
現役のWebライターが実際に使っているおすすめツールは以下の通り。
- 構成、リサーチツール
- 執筆ツール
- 校正ツール
- タスク管理ツール
- コミュニケーションツール
- 生成AIツール
また、作業を効率化する便利アイテムは以下の通りです。
- モニター
- 外付けキーボード
- PCスタンド

この記事では、最新のAIツールも含めて26個のおすすめツールをまとめました。
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
Webライターにツールが必要な理由
Webライターとして効率的に質の高い記事を執筆するためには、適切なツールの活用が不可欠です。
リサーチ、構成、執筆、校正、タスク管理、コミュニケーションなど、各工程で専用のツールを使うことで、作業効率が向上し、ミスの削減やクオリティの向上につながります。
また、AIツールや便利アイテムを取り入れることで、さらに作業を効率化できます。。たとえば、主に以下のようなものです。
- 構成、リサーチツール
- 執筆ツール
- 校正ツール
- タスク管理ツール
- コミュニケーションツール
- 生成AIツール
それぞれのカテゴリーに分けて、おすすめのツールを紹介します。
Webライターが構成・リサーチに使うツール6選
Webライターが構成・リサーチに使うツールは主に以下の3つです。
- ラッコキーワード
- Ubersuggest
- MindMeister
- キーワードプランナー
- Googleトレンド
- Ahrefs

ラッコキーワード
1つ目のツールは「ラッコキーワード」です。
ラッコキーワードには以下のような機能があります。
- サジェスト検索
- 競合記事の見出し抽出
サジェストワードとは、検索窓にキーワードを入力した際に自動で表示される、検索候補のこと。
「サジェスト検索」では検索窓にキーワードを入力すると、関連キーワードが一覧表示されます。読者ニーズが知りたい、他の記事と差別化したいときにおすすめです。
また、もうひとつの便利な機能「見出し抽出」はキーワードを入力すると、競合記事の見出しを1位から20位まで表示してくれます。
競合サイトに盛り込まれている情報を素早く確認できるので、実際の記事を見る前に軽く確認しておくといいでしょう。
Ubersuggest
2つ目のツールは「Ubersuggest」です。キーワード選定や競合の調査に使うツールで、海外のサイトですが日本語でも簡単に使えます。
検索窓にキーワードを入力して検索すると以下のような情報を確認できます。
- 検索ボリューム
- SEO難易度
- サジェスト
- 関連KW
無料なら1日3回までは検索できるので、リサーチの際にぜひ使ってみてください。
MindMeister
3つ目のツールの「MindMeister」は、マインドマップを簡単に制作できるツールです。特に、1万字を超えるような記事の構成づくりにおすすめ。
文字数が多い記事では情報が多くなり、ドキュメントにまとめただけでは混乱してしまうことがあります。
マインドマップは全体を俯瞰して見られるので、情報や思考の整理が可能です。

Webライターとして活動している方はぜひぼくの無料メルマガを購読してみてください。「文章力が上がる」をコンセプトに配信しています。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、Google広告のアカウントを持っていれば無料で利用できる、キーワードリサーチツールです。
キーワードの検索ボリューム、競合性、関連キーワードなどの情報を提供してくれます。広告出稿を前提としたツールですが、SEO対策にも活用できます。
ただし、広告を出稿していない場合は、検索ボリュームが正確な数値ではなく、大まかなに表示される点に注意が必要です。
Googleトレンド
Googleトレンドは、特定のキーワードやトピックの検索ボリュームの推移を確認できる無料ツールです。
過去のデータや地域別の検索傾向、関連するトピックなどを視覚的に表示してくれます。
トレンドの把握や季節性のあるキーワードの選定に役立ちます。また、複数のキーワードを比較することも可能です。
Ahrefs
Ahrefs(エイチレフス)は、SEO対策における競合分析や被リンク調査に特化した有料ツールです。
自社サイトや競合サイトの被リンク状況、オーガニックキーワード、トラフィックデータなどを詳細に分析できます。
また、キーワードエクスプローラー機能を使えば、キーワードの検索ボリュームや難易度、関連キーワードなどの情報を取得できます。
高機能な分、初心者にはややハードルが高いですが、SEOを本格的に行う場合には非常に有用なツールです。
Webライターが執筆に使うツール3選
Webライターに欠かせない執筆用ツールは以下の通り。
- Googleドキュメント
- Word
- Scrivener

Googleドキュメント
1つ目のツールは「Googleドキュメント」です。
GoogleドキュメントはURLを共有するだけでクライアントに原稿を送れるのが便利なポイント。
また、アプリをダウンロードすればスマホでも使えるので、スキマ時間の執筆や編集にもおすすめです。

Word
2つ目のツールは「Word」です。クライアントが企業の場合、記事の提出にWordを使うこともあります。
Wordを執筆に使うメリットは「校閲機能」の精度が高いこと。
Googleドキュメントにも誤字の指摘機能がありますが、Wordは「ら」抜き言葉や二重否定など、より細かい間違いも見つけられます。

Scrivener
Scrivener(スクリブナー)は、長文執筆に特化した有料のエディタソフトです。
章ごとの管理やリサーチ資料の保存、目標文字数の設定など、執筆に必要な機能が豊富に揃っています。
特に小説や論文、長編記事の執筆に適しており、構成の整理やアイデアの管理がしやすいのが特徴です。また、書き出し形式も豊富で、さまざまなフォーマットに対応しています。
Webライターが文章の校正に使うツール4選
記事の執筆後の文章校正に使うおすすめのツールは以下の4つです。
- 文賢
- Enno
- CopyContentDetector
- Microsoft Editor
それぞれのツールを詳しく見ていきましょう。
文賢
1つ目のツールは「文賢」です。
より読みやすく分かりやすい文章を書くための校正ツールで、以下のような内容を指摘してくれます
- 冗長表現
- 不快に思われやすい言葉
- 日本語の誤用
- 改行や句読点などのバランス
中でも文賢の便利なポイントは、クライアントごとに辞書登録できること。
クライアントごとにレギュレーションは変わるので、NG表記を登録しておくとミスを減らせます!

Enno
2つ目のツールは「Enno」です。使い方はチェックしたい文章をフォームに貼り付けるだけ。
Ennoは以下のような誤字脱字・変換ミスなどを指摘してくれます。
- 誤字脱字
- 文末の3連続
- 半角スペース
- タイピングミス
ほぼ一瞬で表示してくれるので、Ennoを使えば誤字脱字の確認時間を短縮できるはずです◎

CopyContentDetector
3つ目のツールは「CopyContentDetector」です。SEOライティングには欠かせないコピペチェックのツールです。
Webライターの仕事では多くの場合、「コピペ率何%以下」などの指定があります。
コピーコンテンツはサイトのイメージや大きな損失につながるため、ツールを使った確認が大切。
CopyContentDetectorは、フォームに文章を貼り付けると数分でコピペ率のチェックができます。
他サイトと類似してしまった部分はマーカーが引かれるので、その部分を中心に修正していきましょう。
無料プランは1度に4,000字、有料プランは8,000字までチェックが可能です。
より高品質な記事を納品したいとお考えの方は、ぼくがリリースしたWebライター向け無料教材 WritingBegin もチェックしてみてください!
SEOや文章力の基本など、Webライターが知っておくべきすべてを詰め込みました!
Microsoft Editor
Microsoft Editor(マイクロソフトエディター)は、Microsoftが提供する文章校正ツールで、WordやOutlookなどと連携して使用できます。
文法やスペルチェック、スタイルの提案などを行ってくれます。また、ブラウザ拡張機能としても利用でき、Web上のテキスト入力時に校正をすることも可能です。
Webライターがタスク管理に使うツール3選
Webライターの仕事をするうえで、タスク管理は避けて通れません。おすすめのツールは以下の3つです。
- Notion
- Googleカレンダー
- Trello
Notion
Notion(ノーション)は、メモ・データベース・カレンダー・タスク管理などが一体化されたオールインワンツールです。
ライターの仕事では、案件ごとの進捗や納期、構成案の保存、記事のステータス管理などを一括で管理できます。
テンプレート機能を使った表示も可能で、視覚的に進捗を把握したい人にも最適です。スマホアプリもあるため、出先での確認・編集もスムーズです。
Googleカレンダー
Googleカレンダーは、Googleアカウントを持っていれば無料で使えるスケジュール管理ツールです。
納期や取材日程、記事の公開予定日などをカレンダーに記入することで、タスクの全体像を把握できます。
通知機能やリマインダーも設定できるため、納期忘れの防止にも役立ちます。
また、クライアントとの共有カレンダーを作ることもでき、チームでのスケジュール調整も簡単です。
Trello
Trello(トレロ)は、タスクをカード形式で管理できる無料のプロジェクト管理ツールです。
作業ごとに「未着手」「作業中」「完了」などのステータスを視覚的に把握できます。
また、記事単位でタスクを分け、進捗状況をドラッグ&ドロップで更新できるため、作業の抜け漏れを防ぎやすくなります。
チームでの共有にも適しており、コメントや添付ファイルのやりとりも可能です。
Webライターがコミュニケーションに使うツール4選
続いて、Webライターがコミュニケーションでよく使うツールを4つ紹介します。
- Zoom
- Google Meet
- Chatwork
- Slack
Zoom
Zoom(ズーム)は、オンラインミーティングや取材、インタビューなどで広く使われているビデオ会議ツールです。
Webライターがクライアントと打ち合わせをしたり、取材相手と面談する際に非常に便利です。
画面共有や録画機能もあるため、内容を保存して後から見返すことも可能です。
無料プランの場合は40分までとなっていますが、有料プランに切り替えれば時間制限はなくなります。
Google Meet
Google Meetは、Googleアカウントがあればすぐに利用できるビデオ通話ツールです。
Googleカレンダーと連携してスケジュールから直接会議を作成できる点が便利で、Webライターのオンライン打ち合わせにもよく使われます。
Zoomよりもシンプルな操作感で、Googleユーザーにとっては導入のハードルが低いのも特徴です。
Chatwork
Chatworkは、日本企業を中心に多く導入されているビジネスチャットツールです。
フリーランスと企業の連絡ツールとしてよく使われており、クライアントとのやり取りや案件の進行報告に活用されています。
タスク管理機能やファイル共有も備わっており、案件ごとにスレッドを分けることで情報が整理しやすくなります。
Slack
Slackは、グローバルで広く使われているビジネスチャットツールで、IT系企業を中心に普及しています。
チャンネルごとに話題を整理できるため、複数案件を抱えるライターにも向いています。
Bot連携やGoogleドライブとの連携も可能で、効率的な情報共有が実現できます。
Webライターが記事作成に使うAIツール3選
ChatGPT
ChatGPT(チャットジーピーティー)は、OpenAIが開発したAIチャットツールで、文章生成・要約・言い換え・見出し案の提案など、ライティングのさまざまな場面で活用されています。
自然な日本語の出力が可能で、記事の構成案づくりや文章のブラッシュアップにも対応。
無料でも使えますが、有料版ではより高精度の応答や拡張機能が利用可能になります。
Gemini(旧:Bard)
Gemini(ジェミニ)は、Googleが提供するAIアシスタントで、検索や文章生成、要約などに活用できます。
Googleの検索エンジンと連携しており、最新の情報を反映した回答が可能なのが特徴です。
使い方はChatGPTに似ていて、執筆時の下調べや文案の草案作成に役立ちます。Googleアカウントがあれば無料で利用可能です。
Perplexity
Perplexity(パープレキシティ)は、AIを活用した検索・回答ツールで、出典付きの情報提供が特徴です。
従来の検索エンジンと異なり、質問に対する回答をまとめて表示し、引用元も明記されるため信頼性が高いです。
記事のリサーチや裏取り作業を効率化したいときにおすすめです。日本語にも対応しており、ブラウザベースで気軽に使えます。
Webライターの作業を効率化する便利アイテム3選

Webライターはツール以外にも、作業環境を整えることで仕事を効率化できます。
おすすめのアイテムは以下の通り。
- モニター
- 外付けキーボード
- PCスタンド

モニター
1つ目のアイテムは「モニター」です。WebライターはWebでいくつもの資料を見ながら、ドキュメントで執筆します。
中には「タブの切り替えが面倒」と感じる方もいるでしょう。
そこで、モニターを増やすのがおすすめです。別でモニターがあれば執筆と資料の画面を分けて、資料を見ながら執筆ができます。
1~2万円の安いモニターで十分なので、購入してみてください!

外付けキーボード
2つ目のアイテムは「外付けキーボード」です。
おすすめの理由は以下の通りです。
- ノートパソコンよりキーボードが大きくて打ちやすい
- 静音タイプならインタビュー時にタイピング音が気にならない
キーボードが大きくなると打ちやすく、タイプミスも起きづらくなります。
また、オンラインでインタビューする際にも「カタカタ……」というタイプ音が気になりづらくなります。
Webライターは1ヶ月に数万字もタイピングをするので、投資して損はないアイテムです。

PCスタンド
3つ目のアイテムは「PCスタンド」です。ノートパソコンを使っていると、画面と目線の高さが合わず、肩が凝ってしまうことがあります。
PCスタンドで画面をあげれば視線も上がり、肩こり防止になるのでおすすめです。
「長時間の作業で肩こりがつらい……」などお悩みの方はぜひ試してみてください。
まとめ:ツールを活用して効率的に執筆しよう
Webライターとして稼ぐには、効率よく品質の高い記事を納品することが大切です。
本記事でご紹介したツールやアイテムを使えば、いままでよりも短時間で高品質の記事を納品できるでしょう。
無料のツールも多いので、気になったツールはぜひ試してみてください!
稼ぎ続けるライターを目指している方には、ぼくの無料メルマガもおすすめです。
「文章力アップ」をコンセプトに、Webライターに役立つ情報を配信しています。ぜひ登録してみてくださいね!
筆者:ななみ(@nanami_writing)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)