結論、30代未経験からWebライターになるのは十分可能です。
しかし、自己流で進めてしまうと、成果が出るまで遠回りしてしまう可能性があります。
正しいステップを踏むことで、迷うことなく、30代未経験から稼げるWebライターになれますよ。
後半ではWebライターになるメリットもお伝えします◎
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
Webライターの仕事とは?30代未経験からなれる理由
Webライターとは、インターネットに掲載されるWeb記事を書く仕事です。
プログラミングやWebデザインなどとは違い、専門知識を学ばなくても始められます。
実際に、30代からWebライターとしてデビューし、今では専業として生計を立てているライターさんは数多くいます。
その理由のひとつは、30代であれば社会人としての経験もあり、そこで培ったスキルやコミュニケーション力などが武器になるから。
職場や取引先からご縁がつながり、案件が受注できるケースも少なくありません。
また、実務経験を執筆に活かせることもあります。たとえば、ぼくはマンションディベロッパーで働いていたので、その知見を活かして不動産ジャンルで執筆していました。
さらに部下やチームのマネジメント経験があれば、将来的にはライターを取りまとめるディレクターとしても活躍できます。
以上のことから、社会経験が豊富な30代は未経験からWebライターになれるといえるのです。
30代未経験から始めてもWebライターは稼げる?
結論から言うと、30代未経験から始めても稼げるWebライターになれます。
実際にぼくは30代未経験でWebライターを始めて、月収100万円以上稼げるようになりました。そのほかにも、参考になる先輩Webライターはいます。
たとえば、以下の2名は30代未経験からWebライターを始めていますが、月収は6桁を突破。うち1人は50万円以上稼いでいます。
https://twitter.com/seiichi_satoweb/status/121911703234545664230代Webライター未経験が月10万円稼ぐまでやった3つのこと。
1 連絡はすぐ返信
2 文字単価1円以上にしぼる
3 スキルと実績をためておく
結局、既存のクライアントさんから単価が良い追加のお仕事が大きかったです。なので、信頼関係はめちゃくちゃ大事。
となると土台は記事の質や日々の取り組みです。— カミヤ|Webライター (@kamiya_7076) September 26, 2022
また、Webライターを含む文筆業の4割近くは年収400万円以上(フリーランス白書2019調べ)、正社員ライターに絞ると平均年収は449万円(求人ボックス調べ)であることがわかっています。
30代の平均年収は435万円(doda調べ)のため、Webライターは一般会社員と同等の収入を得られるといえるでしょう。
30代未経験からWebライターになるルート
ここでは、30代未経験からWebライターを目指す場合の、3つのルートを解説していきます。
- 正社員ライター
- 副業ライター
- フリーランス
それぞれの特徴を見ていきましょう。
1. 正社員ライター
1つ目は正社員のライターになることです。完全未経験であっても、採用対象となる場合もあります。
正社員ライターの仕事のひとつは、編集プロダクションやWeb制作会社に勤めて、記事を執筆することです。そのほか、企業で自社商品のPR記事や求人広告などを書くケースもありますね。
実際にIndeedで「ライター 未経験 正社員」と検索すると、765件の求人がヒットしました。
企業に属していると安定した収入が確保できるため、生活の心配をせずにWebライターを続けることができるでしょう。
2. 副業ライター
2つ目は副業ライターです。文字通り、本業以外の時間で副業としてライターをすること。
本業の収入で生活ができるため、最初から大きく稼ぐ必要はなく、目先の利益にとらわれずにチャレンジできることがメリットです。
誰でも手軽に始められるので、ライターのキャリアとしては最もハードルが低いといえるでしょう。
ただし、本業のスキマ時間での稼働となるため、専業(フリーランス)よりは大きく稼ぐのが難しいです。
3. フリーランス
最後のルートは、フリーランスでWebライターの活動をすることです。専業ライターとも言いますね。
仕事内容やクライアントを自分で選べるため、自身のスケジュールに合わせて働けます。そのため、自分が受けたい案件にも挑戦しやすい上、複数の案件を同時並行で進めることも可能です。
ただし、給与収入がある会社員や副業ライターと違い、抱えている案件が突然終了して、月収が激減することも。専業ライターとして稼ぎ続けるには、ライティングだけではなく、仕事を獲得するための営業スキルも必須といえるでしょう。
30代未経験から稼げるWebライターになるための5ステップ
前の章ではWebライターになる3つのルートを説明しましたが、ここでは副業またはフリーランスの始め方を紹介します。以下の5ステップで進めましょう。
- ライティングを勉強する
- 自分の人生の棚卸をする
- ポートフォリオを作成する
- 案件に応募する
- 時給単価を上げていく
1. ライティングを勉強する
まずは、ライティングを勉強しましょう。質の高い記事を書くためには、ライティングスキルが欠かせません。
また、Webライティングには学校で習う作文とは違う書き方があるので、勉強は必須です。
主な勉強方法は次の通り。
- ライティングに関する本を読む
- 先輩Webライターのブログで学ぶ
- YouTubeで勉強する
特に、ライティングに関する本は次の2冊を読めば間違いないです。
とはいえ、「ブログや動画は何を参考にすればいいの?」と迷うかと思うので、その場合は、ぼくの作った ”WritingBegin” をご活用ください。
また、ぼくの無料メルマガでも文章力アップのための内容が学べます。こちらもあわせてご活用ください。
2. 自分の人生の棚卸をする
次に自分の人生の棚卸をしましょう。
今の自分がライターとして価値提供できるジャンルや経験が分かります。強みを知ることでアピールポイントが明確になるため、仕事も受注できるようになりますよ。
以下の質問に思いつく限り、箇条書きで答えていきます。
- これまでに経験した職種、年数
- 自分が好きなことや趣味など
- 今までにお金を投資したこと
次に、上記の経験を通じて得たスキルも書いていきます。
- 営業職 → 対人折衝能力、説明力、提案力
- 読書 → 1週間に本を3冊読む習慣
- Webライターの講座受講 → ライティングスキル
3. ポートフォリオを作成する
次にポートフォリオを作成します。
ポートフォリオとは、これまでにライターとして執筆した記事や文章をまとめた作品集のことです。
ポートフォリオのないライターは実力がわかりづらいので、なかなか採用されません。必ず作りましょう。
未経験で実績がまだない場合は、以下を書くと良いですよ。
- 案件に対する意気込み
- 本業の実務経験
- 趣味などで経験のあるジャンル
ポートフォリオの作り方はこちらの記事でも解説していますので、ぜひご確認ください。
»初心者Webライターのポートフォリオの作り方をチェックする
4. 案件に応募する
次はいよいよ案件に応募していきましょう。まずは、クラウドソーシングサイト※で自分が書けそうなジャンルを探して応募するのがコツです。
最初はクラウドワークスとランサーズの2つを登録しておけば間違いありません。掲載されている案件数が多く、初心者OKの案件も多数見つかるからです。
未経験であれば、文字単価0.5~1.0円の案件から始めつつ、実績が溜まってきたら文字単価が1.0円以上の案件に応募していきます。
5. 時給単価を上げていく
仕事が受注できるようになったら、時給単価を上げていきます。時給単価が低いままだと稼ぎにくい上に、精神的、肉体的にも疲弊しかねません。
時給単価を上げるために重要なのは執筆時間です。
執筆スピードを速める方法は以下の通り。
- 書きまくって慣れること
- ひとつのジャンルを書いて知見を溜めること
- タイマーで時間を測ること
意識して、執筆時間を短くできるように工夫してみましょう。ただし、あくまで記事の質を保ちながら速く書くことが大事です。
30代未経験者がWebライターになる3つのメリット
ここでは、30代未経験からWebライターになるメリットを3つ紹介します。
- 会社に依存せず、収入源を分散できる
- 家族やプライベートを大切にできる
- 多様なキャリアパスを描ける
1. 会社に依存せず、収入源を分散できる
メリットの1つ目は、会社に依存せず、収入源を分散できることです。
万が一、給料がカットされても、副収入があればダメージは少なく済みます。副業をおこなうことで、生活にゆとりが持てたり、将来のための貯蓄ができたりするでしょう。
また、近年は大手企業でも副業を認めているところもあり、一企業で定年まで働く価値観はなくなりつつあります。
株式会社東京工商のリサーチによると、2023年上半期の会社倒産数は4,042件(前年度比+ 32.9%)と増加傾向になっており、企業に勤めれば安心という時代ではなくなりました。
収入源を分散しておくことで、将来的な金銭リスクが減るのは大きなメリットといえるでしょう。
2. 家族やプライベートを大切にできる
2つ目のメリットは、家族やプライベートの時間を大切にできることです。30代であれば、結婚して家庭を持っている人も少なくないでしょう。
会社勤めだと、勤務時間中は家族を優先できない場面もあります。しかし、Webライターであれば働く時間を自分で決められるため、子どもの体調不良による突発的なお迎えにも対応可能です。
家族にもっと時間を使いたい方や、趣味の時間を充実させたい方はWebライターに挑戦するのがおすすめです。
3. 多様なキャリアパスを描ける
3つ目のメリットは多様なキャリアパスを描けることです。
ぼく自身もWebライターから始め、書籍の編集、集客支援、オンラインスクールの運営など、さまざまな活動をおこなっています。
それほどWebライターから派生するキャリアは多様なのです。
たとえば、ライター業務を長く続けていくと、記事をチェックする編集者やディレクターを任されることもあります。
また、自身で執筆をする際には、誰に何を届け、どんな行動をしてほしいかを考え抜く力がついてくるため、マーケターに転身する人もいます。
このように多様なキャリアパスが描けるため、30代からWebライターを目指す価値は十分にあるといえるでしょう。
まとめ:30代未経験からで遅くない!とにかく行動しよう!
30代未経験からWebライターになって稼ぐことは十分に可能です。遅いことは、まったくありません。
Webライターになれば、想像もできなかったキャリアへの道が開けたり、ワークライフバランスが整ったりして、より豊かな人生を歩めるでしょう。
ただし、Webライターは参入障壁が低く、誰でも手軽に始められるため、他のライターとの差別化を図るのは必須です。
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筆者:旭コータロー(@sunlightaroblog)
編集者:悠木まちゃ(@MaCHA_trip)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)