を言うことがあります。紹介するお店のリンクが違うことや、存在しないお店の名前を出してきたこともあるんです(笑)

したがって、WebライターがChatGPTを活用して記事をつくるときは、情報が正しいかどうかを必ずチェックする必要があります。ぼくの会社でも、AIが集めた情報の正確性はひとつずつ人間がチェックしています。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
情報の正確性をチェックする作業はAIを使わなくても必須ですが、今後ますます大事になりそうですね。

そのためには、信頼性の高い官公庁のサイトや、紹介するサービスの公式サイトを参考にする。もしくは特定のキーワードを検索して一次情報を得るなど、経験を積めばファクトチェックのコツがわかると思います。

3つ目は一次情報を収集するスキルです。こたつライターにならないためには「このメディアだから知られる情報」や「ライターが経験をもとに書ける情報」を入れる必要があります。

そのためにはジャンルの専門性を高めることや、インタビュースキルを身につけて ”人間ならではの情報” を伝えることが求められます。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
きちんとスキルを伸ばせば、AIが進歩してもWebライターが生き残れる可能性は十分ありそうですね!

AI時代に生き残るブロガーの条件

ゆらり
ゆらり
Webライターと同様に、AI時代に生き残るブロガーの条件も教えていただけますか?
条件はWebライターと同じで、「この人だから」と思ってもらえることですね。ブログなら「この人の記事だから内容を知りたい」「このブログをまた読みたい」と思ってもらう必要があります。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
今まで以上にE-E-A-T※が重要になるということでしょうか?

※E-E-A-T:Googleが記事を評価する基準のひとつ。Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の4つの略。

そうですね。E-E-A-Tの評価を上げるためには、ブログのPV数や滞在時間を伸ばす工夫が必要です。

そのためには記事内にわかりやすい動画を挿入することや、オリジナル素材を使うこと。それらによって読者の満足度が上がりGoogleの評価も高くなります。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
最近では「ブロガーならChatGPTを使うべき!」という話をよく聞きますが、たくまさんはどうお考えですか?
たしかにChatGPTを使えば、執筆速度が上がって効率化できます。たくさんの記事を量産すれば稼げる確率も上がるので、ブロガーにとってChatGPTを使いこなす力は必要です。
たくまさん
たくまさん
ただ、最初から記事の制作をまるごとChatGPTに任せるのはおすすめしません。

繰り返しになりますが、ChatGPTがつくる記事は完璧ではないからです。ChatGPTを使う人自身にスキルがないと、本質をとらえた良い記事は書けないでしょう。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
ブロガー自身にスキルがある場合、ChatGPTが出した情報や文章をもとにリライトするのは問題はないでしょうか? 「GoogleにAIが生成した文章だと気づかれると、記事の評価が下がる」といった話を耳にしたことがあります。
ChatGPTがつくった記事をリライトしてわかりやすくする。情報の正確さをチェックする、といった工夫をしたうえで公開するなら問題ありません。AIがつくった記事が必ずNGになるわけではなくて、情報の網羅性や正確性、著者の権威性があれば評価はされるはずです。
たくまさん
たくまさん

フリーランスならトレンドに敏感になろう

ゆらり
ゆらり
ChatGPTの存在は知っているものの、「どうせ完璧じゃないんでしょ」「人が書いた記事のほうが品質が高いじゃん」と考えて、まだ使っていない人もいると思います。そういった考えに対するたくまさんの意見はいかがでしょうか?
気持ちはとてもよくわかります。人は「今までの習慣を変えるのを嫌う生き物」ですから。たとえば、今までそこそこ質の高い記事が書けていたライターにとって、ChatGPTを使う必要性は感じないかもしれません。

しかし、必要ないと思ったときこそ、感覚を変えてトレンドに敏感にならないと生き残れないと思います。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
そう思う理由を教えていただけますか?
特にWebライターのようなクライアントワークをしている人は、お客さんと話すときに旬の話題についていけないと致命的だからです。

新しいものがどんどん出てくるWeb業界では、クライアントはなるべくたくさんの情報をほしいと思っています。そんなときに「最新のツールを使ったことがあります。御社の事業なら、こんなシーンに活用できます」と提案してくれる人がいるとありがたいですよね。

たくまさん
たくまさん
ぼく自身も、クライアントとの商談では積極的にChatGPTの話をしています。そうすると案件の成約率が上がりますし、相手との信頼関係も強固になるんです。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
トレンドを追わないと、AIだけでなく他のフリーランスとの競争に負けてしまう可能性があるんですね。まだChatGPTを使ったことがない人は、すぐにでも触ったほうがいいかもしれません!

新しい市場は仕事の幅を広げるチャンスが転がっている

ゆらり
ゆらり
今後、AIを使ってフリーランスの仕事の幅が広がる可能性もあると思いますか?
もちろんあります。特にChatGPTのようにまだ立ち上がったばかりのサービスは、ユーザーから「使い方がわからない」「こんな機能がなくて不便」といった悩みが出てきます。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
そういった悩みを解決すれば、AIコンサルタントのような仕事に就けるかもしれませんね。
既にAIコンサルの仕事をしている人はいますね。新しい市場は「その分野にものすごく詳しい人」の数が少ないので、仕事を獲得するチャンスはたくさんあります。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
たしかに、AIのサービスはまだ出てきたばかりなので「ちょっとしか知らない」という人が多いですよね。
はい。まだAI初心者が大多数のうちに、自分でツールを使ってみるべきです。少しでも使ってみると「こんなことができる」「〇〇をしたら効率化できた」と知識が身につき、クライアントに提案できるネタが増えます。

クライアントは、悩みや疑問を解決できる人やサービスにお金を支払うものです。フリーランスの方は、そういった視点で自分の仕事を増やすことを意識するといいんじゃないでしょうか。

たくまさん
たくまさん

実際にどう使う? ChatGPTの具体的な活用法

ゆらり
ゆらり
「ChatGPTを使ってみたけど、実際どう仕事に落とし込んだらわからない」という方もいるかと思います。ChatGPTの活用法や使うときのポイントを教えていただけますか?
まず前提として、ChatGPTがつくった記事は不完全であると思ったほうがいいですね。

先ほどもお伝えしましたが、ChatGPTがそれらしきものを出してきても、情報の正確さ、論理的構成などさまざまな点が不十分です。その後に人間によるファクトチェックやリライト作業が絶対に必要です。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
ChatGPTがつくった記事の精度を上げる方法はありますか?
パーツごとに指示出しをして、段階的に記事をつくるのがおすすめです。たとえば「〇〇のキーワードをもとに記事を書いて」と、ざっくりした指示を出すのはNG。タイトルやリード文、見出しごとに指示出しをするんです。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
具体的な指示の出し方を教えていただけますか?
たとえば記事のタイトルを決めるときは以下のように指示出しします。
たくまさん
たくまさん

タイトルを決めるときの命令文の例

以下の条件に当てはまるブログのタイトルを10個考えてください。

<条件>

  • 「ブログ 副業」というキーワードを入れる
  • 数字を含める
  • 文字数は30~40文字以内
  • 読者がクリックしたくなるフレーズを入れる
上記はあくまでも簡単な例ですが、こまかく条件を指定すればそこそこ質の高いタイトルが出てきます。
このような流れで、タイトル、リード文、最初の見出し……と順番に指示出ししながらつくると、記事の精度が上がります。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
なるほど! <条件>と書いて箇条書きにしたうえで、指示を出せばいいんですね。
そうですね。ただ、毎回すべての条件を満たしてくれるわけではありません。心配なときは「指示内容を理解できなければ、一旦文章を生成するのをやめてください」と書くと、該当の箇所でChatGPTが自動的に止まります。
たくまさん
たくまさん

日本語はまだ学習中。ChatGPTは英語で使うと精度が上がる

ゆらり
ゆらり
ChatGPTはすべての指示を理解できるわけではないんですね?
日本語はまだ学習量が少ないので、すべてを理解できるわけではありません。精度の高さを求めるなら、英語で利用するのがおすすめです。ぼく自身は、ChatGPTの有料プランに課金して英語の公開プロンプト※を参考にしています。
たくまさん
たくまさん

※公開プロンプト:AIに対する命令文の例を公開しているサービス。公開プロンプトを見れば、他のユーザーが使って効果的だったプロンプト(命令文)の全文がわかる。

ゆらり
ゆらり
英語のほうが学習量が多いから、ChatGPTの回答精度が高いんですね。英語が苦手な人はどうしたらいいでしょうか?
”DeepL” などの翻訳ツールを使う、もしくは日本語のプロンプトに英語をまぜるといいと思います。

たとえば「前向きになれる言葉を入れて」よりも「ポジティブになれる言葉を入れて」と指示するほうが、いい文章が出てくることもあります。少しずつプロンプトの内容を書き換えると、AIの回答も変わるのでおもしろいですよ。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
プロンプトが思い浮かばないときはどうしたらいいでしょうか?
一番楽なのは、先ほど紹介した海外の公開プロンプトを見ることですね。テンプレートが載っているので、見るだけでもプロンプトの内容をイメージしやすくなります。

公開プロンプトには、SEOの記事作成やYouTubeの台本づくりなど、用途別のテンプレートがたくさんあります。ぼく自身も、YouTubeやTwitterで役に立ったプロンプトの例を公開しているので、参考にしていただければ幸いです。

たくまさん
たくまさん

SEO記事づくり以外にChatGPTが役立つシーン

ゆらり
ゆらり
テクニック面もたくさん教えてくださってありがとうございます。SEO記事の他に、ChatGPTが役立つシーンがあれば教えていただけますか?
個人的には、WebライターはChatGPTを使って仕事の幅をどんどん広げられると思っています。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
具体的にはどんな仕事ができるのでしょうか?
たとえば、Instagramの投稿づくりです。投稿をつくるときにCanvaというソフトを利用する人は多いですよね。

Canvaには、スプレッドシートのデータを取り込む機能があります。ChatGPTを使えば、今まで手動で入力して1時間かかっていた作業が5分で終わる、なんてこともあります。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
そんなことができるんですね! 参考までに、ChatGPTを使ったCanvaの投稿作成の手順をまとめました。

ChatGPTを活用してInstagramの投稿をつくる手順

  1. ChatGPTに指示を出して投稿の内容を生成する(例:「ブログで稼ぐ方法を5つ教えて」
  2. ChatGPTが生成した回答をコピーしてスプレッドシートに貼り付ける
  3. Canvaで普段使っているInstagramのテンプレートをひらく
  4. メニュー<アプリ<一括作成 をクリック
  5. 「データを手動で入力」をクリック
  6. スプレッドシートの内容を表内にコピー&ペーストする
  7. 「データと素材を紐づける」をクリック
  8. 紐づけたい項目を右クリックして表内の項目と連携させる
  9. 続行<ページの生成 を押すと、スプレッドシートの内容が投稿に反映される
  10. 必要に応じて素材やフォントサイズ、文章の内容をととのえる
ゆらり
ゆらり
ChatGPTを使えば、投稿づくりが大幅に効率化できそうですね。その他に、ChatGPTを活用できる場面はありますか?
YouTubeの台本やLステップのシナリオづくりにも、ChatGPTは利用できます。ChatGPTが出した文章の質を高める作業は必要ですが、そこそこいいものなら簡単につくれます。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
そういった使い方がある、と知っているだけでも、SEOライター以外の道が見えてきそうですね。

SEO検索時代が終わり、今後はAI検索時代が到来する?

ゆらり
ゆらり
ここからは、今後の業界全体の話も伺いたいと思います。今まではSEO検索が主流の時代でしたが、今後はAI検索の時代に移り変わっていくのでしょうか? たくまさんはどうお考えですか。
AI検索がメジャーになる可能性は大いにあると思っています。現時点ではChatGPTのページにアクセスしないといけませんが、今後「AI検索が可能なアプリ」が台頭してきたら、もっと身近になりそうです。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
もしAI検索アプリが主流になったら、Google検索する人の数が減りますよね。その場合はSEO記事の需要がなくなり、Webライターの仕事もなくなるのでしょうか……?
SEO記事自体がなくなるとは思いません。どの程度の情報量を求めるかは、人によって違いますから。

  • 手軽に調べたい人、文章を読むのが苦手な人:AI検索
  • まとまった情報を知りたい人:SEO検索

このように分かれていくと思います。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
なるほど。好みやニーズによって使い分けるということですね。
今はWeb記事で情報収集する人がたくさんいますが、さらに多くの情報量を求めて紙の本を買う人もいます。同じように、AI検索時代になってもWeb記事は残るんじゃないでしょうか。
たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
なるほど。AI検索派、SEO検索派、という具合に、ユーザーの割合が変わっていくかもしれませんね。

AI時代だからこそ ”人間臭さ” に逆張りするのもおもしろい

ゆらり
ゆらり
有意義な話をたくさんしていただきありがとうございます! 最後に、AI時代を生き残るために大事なことをもう一度お伺いしてもいいでしょうか?
Web業界は流れが早いので、AIを使いこなす力も含めて、さまざまなスキルを身につけることが大切です。

ただ、それ以前に重要になるのが ”人間力” だと思っています。

「〇〇さんだから依頼したい」といわれることを意識して、”AIを使うスキル” と “人間力” の両軸を伸ばすと生き残れるんじゃないでしょうか。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
人間力を磨くためには、納期を守ること。マメにコミュニケーションを取ることといった、ソフトスキルが大事と仰っていましたよね。

その他に、フリーランスが生き残るためにやっておきたいことは何かありますか?

SNSで発信をすることもおすすめです。SNSアカウントは「自分が何者なのか」の証明になります。

実際ぼくもそのようにして他の人とつながりができて、案件やお客さんを紹介していただきました。フリーランスの方や、将来起業したい方は、SNSの発信をするだけで1年後楽になるはずです。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
SNSで自分の意見や体験を発信すれば、AIにはない人間らしさが伝わって、新たな仕事につながるかもしれませんね。
そうですね。AIが進歩すれば、全員そこそこ質の高いものがつくれるようになります。そんなときにどこで差が出るかといったら、人間臭さ。
たくまさん
たくまさん
「あの人と仕事がしたい」「あの人の発信はおもしろい」といわれる人材になれば、AIが出てきても仕事が途切れることはありません。

AIの市場が盛り上がっているからこそ、AIと関係ない ”人間臭さ” に逆張りするのもおもしろいと思います。

たくまさん
たくまさん
ゆらり
ゆらり
非常に興味深いお話ですね。フリーランスのみなさんは、ぜひAIスキルだけでなく人間力を磨くことも意識してみてください。たくまさん、本日はありがとうございました!
ありがとうございました!
たくまさん
たくまさん

さいごに

ライター向けオンラインサロン「Webライターラボ」では、今回たくまさんが話してくださったような業界のトレンドや、フリーランスの働き方に役立つノウハウが集まっています。

興味がある方は、サロンオーナー中村の無料メルマガをチェックしてみてください。
Webライターがまず勉強するべき「文章力」を上げるコツを無料で配信しています!

≫無料メルマガに登録する

ゲスト:福田卓馬さん(Twitterブログ
ライター:ゆらり(@yurarigurashi
運営者:中村昌弘(@freelance_naka

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次