

WebライターがX(Twitter)を運用するメリットは以下の通り。
- 仕事の受注につながる
- Webライターの仲間を見つけられる
- 自分のファンを作れる
また、アカウント作成のポイントは以下の3つです。
- アイコンは写真か似顔絵にする
- わかりやすい名前を心がける
- 肩書きを明確にする
本記事では、他にも目的別の運用術や運用の注意点まで詳しく解説します。

ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
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■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
WebライターがX(Twitter)を運用する3つのメリット
WebライターがX(Twitter)を運用するメリットは以下の通りです。
- 仕事の受注につながる
- Webライター仲間を見つけられる
- 自分のファンを作れる

1.仕事の受注に繋がる
1つ目のメリットは仕事の受注に繋がることです。
X(Twitter)上では「#ライター募集」のようにWebライターを募集している投稿が多くみられます。
このような案件は、クラウドソーシングのように手数料がかからないのでおすすめです。
ほとんどの場合、クライアントは応募したライターの投稿をチェックしています。
日頃から投稿して仕事ぶりや人柄を発信すると「この人は信頼できそう」と思ってもらいやすくなります。

2.Webライター仲間を見つけられる
2つ目のメリットは、Webライター仲間を見つけられることです。
同じWebライターの仲間を見つけることで、Webライター同士で交流や情報交換ができます。
アカウント名に「@Webライター」などとつけている方が多いので、検索してフォローしてみましょう。
Webライターは基本的に1人で作業する仕事ですが、悩んだ時に相談したり励ましあったりできる仲間の存在も大切です。
Webライターを続けていくなら、ぜひX(Twitter)rで仲間を見つけましょう!
3.自分のファンを作れる
3つ目のメリットは自分のファンを作れることです。Webライターのなかには「将来的には自分の商品を販売したい」と考えている方もいるはず。
KindleやBrainなど有料商品をつくる場合、発信を通して自分のファンが増えると商品を販売しやすくなります。
普段から自分の発信を見て「共感できる」「有益な内容だな」と思ってくれるファンができれば、有料商品に対する満足度も高まるでしょう。
Webライターとして活動している方はぜひぼくの無料メルマガに登録してみてください。文章力アップのコツを配信しています!
受注につながる!X(Twitter)アカウント作成の3つのポイント
WebライターのX(Twitter)アカウント作成で大切なのは以下の3つです。
- アイコンは写真か似顔絵にする
- わかりやすい名前を心がける
- 肩書きを明確にする

1.アイコンは写真か似顔絵にする
1つ目のポイントは、アイコンは写真か似顔絵にすること。
アニメキャラクターや動物の写真、景色などのアイコンからは人柄が見えません。
クライアントから「この人は人柄がわからないからやめておこう」と思われてしまう場合もあるので、なるべく人っぽいものを選びましょう。
おすすめは「顔写真」です。副業の方などで身バレが心配な方は「似顔絵」にするといいでしょう。

2.わかりやすい名前を心がける
2つ目のポイントはわかりやすい名前を心がけることです。
具体的には、以下のような名前は避けたほうがいいでしょう。
- ふざけた名前
- アルファベット表記
ふざけた名前にすると、クライアントから「この人は真面目に仕事してくれるのかな?」と不安に思われてしまいます。
将来的に記名記事を受注した際にも、ふざけた名前ではメディアも掲載しづらいはずです。
たとえば「ハピ太郎」のような名前ではなく、「たかひと@Webライター」のように本名もしくは人っぽい名前にするといいでしょう。
また、気をつけたいのがアルファベット表記です。
アルファベットは、ぱっと見で覚えづらい点がデメリット。たとえば「NAKAMURA」と「中村」なら後者のほうが覚えやすいはずです。

3.肩書きを明確にする
3つ目のポイントは肩書きを明確にすることです。
アカウント名の最後に「@Webライター」などと肩書きがあると、何者かがわかりフォローされやすくなります。
たとえば特化ジャンルがあるなら「金融ライター」「医療ライター」などと記入しておくと、クライアントの目にも留まりやすいはずです◎
ただし、肩書きは複数ではなく1つに絞ることが大切。
たとえば、以下のような2つのアカウントがあるとします。
- ライターA@Webライター
- ライターB@Webライター×経集者×マーケター
Aさんの場合は肩書きが1つなので、「Webライターに関しての情報が得られそう」と思ってもらえるでしょう。
一方Bさんは、「結局どんな発信をしているかわからない」と思われる可能性があります。
先ほどもお伝えしたように、フォロワーからどう見られたいのかを考えることが大切です。
Webライターの仕事を受注したい場合のX(Twitter)運用術


ここでは、以下の2パターンのX(Twitter)運用術を解説します。
- 仕事を受注したい場合
- 将来的に商品を販売したい場合
まずは「仕事を受注したい場合」のケースについて解説します。
- Webライターに関する内容を投稿する
- 直近で書いた記事を紹介する
- ポートフォリオのリンクに誘導する
- 問い合わせ先がわかるようにする
それぞれ見ていきましょう。
Webライターに関する内容を投稿する
仕事を受注したい場合は、以下のような内容を発信するのがおすすめ。
- 毎日の積み上げ
- 仕事での気づき
- 今、学習していること
基本的にはWebライターに関連する内容を中心に投稿します。最低でも週1回を目標にしましょう。
たとえば「今日は〇〇という本を読んで学習しました。気づいたことは〜」などです。
初心者のうちでもコツコツ発信していると、後にクライアントが見た際に「この人は真面目にやってくれそうだな」と好印象を与えられるはずです◎

直近で書いた記事を紹介する
WebライターとしてX(Twitter)で仕事獲得を目指すのなら、最近書いた記事を紹介するのもおすすめです。記事の構成や文章力などを見てもらえる機会になります。
渾身の記事があれば、固定ツイートに置いておいてもいいでしょう。Webライターとして活動していることがわかれば、クライアントも依頼をしやすくなります。
ポートフォリオのリンクに誘導する
X(Twitter)からポートフォリオにとべる状態にすることも、仕事を獲得するためには重要です。基本的にX(Twitter)を見たクライアントは、以下の順番で依頼をしようと考えます。
- ポストや肩書を見て、どんな人かチェックする
- タイムラインを見て、仕事ぶりや人柄に問題がないかチェックする
- 実績や、実際に書いた記事を見てスキルをチェックする
X(Twitter)を見ただけで、仕事を依頼する人は少ないように思います。つまり、実績を見てもらう必要があるのです。そのためには、ポートフォリオのリンクを貼りましょう。
プロフィールや固定リンクから飛べるようにすると、仕事を獲得しやすくなります。
問い合わせ先がわかるようにする
前段のポートフォリオの話とつながりますが、問い合わせ先がわかるようにしておくことも大切です。
クライアントがいざ依頼したいと思っても、どこに連絡すればいいかわからないと、問い合わせする気が失せる可能性があるからです。
「お気軽にDMください」や「問い合わせはポートフォリオから」など、一言でいいので、問い合わせ窓口がどこにあるか書くといいでしょう。
Webライターとして商品を販売したい場合のX(Twitter)運用術
WebライターとしてX(Twitter)を使って商品を売る場合は、先ほどの例と少し運用方法が異なります。ポイントは以下の3つです。
- 商品と関連する投稿をする
- 価値提供を優先する
- 商品までの導線を設計する
商品と関連する投稿をする
将来的に商品を販売したい場合は、以下のような内容を発信してみてください。
- フォロワーの役に立ちそうなノウハウ
- 経験に基づいた価値提供
- 自分の考え方や価値観
商品の販売を考えている場合、ある程度の実績や経験が溜まっているはず。
そんな経験の中からフォロワーにとって役に立ちそうなことを中心に投稿してみましょう。
たとえば「ライター初心者が気をつけるべきことは〜」など。
有益な情報を発信し続けると「いつも役立つ情報を発信してくれるから、商品も有益なはず」と信用してもらえるでしょう。
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価値提供を優先する
X(Twitter)を使って商品を売る場合は、すぐにマネタイズしようとせず、価値提供を優先する姿勢を持ちましょう。
十分な価値提供をせずに商品を売ることは、フォロワーからの信頼を損ねるからです。

商品の購入につなげるには、とにかく周りの人に価値を提供することが大切。そのためには、コンスタントに役立つ情報をX(Twitter)で投稿していきましょう。
商品までの導線を設計する
X(Twitter)を使ってWebライターの商品を売るのなら、導線設計をすることも欠かせません。X(Twitter)は主に集客に使うツールなので、そこからユーザーはどこに行き、どう買ってもらうのかを考える必要があります。
たとえば、公式LINEやメルマガに誘導したり、YouTubeを使ったりする人もいます。導線設計は人によってさまざまなので、色々なアカウントを研究してみてください。
WebライターのX(Twitter)運用の注意点
WebライターのX(Twitter)運用では、先ほどの運用術に加えて注意するべきことがあります。
- 仕事のグチをいわない
- 機密情報を漏らさない
- 上から目線にならない
- 仕事と関係ないことばかり投稿しない
- 人に攻撃しない
- 初心者らしさを出さない
- デリケートな話題に言及しない

仕事のグチをいわない
1つ目の注意点は仕事のグチを言わないことです。たとえば以下のような内容のこと。
- 一生懸命頑張って記事を書いたのに赤字だらけだった
- クライアントの返信が遅い
- 単価が低すぎてやる気が出ない
上記のような投稿は、こ案外クライアントに見られているので、気をつけてください。見られてしまった場合、クライアントや他のフォロワーに悪い印象を与えてしまいます。
匿名性の高いアカウントを使っていたとしても、思いもよらないところから、関係者には「あの人のアカウントだ」とわかるものです。
グチを言いたくなるときは、先方に非がある場合もあるかもしれません。しかし、そういった内容は公の場では言わずに、家族や仲のいい友達に聞いてもらいましょう。

機密情報を漏らさない
2つ目の注意点は、機密情報を漏らさないこと。言わずもがなですが、仕事で知りえたクライアントの情報をSNSで漏らしてはいけません。
たとえば、SEO記事のキーワードの選び方、マニュアルの内容、売上につなげるための戦略、知り合った人たちの個人情報などです。
コンプライアンスに違反すると、ビジネスパーソンとして信頼を失うことになるので注意しましょう。
上から目線にならない
3つ目の注意点は等身大の発信を心がけること。上から目線の発信はあまり好まれないため、フォロワーが離れる原因となってしまいます。
特にノウハウ系の発信をする場合は「いいことを言おう」「有益な発信をしよう」と意識しすぎて上から目線になりやすいので気をつけてください。

仕事と関係ないことばかり投稿しない
X(Twitter)を運用するうえで、仕事と関係ないことばかりを投稿するのも、あまり好ましくありません。
たとえば「昨日走ったから疲れた」「ランチにラーメンを食べた」などの投稿が続いたら、ただ日常の出来事をつぶやくアカウントだと思われてしまいます。
仕事と関係ないことを投稿してももちろん問題はありません。ただ、WebライターとしてX(Twitter)を運用するのなら、その比率は少なめにしましょう。
人に攻撃しない
X(Twitter)を運用するうえで、まわりの人と穏便なコミュニケーションをとっているかどうか、クライアントはよく見ています。
意見が合わない人に攻撃したり、不快な言葉を浴びせたりしているようなWebライターには、仕事の依頼はこなくなるでしょう。
「SNSとリアルは別」という考え方もあるかもしれませんが、クライアントはなるべく気持ちよく対応できる相手と仕事をしたいと考えるはず。
間口を広げておくために、X(Twitter)で他の人と関わるときは、対面で会っているのと同じだと考えるといいでしょう。
初心者らしさを出さない
X(Twitter)では「Webライター初心者です」というアピールはあまりしないほうがいいでしょう。
Webライターを名乗る以上、初心者か経験者かどうかはクライアントには関係ありません。どちらもプロであることには変わりないので、堂々と運用するのがおすすめです。
デリケートな話題に言及しない
X(Twitter)では、政治や性別、宗教、人種の問題など、デリケートな話題に触れることは避けたほうがいいでしょう。
このような話題は人によって意見がわかれます。また、自分の意見を発信して、不特定多数の人に目についた際に、炎上する恐れがあります。
インフルエンサーであれば、デリケートな話題に触れてバズ投稿をつくるのも、知名度を上げる手段になります。しかし、Webライターはインフルエンサーとは違う仕事。過激な発言をすると、クライアントから敬遠される可能性が高いです。
Webライターのアカウントをつくる目的は「仕事獲得につなげること」なので、そうした視点を持って投稿を続けるようにしましょう。
まとめ:X(Twitter)を運用して仕事獲得につなげよう
X(Twitter)はWebライターにとって営業や交流のための大切なツールです。まだX(Twitter)を運用していない方はぜひ本記事を参考にアカウントを作成し、運用してみましょう。
ただ、「X(Twitter)で何を書いたらいいのかわからない」という人もいると思います。そんな人は、まずは文章の勉強をしてみると、何を書けばいいかわかると思います。
ぼくの無料メルマガでは、「文章力アップ」をコンセプトにWebライターに役立つ情報を発信しています。X(Twitter)でどんな投稿をすればいいか?という視点で読んでもらえると、学びが深まると思います!
筆者:ななみ(@nanami_writing)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)