結論から言うと、ライターステーションは直接取引ができるライター専用の求人サイトです。
メリットと注意点は以下の通り。
【ライターステーションのメリット】
- クライアントと直接やり取りする必要がない
- 手数料が取られない
- 編集者からオファーが来る
【ライターステーションの注意点】
- 課題の合否によっては利用できない
- ライターステーション一本に絞るのは危険
本記事を読めば、ライターステーションに登録するか判断する際に役立つと思います◎
ブログ運営者のプロフィール
【経歴】
時給300円ライターで疲弊してましたが、今は月商150万円~200万円のライターになり法人化もしました!
取材や書籍編集、SEOライティング、セールスライティング、サロン運営と幅広く活動中。
【実績】
■プレジデントオンラインさま
・キックボクシング業界の記事
■マンションプラス(長谷工)さま
・枡田絵理奈さまの取材記事
・佐久間宣行さまの取材記事
・さらば青春の光 森田さまの取材記事
■ダイヤモンドチェーンストアさま
・ユニクロさまの取材記事
・ワールドさまの取材記事
・Sカレさまの取材記事
など、他多数
ライターステーションとは
ライターステーションとは、全研本社株式会社が運営するライター専門の求人サイトです。
他のクラウドソーシングのように「案件を依頼したいクライアントとライターをつなぐ」といった形態ではなく、ライターステーションの編集部から直接依頼が来ます。
ただし、ライターの募集は不定期に行われるので、タイミングがあわない場合は数ヶ月待つことも。
また、応募時には課題文(テストライティング)の提出が必須であり、合格しなければ所属できません。
参考:ライターステーション
ライターステーションのメリット
ライターステーションのメリットは以下の通りです。
- クライアントと直接やり取りする必要がない
- 手数料が取られない
- 編集者からオファーが来る
クライアントと直接やり取りする必要がない
1つ目は、クライアントと直接やり取りする必要がない点です。
ライターステーションでは、編集者が間に入ってくれるため、仕事に慣れていない初心者の方でも安心して進められます。
仕事を進める際にわからないことがあっても、編集者に相談できるのは心強いポイントです。
クライアントとのコミュニケーションに苦手意識を持っている方は、利用を検討してみるといいかもしれません。
手数料が取られない
2つ目は手数料が取られない点。
代表的なクラウドソーシングである「ランサーズ」や「クラウドワークス」では、一般的に報酬の15~20%前後が手数料として引かれます。
たとえば、記事単価10,000円の案件を受注したとしても、実際にもらえるのは8,000~8,500円になってしまうのです。
一方、ライターステーションは手数料が取られないため、報酬はすべて手元に入ります。
「もっとライターとして成果を上げたい!」と思っている方は、ぼくが配信している無料メルマガを読んでみてください!
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編集者からオファーが来る
3つ目は、編集者からオファーが来る点です。
ライターステーション内の案件に応募して高い評価をもらえると、編集部から直接オファーが来るようになります。
定期的にオファーが来れば、みずから仕事を探したり案件に応募したりする手間が軽減できるでしょう。
ライターステーションの注意点
ライターステーションを利用する際の注意点は以下の2点です。
- 課題の合否によっては利用できない
- ライターステーション一本に絞るのは危険
ひとつずつ詳しく解説します!
課題の合否によっては利用できない
1つ目は、課題の合否によっては利用できない点です。
ライターステーションを利用するには、課題文を提出して合格する必要があります。
そのため、応募すれば誰でも利用できるというわけではありません。
ライターステーションによると課題合格率は3~4割ほど。ただ、何度でも応募できるので、不合格の場合は再チャレンジも検討しましょう。
課題文合格のためのポイントは公式サイトに記載されています。
要約すると以下の通り。
- 課題のテーマからメインキーワードを考える
- 関連キーワードからユーザーが知りたい内容を考察する
- 読者像を明確にする
- 読み飛ばしてもわかりやすい構成を作る
- 句読点や語尾、改行の使い方を意識する
- 見出しや箇条書きを使って読みやすくする
合格率を高めるためには、ぼくが作成したWebライター向けの無料教材「WritingBegin」もおすすめです!
ライティングの基礎を網羅しているので、ぜひチェックしてみてください。
ライターステーション一本に絞るのは危険
2つ目は、ライターステーション一本に絞るのは危険ということ。
ライターステーションに限らずですが、仕事の受注先は1つに絞らないほうがいいでしょう。
そのクライアントとの取引が終了すると仕事が一気になくなり、収入がゼロになるリスクがあるからです。
なお、ライターステーション編集部の調査によると、利用者の平均月収は72,703円とのこと。
扶養内で働きたい方や副業ライターの方にとって、月7万円は十分な額かもしれません。しかし、ライターの仕事で生計を立てたい場合には物足りない収入のはず。
ライターステーションの評判
ここからは、ぼくが運営しているオンラインサロン「Webライターラボ」で募集したライターステーションの評判について紹介します!
リアルな意見を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
依頼がくる頻度は?
案件の募集は毎日数件更新されることもあれば、1週間ほど更新されないこともあるようです。
編集者からのオファーは、数ヶ月に1回のときもあれば、月に2~3回依頼がくることも。
ちなみに最初からオファーをもらえるのではなく、数をこなして仕事ぶりを評価されると依頼がくるようになります。
文字単価の相場は?
ライターステーションの案件の文字単価の幅は1~2.5円ほどですが、平均すると1円程度が多いようです。
ページごとの依頼が多く「1ページ(1,000文字程度)で1,000円」のように提示されます。
作業範囲は案件によって異なり、執筆だけを任されるケースや、記事の納品から入稿まで依頼されるケースもあります。
使いやすかった点
ライターステーションの使いやすかった点についても聞いてみました!
- 手数料が取られない
- ライター未経験でも案件に応募できる
- 構成と参考資料があるので執筆しやすい
- 不明点を質問するとていねいに答えてもらえる
- グループチャットに質問するとすぐに回答をもらえる
使いにくかった点
ライターステーションの使いにくかった点にも答えていただきました!
- 担当者にもよるがフィードバックをもらえないこともある
- 作業内容と単価が見合わない案件もある
- 支払い完了までに時間がかかる
ライターステーション以外にも言えることですが、すべての仕事が好条件なわけではありません。
またすぐ報酬をもらえるわけではないので、支払いの完了まで時間がかかる点にも気を付けてくださいね。
ライターステーション以外にも利用したいプラットフォーム
手数料がかからない、おすすめのプラットフォームは以下の通り。
- Wantedly
- ママワークス
- Indeed
- サクラサクワークス
ちなみに手数料はかかりますが、初心者の方はクラウドワークスやランサーズもおすすめです。
利用時のコツや注意点は、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください!
Wantedly
Wantedly(ウォンテッドリー)は求職者と企業をつなぐビジネスSNSであり、業務委託のライティング案件を探す際にも役立ちます。
案件への応募は「話を聞きに行きたい」ボタンをクリックするだけ。
企業の返信が来てから次のステップに進めるため、受注率を上げるにはプロフィール情報を整えておくことが大切です。
なお、Wantedlyでは企業側が募集要項に報酬を掲載できないようになっているため、メッセージや面談を通してこちらから聞く必要があります。
ママワークス
ママワークスは、主に在宅で働きたい主婦の方に特化した求人サイトです。
クライアントからの返信率が比較的高いため、選考がスムーズに進むメリットがあります。
なお、Webライティング案件は文字単価1~2円が多い印象。
ママワークスという名前ですが、男性でも問題なく利用できます。
企業からスカウトが来ることもあるので、プロフィールをしっかり作りこんでおきましょう。
Indeed
Indeed(インディード)は、求人情報に特化した検索エンジンです。
ライティング案件も多く掲載されており、企業から業務委託される形が一般的。Indeedならではの魅力は、案件の多さと検索のしやすさです。
さまざまな求人サイトに掲載されている情報を集めて表示してくれるので、一度にたくさんの案件をチェックできます。
また、キーワードに「ライター 金融」と入力して検索すればジャンルも絞れるので、興味のある案件を効率的に見つけられます。
サクラサクワークス
2022年11月にCACASEL Editor(カカセルエディター)からリニューアルした「サクラサクワークス」。
比較的高単価な案件を多く掲載していて、ライティング案件の約77%が文字単価2円以上です。
ただし、テストライティング次第で案件の受注率が変わるため、ある程度スキルが身に付いたタイミングで登録するのがおすすめ。
また案件ごとにディレクターが間に入るので、クライアントと直接やり取りせずに進められる点も魅力のひとつです。
まとめ:収入アップを目指すなら色々なプラットフォームを使ってみよう!
ライターステーションには「手数料が取られない」「編集部から直接オファーが来ることがある」といったメリットがあります。
ただし、収入アップを目指すためには、ライターステーションの他にも色々なプラットフォームを使って、受注先をひとつに絞らないことを意識しましょう。
ぼくが配信している無料メルマガでは、文章力を上げる方法について解説しています。
「文章力をアップさせて仕事の受注率を上げたい!」という方は、ぜひ購読してみてくださいね。
筆者:えな(@hanaena_0116)
編集:ゆらり(@yurarigurashi)
監修者:中村昌弘(@freelance_naka)