はじめに
Webライター向けオンラインコミュニティ「Webライターラボ」では、所属しているメンバーがコラムを書く企画があります。
今回紹介するのは、コミュニティマネージャーの ”大江かこ” さんの連載コラムです。
1.ミスは1秒でも早く報告し、謝る
こんにちは! Webライターラボのコミュニティマネージャーをしている大江かこです。
まずは簡単に自己紹介をします!
- 2020年12月、43歳で事務職からWebライターへ転身
- 2022年2月、Webライターラボのコミュニティマネージャーに就任
- 現在はオンライン秘書、Instagram運用代行、ライターと幅広く活動中
仕事をしているとピンチは誰にでも訪れます。その代表格といえば、ミスをしたときでしょう。
Webライターであれば「納期を1日間違えてしまった」などですね。
私が心掛けているのは「1秒でも早く報告し、謝る」ということ。
ただし「ミスしました! どうすればいいですか?」と連絡するのはNGです。改善案と防止策を考えた上で、1秒でも早く報告するのがベスト。
そのためには、ミスしたときこそ冷静になり「どうすればリカバリーできるか?」を考えることが大事だと思っています。
2.役員に怒られて学んだスピード感の大切さ
私が「ピンチのときこそ冷静になろう」と思うようになったきっかけは、会社の役員に激怒された経験があるから。
ある企業の人事部で働いていたときのこと。私は採用面接のスケジュール調整を任されていました。
ある日、スケジュールを決めようと役員に電話をすると、激怒されてしまいます。
私が役員の忙しさに寄り添えず、隙間時間に面接を入れようとしたからです。
電話口で怒鳴られたときには凍りつきましたが、電話を切った後、はっと我に返りました。すぐにスケジュールの候補を紙に書き出し、急いで役員室を訪ねることに。
すぐに気持ちを切り替えられたのは「スケジュールを調整する」という目的を思い出したからです。
「追加で怒られるのでは?」「更に時間を取らせるのは申し訳ない」と思う気持ちはあったものの、すぐに行動しないと多忙な役員と話すタイミングを逃してしまいます。
そして何より、この状態では今後も気まずいままで、お互いやり取りしにくくなると思ったのです。
いざ役員室で役員と対面し「先ほどは申し訳ございませんでした」と頭を下げると、役員は「うん、いいよ」と落ち着いた様子で会話に応じてくれました。
さらに紙に書いてきたスケジュールを見ながら、面接可能な日をいくつか教えてくれたのです。
もしかしたら、本人も「言い過ぎた」と思っていたのかもしれません。対面している間、想像よりも穏やかな時間が流れ、ほっとしたのを覚えています。
その後はわだかまりが残ることもなく、良好な関係が続きました。ときには社員食堂でランチをご一緒したこともあります。
退職の挨拶をしたときには、笑顔で「頑張ってね」と声を掛けてくれました。
今思い返しても「あのときすぐに役員室に行き、謝罪して良かった」と感じます。
私はこの経験から「ピンチのときこそ冷静になり、スピードを持って対応することが大事」ということを学びました。
目的に焦点を当てて行動することで、早期の問題解決につながります。
3.ピンチは信頼を獲得するチャンス
今のところ、フリーランスになってからは「誰かに怒られる」という経験はしていません。それでも「1秒でも早く報告し、謝る」というマインドは持ち続けています。
どんな人でもミスをゼロにすることはできませんし、仕事が思い通りに進まないこともあるでしょう。
そんなときは「うまくいかなかった……」と凹むより「1秒でも早く報告し、謝る」ことを実践してみてください。ピンチが信頼を獲得するチャンスに変わることもあるからです。
たとえば、ライティングの案件で納期を1日間違えてしまったとします。
このようなときは、謝罪の言葉と共に「いつまでに納品できるのか?」「どこまで終わっているのか」を報告しましょう。
明確な日時と具体的な進捗を添えて報告し、できるだけ早く納品すれば、クライアントを安心させられます。
どんな仕事であっても「改善案と防止策を考えた上で、1秒でも早く報告し謝る」ことは大事です。
この考えを習慣化すると、クライアントからも「ピンチの時もしっかり対応してくれる人」という印象を持ってもらえますよ。
ぜひ参考にしてみてください!
さいごに
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筆者:大江かこ(@kakoworks1)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)