結論から言うと、Webライターになるために特別な資格は必要ありません。
ただし、以下のような専門的な分野の資格は、収入アップにつながる可能性があります。
- FP技能検定
- 薬機法管理者
- 宅地建物取引士
- 看護・医療系の資格
本記事を読めば、Webライターにおすすめの資格や検定がわかります◎
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
資格がなくてもWebライターの仕事はできる
Webライターの仕事を始めるにあたって、特別な資格は必要ありません。
Webライティングや文章の基礎を学んでおけば、すぐにでもWebライターとして活動できます。
そのためWebライター初心者の頃は、資格の勉強に時間を割くよりも、ある程度基礎を学んで実際に案件をこなすことを優先させましょう。
ただし、取得しておくと有利になる資格もあるため、次章から詳しく紹介します。
自信をつけたい人向け!Webライターにまつわる資格・検定
冒頭に述べた通り、Webライターの仕事を始めるのに資格は不要ですが、Webライティングにまつわる検定は存在します。
いきなり案件をこなすよりも「じっくり基礎を身につけたい!」「資格を取得して自信をつけたい!」という人は、資格取得を目指すのも選択肢のひとつ。
Webライティングにまつわる代表的な資格や検定は以下の通りです。
- WEBライティング技能検定
- Webライティング能力検定
- SEO検定
それぞれ詳しく見ていきましょう!
WEBライティング技能検定
WEBライティング技能検定とは、一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会が発行する民間資格です。
Webライティングの仕事をするにあたって、必要なビジネスマナーや文章作成技術などが身につきます。
本試験はインターネット環境とパソコンがあれば、自宅で受験が可能。
試験に合格すると、クラウドソーシングでおすすめのライターとして紹介してもらえたり、報酬をアップしてもらえたりと特典が受けられます。
Webライティング能力検定
Webライティング能力検定は、一般社団法人日本WEBライティング協会が運営する資格試験です。
受験科目は国語やWebライティング、法律関係などがあり、点数に応じて1~3級に振り分けられます。
1級取得者には、日本WEBライティング協会から優先して仕事を紹介してもらえる特典があります。
SEO検定
SEO検定は、一般社団法人全日本SEO協会が運営する検定試験です。
SEO(Search Engine Optimization)とは「Google検索の上位に記事を表示させる施策全般」を指します。
Webライターとして活動するうえで、SEOの知識は欠かせないため、取得して損はない資格のひとつ。
SEO検定は、1~4級の4つの難易度が設けられていて、どのレベルからでも受験できます。
これらの資格を取得してもいいのですが、ぼくが作成したWebライター向けの無料教材『WritingBegin』もおすすめです!
基礎を網羅しているので、資格取得の前にこちらもチェックしておいてください。
収入を上げたい人向け!ジャンルごとにおすすめの資格・検定
以下のような資格や検定を持っていると、高単価なジャンルの案件を獲得しやすくなります。
- FP技能検定
- 薬機法管理者
- 宅地建物取引士
- 看護・医療系の資格
注意点を言うと、「資格を取得する前に案件をこなす」ことが重要という点です。
実際に何件か執筆してみて、「このジャンルは自分に向いているかも!」と思ったときに資格の取得を検討しましょう。
そうしないと、資格を取得した後に「このジャンルは自分に合わないな……」となりかねません。
【金融系】FP技能検定
金融系ライターを目指したい方は、FP技能検定の取得がおすすめ。FP技能検定は、税金や資産運用などお金に関する知識が問われます。
合格すると、国家資格のFP(ファイナンシャル・プランニング)技能士を取得でき、ライターとして箔が付くでしょう。
ライティング案件のなかにはFP2級取得者に限定したものもあります。
そのため、金融系ライターとして収入アップを目指すなら、FP2級まで取得するのが理想的です。
【化粧品・食品系】薬機法管理者
化粧品や健康食品の記事を執筆したいなら、薬機法管理者を取得しておくとよいでしょう。
薬機法とは、医薬品や医薬部外品、化粧品などの販売や広告をする際に、必ずかかわってくる法律です。
この法律に抵触すると処罰の対象となる場合があるので、薬機法に詳しいライターは需要があります。
現にこの資格を持っている人を優先、もしくは必須という条件で募集するクライアントはたくさんいます。
薬機法管理者を取得しておけば、化粧品や食品系のライティング案件の受注率が高まるでしょう。
【不動産系】宅地建物取引士
不動産ライターの場合は、宅地建物取引士を持っていると有利になります。「宅建」とも呼ばれ、不動産取引の専門家であることを証明できる国家資格です。
すでに取得済の方は資格を活かして不動産の売却や購入、不動産投資など単価の高いジャンルの案件を獲得しやすくなるでしょう。
ただ、合格率は15~18%ほどと難易度が高めなので、初心者がいきなり挑戦するのはおすすめしません。
不動産案件をいくつかこなして、「不動産特化ライターとして活動していく」と決意した後に、資格の取得を検討する……という流れがいいでしょう。
【医療系】看護・医療系の資格
看護師や医師、薬剤師などの免許がある方は、医療ライターとして活躍できます。
医療メディアの記事は、命や健康にかかわる分野なので原則、看護師や医師などの医療従事者が執筆・監修をしなければいけません。
そのため、医療資格を持つライターはニーズが高く、高単価を狙いやすい傾向があります。
Webライターが資格を取得するときの注意点
Webライターが資格を取得する際は、以下の注意点を覚えておきましょう。
- 資格があれば仕事を受注できるとは限らない
- 資格の取得を第一目標にしない
それぞれ詳しく説明します!
資格があれば仕事を受注できるとは限らない
1つ目の注意点は、資格があれば必ずしも仕事を受注できるとは限らないこと。クライアントの多くが、資格の有無よりも、実績やライティングスキルを重視するからです。
そのため、Webライター初心者の頃は、案件をこなして実績やスキルを積むことを優先させたほうがいいでしょう。
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資格の取得を第一目標にしない
2つ目の注意点は、資格の取得を第一目標にしないこと。これは上述した内容の繰り返しです。
資格取得は、あくまでもWebライターとしての付加価値を上げる手段のひとつです。「資格を取得してから仕事を始めよう」と考えるのはやめましょう。
まずは仕事を受注してみて、興味のあるジャンルが見つかったら、FP技能検定や薬機法管理者などの資格取得を検討してみてください!
まとめ:初心者Webライターは資格取得よりも実績を積むことを重視しよう!
Webライターになるために特別な資格は必要ありません。
そのため初心者Webライターの方は、資格の勉強に時間を割くよりも、ある程度基礎を学んで案件をこなすことを優先させましょう。
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筆者:えな(@hanaena_0116)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)